生活できるの?正職員とは違う「派遣」看護師のメリットとデメリットを解説【体験談】
派遣で働くことに興味を持ったことはありますか?
職場にいる「派遣」で働く看護師は、私生活が充実してそうに見えたり、ストレスが少なそうに見えたり……。つい羨ましく感じて「私も派遣で働いてみようかな」と思ったことが一度はあるのでは。
けれど、正職員/正社員の看護師にとって、気がかりなのは「収入、安定、キャリアはどうなる!?」という不安ですよね。
派遣で働く看護師にはメリットもたくさんあるけれど、やはりデメリットがあります。
今回は、看護師が「派遣」で働く際に切っては切れない3大デメリットを紹介します。また、派遣をすることで得られる6つのメリットも解説します。派遣看護師をはじめる前に知っておきたいことばかり。ぜひ目を通しておきましょう!
◆デメリット1◆給与編「ボーナス、昇給がない!」
派遣看護師になろうと思って、まず一番心配なのは給与面ですよね。
給料明細を見て「こんなはずじゃなかった……」と青ざめる前に、正職員/正社員と派遣では何が違うのかチェックしましょう!
賞与がもらえない
正職員(常勤)で勤務する場合、楽しみなのが年に2回のボーナス。けれど、派遣看護師には賞与・ボーナスの支給はありません。
もしあったとしても数千円から5万円未満の寸志程度で、職場によって異なりますが、基本的にはもらえないと思っていたほうがいいでしょう。
これまでは正職員でボーナスを楽しみにしていた派遣の看護師は、ボーナスの時期は物足りなさを感じるかも。また、友人との会話やSNSで他人のボーナス額を見聞きしたときにガッカリしてしまうかもしれません。
★派遣の時給は高め設定
けれど、視点を変えると、派遣の場合はボーナスがない分、時給が高めに設定されているという側面があります。
月々の給料は正職員/正社員の看護師さんと同じもしくはそれ以上になるケースも少なくありません。ボーナスがなかったとしても、年収で換算すれば変わらない給与水準になることも。
なので、派遣で働く場合はあらかじめボーナスには期待せず、割り切っておくと良さそうです。
昇給は基本的にない
ほとんどの勤務先では年に1から2回、勤務評価にともなう昇給のチャンスがあります。けれど、派遣看護師の場合は基本的には最初に契約した時給のまま。
周りが昇格・昇給する時期も、派遣看護師には関係ありません。上昇志向が高かったり、普段から精魂つくして働いていたりしたら、昇給時期に周りの人たちが評価され昇給する中、自分は変わらないと感じて意気消沈してしまうかもしれません。
★ストレスから離れられる
これは、金額やモチベーションの面では残念に感じますが、見方や考え方によっては良い面も。
周りにいる正職員/正社員の看護師が、日頃からシビアに成果や能力をチェックされたり、先輩から怒られたり、同期との能力差に落ち込んだり、ライバルと争ったりしていてストレスがあったとしても、派遣の場合はそのストレスが少ないと言えます。
★時給が上がるケースも
また、頑張りや自身が高めていったスキルは無駄にならず、職場での評価や派遣会社の交渉によって時給が上がることもあります。
時給交渉は、派遣看護師が所属する派遣会社の専任コンサルタントが行います。なので、派遣会社選びは重要なポイントです。
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これまで多数の看護師さんと取引先とのマッチングの実績があり、看護師に特化している会社だからこそのマッチング率、リピート率の高さ、全国展開、案件数といった様々な強みがあります。派遣としての働き方に関心を持っている方は、一度スーパーナースに登録してみては。
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有給はどうなるの?
ちなみに、派遣で働く場合は有給もないと思われがちですが、派遣看護師でもある一定の条件を満たせば、有給休暇が発生します。
年次有給休暇、いわゆる「有給」は休みをとってもその日の給与がもらえるという嬉しい制度。利用しない手はありません。
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派遣看護師も年次有給休暇がもらえます
有給は、派遣先の職場ではなく、派遣看護師が登録している雇用主である派遣会社の福利厚生によるもので、有給休暇の付与や、付与日数についても法律で定められています。
有給発生の条件は、雇い入れの日から起算して6ヶ月以上の継続的な勤務があり、かつ所定労働日の8割以上出勤していること。
派遣看護師の場合、気になるのは「6ヶ月以上の勤務」の部分になるのでは?
もし3ヶ月、1ヶ月などで職場が変わった場合はどうなるのかというと、おなじ派遣会社からの派遣先なのであれば、複数の派遣先をまたいでも6ヶ月の継続勤務となると有給は付与されます(ただし、ひと月以上間を空けないこと)。
そのほか、条件や不明点については、事前に登録する派遣会社に確認しておくと良いでしょう。
デメリット2◆雇用期限編「ずっとここで働けるという安定感がない!」
次に大きなデメリットとなるのは、「雇用に期限がある」こと。愛着の沸いた職場でも基本的には契約期限があり、離れないといけない時期がやってきます。
この期限があることが、正職員/正社員と比べて派遣が不安定であると言われる所以なのです。
契約期限があり、契約更新できない可能性がある
派遣で働く場合、契約期間という定めがあります。
契約期間は一般的には3ヶ月または 6ヶ月。この雇用期間で雇用契約を結び、3ヶ月や6ヶ月など、あらかじめ決めている雇用期間の終わりに近づくと、次の契約について確認が行われ、継続して働く場合は「契約更新」をして働き続けることになります。
★双方の契約更新確認が必要
正社員ならよほどのことがない限り解雇されることはありませんが、派遣は契約期間でお仕事が終了になる可能性があり、契約期間の終わりが近づくたびに、次の契約について確認が必要。
契約更新は、派遣看護師と、勤務先の病院や医療施設側、双方の合意がある場合にされるので、派遣看護師が「この職場で働き続けたい」と希望をしても、勤務先の事情によっては契約終了となります。
★長く働きたいときは事前に要確認
派遣の場合、本人にスキルがある程度あり健康であれば、「派遣」として長く働き続けることは難しくないでしょう。
けれど、「同じ職場」で腰を据えて長く勤めたかったり、その職場でキャリアを積んだり、安定することが希望なら、派遣看護師として働くと不安定さがデメリットになります。
たとえば「定年までずっと働きたい」ほどの思いはないとしても、「頻繁に職場を変えたくない」「気に入った職場ならしばらくの間は続けたい」という場合は、長く働ける職場なのか、契約の更新が可能かを働きはじめる前に確認しておくと安心です。
契約更新されても最大3年
もし、職場との相性が良く、契約更新もされて今後も長く働き続けたいとなった場合でも、派遣期間には限度があります。
派遣先の事業所における同一の組織単位で働くことができる上限は3年間。それ以上は契約更新することができません。
3年も働いていた職場となると、職場での人間関係もできていたり、仕事上でも信頼されていたり、患者さんとも顔見知りになっていたり、職場に愛着が沸いていることも少なくないでしょう。
「ここまでやりきったから新天地へ!」「次の経験を積もう!」と前向きな気持ちで切り替えられるなら問題ありませんが、今後も同じ職場で同じ仕事を続けたいと願う場合、この派遣期間の上限がネックに。
それでも続けたいと希望する場合、派遣としてイレギュラーなケースですが、勤め続ける方法もあります。
Case1
上限3年間というのは「同一の組織単位」の場合なので、もし3年を超えても、例えば同じ派遣勤務先である病院の別病棟に移れば、派遣看護師として働き続けることが可能。
Case2
派遣としては3年が上限ですが、実際に職場からの評価も良く、勤務先の病院や施設から直接雇用(正社員登用)となったケースもあります。
Case3
最後に、あらかじめ同じ職場で長く働きたい思いがある場合は、「紹介予定派遣」で働く方法もあります。
紹介予定派遣は、一定期間の派遣契約の後、派遣先企業と派遣看護師の双方合意の上で派遣先企業に直接雇用されることが前提の求人。
そもそも長く働ける看護師が求められていて、派遣の一定期間があることで、業務を通して職場の雰囲気や求められるスキル等を確認した上で正職員になるため、双方のミスマッチを防げるという利点があります。求人数も多いので、チェックしてみては。
★契約終了になったら?
ここまで読んでいると、派遣で働くのは大変だなと思うかもしれません。
けれど、派遣契約終了となる場合、派遣会社が次の職場を探してくれるので、自分自身でゼロから転職活動をする必要はありません。
契約期間終了前に更新の有無がわかるので、事前に次の職場を見つけておき、契約終了日の翌日から間髪入れずに次の職場で働きはじめることも可能。
面倒なしがらみなく、自身の都合に合わせてさまざまな職場でいろいろな経験が積めると、派遣のお仕事を気に入っている看護師は少なくありませんよ。
デメリット3◆職場での区別編「疎外感や孤独感を感じることも」
派遣の看護師は「派遣」という立場から、職場によっては正職員/正社員の看護師と区別されることも。そのことから起きるデメリットを紹介します。
人間関係に入っていけない疎外感
就業先によっては、正社員である看護師と外部スタッフである派遣の看護師を区別するところがあります。そのことから、ときにはこんなことも。
- 研修や会議などに参加する機会を設けられない
- 責任ある業務を任される機会があまりない
- 社員だけの食事会が開催され、誘われない
派遣看護師はあくまで期間を定めて働くスタッフであるためやむを得ない部分ではありますが、この区別によって疎外感を覚えがち。
周りと話す機会がなかったり、盛り上がっている話題に入れなかったり、コミュニケーション上で区別されていると感じることもあるでしょう。
正規雇用の長く務める人たちの「もともと構築されていた人間関係に入れない」というさみしさも感じるかもしれません。
★割り切って仕事を頑張ろう
孤独に感じることもあるかもしれませんが、一方で、このデメリットは職場の人間関係のストレスから一歩離れた立ち位置にいれるというメリットでもあります。
周りが共通の話題で盛り上がるなかその話題に入れなかったとしても、仕事は遊びの場ではないので、ある程度の割り切りが必要です。
さみしさを感じたとしても、これは立ち位置による区別が原因で悪意があるものではないので、笑顔で挨拶を交わし、気にしすぎずにやるべきお仕事を頑張るのが最善です。
正社員との立場の違いで、業務の幅が限定
勤務先によっては業務範囲が限定される場合があります。責任ある仕事や、ステップアップしていく仕事はどうしても正職員にまわり、派遣看護師はその補佐的な立ち位置になることも少なくありません。
特に経験豊富な看護師や十分なキャリアを積んだ看護師にとっては、物足りないと感じることも。
自分より経験の浅い、あるいはスキルや判断力が足りない正職員の看護師に上から指示されると、それをストレスに感じてしまうかもしれません。
★業務の幅や責任の重さは、背負わせられない理由がある
けれど、職場としては派遣看護師は、この先数ヶ月後には本人の希望で「契約更新はせず、辞めます」と、その職場からいなくなる可能性があるスタッフ。
たとえスキルや実績がある看護師だったとしても、派遣の看護師に責任のある仕事は任せにくい側面があるのです。
逆に、派遣看護師としても期限を決めて働くつもりでいたのに長期的に責任を負う重い業務を担わされたら困ってしまいます。なので、業務の幅や責任の重さについてはある意味致し方のないことなのです。
★事前に仕事内容や求められることを確認
自分のスキルを活かしてバリバリ働きたい、ステップアップしたいという看護師や、正社員のフォローばかりではモチベーションが下がってしまうという看護師は、あらかじめ紹介された派遣の仕事はどういう立場で何を求められるのか、事前によく確認しておくと安心。
なるべく希望にそった職場や、正職員/正社員として雇用される前提の紹介予定派遣を選ぶと良いでしょう。
また、もともとはサポートに徹する立ち位置として区別されていたけれど、スキルや経験が認められて、意見を求められたり、中心的存在感を発揮していったりと、本人の資質により立ち位置が変わってくることもありますよ。
職場での人事異動や昇進は期待できない
正社員と違い、外部のスタッフとして働く派遣看護師には定期的な昇進は基本的にありません。
★キャリアアップは望めない
派遣の看護師は期間限定なので、責任ある立場や仕事を任されるケースもあまりなく、そのため職場でキャリアアップということも基本的にはないのです。
人事と無関係な立場なので、組織変更に翻弄されるようなことがなく、ライバルや同僚の昇進にヤキモキするようなストレスはないので、その点はメリットと言えます。
もし高めてきたスキルを活かしてキャリアアップしたかったり、プライベートが落ち着いてきたので腰をすえて働きキャリアアップしたいなど事情が変わったときは、次の派遣先でよりキャリアを積める職場を選んだり、正職員の看護師になるように転職活動するのもあり。
スーパーナースでは、派遣看護師として登録して働いていた方が、次のキャリアとして転職の相談をするケースも少なくありません。スーパーナースでは転職もサポートしています。
職場の福利厚生は使えるの?
福利厚生は、企業が従業員に提供する、給料や賞与以外のサービスや報酬などのこと。派遣看護師でも使えます。
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そもそも、福利厚生とは?
- まずは法律で定められている「法定福利厚生」。これは、社会保険や健康診断、有給休暇といったもの。
- 2つめは、職場先である企業が独自で定める「法定外福利厚生」。これは、従業員が満足して働けるようにその企業が用意した、院内保育や託児所、家賃の負担を軽減する借り上げ寮、また、住宅補助手当やキルアップを後押しする資格取得支援制度などのこと。
福利厚生にも2種類あります。
派遣社員は派遣元と雇用契約を結ぶため、社会保険や健康診断、有給休暇といった「法定福利厚生」は雇用主である派遣元企業のものが適用されます。
企業が定める「法定外福利厚生」は、これまでは派遣看護師が受けられないケースもあったものの、2020年4月1日からはパートタイム・有期雇用労働法が施行され(中小企業は2021年4月1日から)、同じ職場で同じ仕事内容に従事している従業員には、雇用形態に関係なく、同一の賃金を支払うという「同一労働同一賃金」という考え方が導入されたことで変わりました。
現在は、派遣先企業独自で設けている法定外福利厚生は、正社員の看護師と同等に派遣看護師も利用できるようになっています。
「派遣看護師だから使えないのでは?」と心配したり疎外感を覚える必要は以前のようにはないと思っていいでしょう。
また、派遣看護師として働く際に、借り上げ寮を借りられたり、引っ越し費用の負担をしてくれるなどの条件の職場もあるので、自身に必要なものがあれば、その条件のある職場を探すことができますよ。
コチラの記事も参考に!
メリット1✨プライベートと仕事の両立が可能!
派遣で働くメリットといえば、まずは、なんといってもプライベートと仕事との両立がしやすいこと。
時間帯、曜日を選んで働ける
ライフステージの変化やプライベートの事情によって、仕事とのバランスに苦戦したことがある人もいるのでは。派遣という働き方は、あらかじめ契約で働く時間帯、曜日を定めることができます。
なので、こんな働き方が実現可能。
- 「結婚したばかりなので、家族のために土日は休む」
- 「子育て中なので、時短勤務。16時までしか働かない」
- 「親の介護があるので、夜勤はしない」
- 「決まった曜日に趣味のスクール通いをしたいので、固定でこの曜日はお休みにする」
このように、様々な状況や自分の生活スタイルに合わせて時間帯や曜日を決めた働き方ができるのが、「派遣」の一番の魅力です。
正職員/正社員の看護師の場合、土日祝は休みたい、自分だけ夜勤はしたくないといった働き方は基本的にできません。
やむを得ない事情があった場合も、まわりの看護師に負担や迷惑を掛けた心苦しさで肩身が狭くなるということも……。そんなストレスから解放されるのはうれしいですよね。
希望の条件でスタート
正職員/正社員の看護師と違い、派遣の場合は業務内容、勤務時間、日数、時給等の条件をあらかじめ取り決めます。
たとえば、週4日だけ、夕方までの勤務希望、土日はNGといった、正社員ではよほどの理由がない限り出せないような条件で働きはじめることが可能。
職場も自身も双方納得の上でお仕事がスタートするので、ストレスがありません。
無理のないシフト
派遣の場合、もともと条件を決めてから働き始めています。
そのため、シフトの申請をするときに周りとバランスを取らなくてはと気遣う必要がありません。
また、入れなかった時間にお願いされて急遽ベビーシッターを探し回ることような事も基本的にありません。
無理のないシフトで、きっちりと仕事とプライベートの折り合いをつけて働くことができるのです。
休みが取りやすい
また、派遣看護師は、あらかじめ担当業務と時間が明確になっているので、正職員/正社員の看護師に対して、比較的休みが取りやすい傾向にあります。
忙しい職場では、周りのスタッフに気兼ねして休暇を取りづらいというケースは決して珍しくないもの。
正職員/正社員のとき、大切な記念日や休みたいときに要望を通すことができず諦めてきた……という人も少なくないのでは。その点、派遣になったら休みが取りやすく、そのメリットから派遣がやめられないという看護師もいるほどです。
- Sさん 30代前半 婦人科クリニック勤務
- 病棟勤務・クリニック勤務時代は、先輩に休みが重ならないかどうか確認して許可をとってからしか休み希望を出せない暗黙のルールがありました。新人や後輩がうっかり先輩の休みと重なるところに希望を出すと「空気を読まない」と言われることもあり冷や汗ものでした。クリスマスや年末年始、運動会があるシーズンなどは特に独身者は希望した日に休みをとることができないことが多かったです。派遣という働き方になってからは自分の予定を優先して自由に休みが取れるようになったので嬉しいです。
- Hさん 30代前半 コロナ療養ホテル勤務
- 常勤時代は、結婚していなかったり子供がいなかったりすると年末年始やGWや土日はシフトに入れられがち。まわりに気を遣って休みたいと言えなかった。けれど、派遣の今は煩わしい人間関係が少ないから、自分の予定を優先して休み希望を出してシフトを組むことができるようになりました。
自分の時間を有意義に使える
派遣看護師のお仕事は曜日や時間を選んで働くことができるので、副業としても取り入れることができます。もう少しお金を稼ぎたいと思っている看護師にとって、これは高いポイント。
また、派遣期間が決められているので、自分の今後の計画に合わせて派遣のお仕事を入れることもできます。
副業として働ける
メインにしているお仕事とは別に、派遣看護師のお仕事を空いた時間やお休みの日に上手に取り入れる“副業”としての働き方ができるのも、派遣看護師の大きなメリット。
もう一つ派遣という仕事を持っていることで、メインのお仕事が増減する月の収入を派遣のお給料で補填したり、自分の時間を有意義に使って看護師としての経験を積むことができ、生活の基盤を強くすることができます。
- Wさん 50代前半 助産所、コールセンター勤務
- 助産師として助産所でも働いていたのですが、勤務していた助産所が縮小したので働ける日数が限られるようになってしまいました。助産所での勤務を優先したいため、隙間時間でのお仕事は派遣を利用し、自分の都合のいい日に働いています。
- Yさん 30代後半 保育園勤務
- webデザイナーのスクールに通った後、個人事業主のwebデザイナーとしても働いています。webデザインの仕事は月によって依頼にムラがあるためwebデザインの仕事が少ない月は派遣看護師としての仕事を多めにするなど、調整しながら働くことができています。月によって働く日数を変えられるから今のwebデザインの仕事とも両立できるので、派遣のお仕事があることで助かっています。
契約期間の区切りを活かして夢を実現
また、派遣看護師の場合、契約期間という“区切り”があります。
- 留学する計画がある
- 定期的に長期で海外に行きたい
など、夢や目標があったり自由な生き方を希望する看護師に「派遣」という働き方はぴったり。
正職員/正社員の看護師だと、どんなに前から計画していた夢の留学であっても「人が足りないから辞めないで」といった引き止めにあうことがあります。なかなか辞めれなくて時期をずらしたり、心が折れてしまうことも。
けれど、派遣看護師はあらかじめその契約で働いているという前提があるので割り切れます。気兼ねなく自身の描いた計画通りに自身の夢や、やりたいことを実現していくことができるのです。
- Nさん 20代後半 総合病院 混合外科勤務
- バックアップナースとして、病院に寮を用意してもらい半年間ほど働いて海外に行くという生活を3年ほど続けています。勤務先から寮を用意してもらい引越し費用も負担してもらえるので、日本にいる間はさほど生活費がかからずに貯金もできて、海外での長期滞在も叶っています。
メリット2✨高時給、満足のいく収入が得られる!
派遣で働こうと考えたとき、気になるのは収入面。派遣はボーナスがなく、派遣で働く場合の給与は時給制がほとんどです。
なので、どうしても派遣のほうが年収が低くなると思いきや……見方によってはそうでもありません。
時給だからこそ、納得のいく満足な収入
派遣看護師は時給だからちょっと…と、躊躇してしまう人もいるかもしれません。けれど、働いた分はその時間分しっかりもらえたり、ボーナスがない分、時給が高めの設定になっていたり、時給だからこそのメリットがあるのです。
01サービス残業はなし
正職員/正社員の場合はサービス残業などが発生している職場もありますが、派遣契約ではサービス残業はありません。たとえ想定外の残業になっても、働いた時間分のお給料はしっかりもらうことができます。
例えば時給2,400円の場合、単純計算でいくと日勤で月に20日働く場合、2400円×1日8時間×20日=384,000円/月。ここから社会保険など控除されますが、派遣で働いてもこれだけの収入が得られます。
もし残業をした場合、ここにさらに加算される計算になっていきます。
- Sさん 30代前半 健診センター勤務
- 正社員の時はサービス残業が当たり前にありました。病棟勤務の時は総合病院の外科系で忙しかったこともあり、朝の患者さんの情報収集のため30分前から出勤し、手術のお迎えや緊急入院がある時は昼休みも30分ほどしか取れず、業務がやっと終わりカルテに記載を始めるのが既に定時過ぎ。30分から1時間程度はサービス残業するのが当たり前の感覚でした。それと比べると、派遣の場合はサービス残業はありません。派遣のお仕事は残業をした分はしっかり給与に反映されているので、常勤で働いていた時よりも得をしているような感覚になっています。
02ボーナスがない分、時給に反映
派遣で働く場合、賞与がないのはとても痛いポイント。
けれど、じつは派遣の時給はボーナスがないかわりに高く設定されているという側面もあるため、結果、時給で計算するとなかなかの高給与に。
いただいた給与を働いた時間で割ってみると「あれ?以前正職員で働いていた時と変わらない」もしくは、「そのときよりも割りが良い……」という逆転現象を感じることもあるかもしれません。
- Wさん 50代前半 助産所、コールセンター勤務
- 派遣は時給を調べて自分で納得した給与のところで働けますし、条件と違ったという事もこれまでほぼなく、実際に、常勤で勤務していた時と比べて収入面で悪くなったということはありません。ボーナスがないというデメリットを差し引いても、月収で考えると収入は上がったように感じています。
高時給で働ける
派遣の時給は、仕事内容、勤務先、エリアなどによって金額の差があります。
看護師に求めるスキルや経験値が高くなればなるほど時給も高くなる傾向があります。また、看護師の採用・労働力の確保に苦戦している病院・施設なども比較的時給は高め。仕事内容や時間帯によっても時給の差があります。
この高時給の派遣のお仕事を選び、まとまったお金を得るという働き方もできるのです。実際に、上手に高時給の派遣のお仕事を取り入れている看護師もいるんですよ。
また、時給については、長く勤めた実績や実力が評価されたり、状況によって時給が上がるケースもあるので、納得感を持ちながら働くことができます。
- Tさん 40代前半 大学院生
- 現在、大学院在学中。大学院での実習期間などは働けないため、夏休みなどの期間に高時給の派遣で効率よく働いています。以前同じ病院で働いていた医師に声をかけられてスポーツイベントや音楽フェスの救護室でのお仕事をしたりしていますが、スポット的に働けるのと夏休みなどにイベントが集中するので助かっています。また、ここ1年くらいは新型コロナワクチンのお仕事も多かったので、ワクチンのお仕事をすることも多いです。奨学金と貯金で生活のやりくりをしているので、長期休みのときに効率よく稼げる派遣のお仕事に非常に助かっています。
- Mさん 30代後半 特別養護老人ホーム勤務
- 常勤の方が多く入れる時は派遣の看護師のシフトが削られたり、コロナ関連で働いていると感染状況次第で入れる日数が減ることで給与が下がることはある。逆に、常勤さんが足りない時は多く入れたりコロナも感染が拡大したときには時給もアップしたりたくさん働けたりと収入が大幅にアップすることもあった。派遣は良い意味でも悪い意味でも安定はしづらいので、保険をかけるという意味でも派遣先を2つほど掛け持ちしています。
メリット3✨いろんな職場、環境を経験できる!
派遣という働き方は、「いろいろな職場、エリアで働きたい」「経験を積みたい」という看護師にピッタリ。
経験が積め、自分に合う環境を探せる
正職員/正社員の看護師の場合、そもそも「辞める」想定はなく雇用されています。そのため、勤務年数に応じて教育係となったり、職場での業務や責任が増えていったりと、なかなか気軽には転職できない状況に。
もしその職場を辞めたいときは、それなりの理由があって、相談や希望を何度も伝えて話し合ってようやくその職場を辞めることができたというケースがほとんど。気軽に「いろんな職場や環境を経験してみる」というわけにはいきません。
01契約期間ごとにいろんな職場を経験
一方で、正職員/正社員とは違って派遣看護師の場合は契約上期間が定められています。更新はあったとしても、雇用側としては、派遣看護師は今は来てくれているけれど、期限がありいずれいなくなると想定済み。
なので、派遣の看護師の場合は、契約期間ごとに違った職場や環境で経験を積むことができ、自分に合う環境探しができるのです。
02看護師の派遣先は?
看護師を必要としている主な派遣先は、
- 大学病院や個人病院の病棟や外来
- 企業病院
- 介護施設
- 美容クリニック
- 保育園
- 学校の医務室
- コールセンター
などなど。「これまで病院でしか勤務したことがなかったけれど違う環境でも働いてみたい」「自分に合う環境を探したい」「もっと経験を積みたい」という願いがあったとき、正職員では頻繁に転職するわけにはいきませんが、派遣看護師としてなら区切られた期間でさまざまな職場を経験することが可能です。
勤務先のエリアを選べる
派遣で働くとなると、期限を区切っていろいろなエリアで働くことも夢じゃありません。
01地方で働ける
派遣看護師の場合、1ヵ月、3ヵ月、半年などの契約期間があるので、思い切って夏の間は沖縄に行ったり、冬は北海道に行ったりという大胆なエリア選びも可能。
一度京都に住んでみたかったという理由で京都の勤務先を探すのもあり。また、実家の両親が心配なのでしばらく実家の近くにいたいという理由で勤務先を選ぶこともできます。
02引っ越し費用・家賃
引っ越しによる費用や、滞在する期間の家賃が気になりますが、派遣先によっては、寮費・光熱費無料、赴任費支給という好条件の職場も。
スーパーナースは全国に拠点があり、地方での勤務が可能です。
※登録完了後マイページにて非公開求人が見られます。
地方で期間限定で働くといったことができるのは、派遣看護師ならではの大きなメリットです。
ピンポイントで働きたい科目や職場に入れる
経験したい、働きたい科目がある場合、派遣看護師の場合では、「ここに必要」と外来、病棟、科目などピンポイントで募集していることも多く、希望の経験を積みやすいのも派遣看護師のメリットのひとつ。
01中途採用のない職場にも
普段は中途で正職員を採用していない職場や、めったに求人していない職場に、派遣看護師なら募集しているというケースがあります。
中途採用がないからと諦めていた有名病院に、派遣という形で挑戦できることもあるので侮れません。
02働き続けたい職場が見つかったら?
実際に勤務してみることで自信がついたり自分の道がみつかったり、ときにはその職場でもっと働きたいと思うこともあるかもしれません。
派遣先によっては契約を延長して働き続けることが可能な職場もあるので、事前に確認しておくと安心です。
また、スーパーナースでは派遣だけではなく転職相談も行っているので、こういった環境、科目等でこれからも切磋琢磨していきたいと考えたら、その後正職員になることを目指して転職活動するのも良いでしょう。
メリット4✨わずらわしい人間関係から距離を置ける
派遣で働くと得するメリット4つめは人間関係のわずらわしさから距離を置けることです。
仕事をする上でつきものなのが、職場の人間関係の悩み。
転職希望する人の転職理由を深堀りすると、結局のところ、ほとんどの人が最大の原因が「職場の人間関係の悩み」になるのだとか。
看護師の世界でも、日々たくさんの人たちとコミュニケーションをとりながら業務を行うので、馬が合わなかったり、なにかと目を付けられて厳しい思いをしたり、納得できないことがあったりと、人との関わりからくるストレスは切っても切れないもの。
がんばって業務に励んでいても人間関係の悩みで心身ともにまいってしまうことも少なくありません。
人間関係のストレス、悩みが少ない
閉鎖的な環境で働くことが多い看護師は、正職員の場合、苦手な人、どうしても合わない人が職場にいたとしても人間関係のしがらみから逃れることは難しく、仕事をする上で大きなストレスとなってしまいます。
しかし、派遣の看護師として勤務するとその職場の人間関係から少し離れた立ち位置で関わることができるので、正職員よりも悩みやストレスが少なかったり、または、職場の相性によっては人間関係の悩みがストレスがほとんどないということも。
困ったことは専任コンサルタントに相談できる
派遣で就業した先で、もしコミュニケーションを取れず仕事がうまくできない、理解できない考え方でどうしても合わないなどの悩みが出た場合、派遣の看護師は自分だけで抱えて悩まずに「派遣会社の専任コンサルタント」に相談することができます。これは派遣看護師にとってとても心強いこと。
01相談相手は誰にする?
職場の悩みがあるとき、誰かに相談したい気持ちはわかりますが、相談相手は気を付けないといけません。
もし仮に、看護師が人間関係の悩みを同僚に相談したら、思いもよらぬトラブルに発展してしまうこともあるので注意が必要。
また、職場とは関係のない友人に相談したら、気持ちの上ではなぐさめられるかもしれませんが、悩みの種である職場の人間関係や問題が具体的に変わるわけではありません。しかも、社外秘の情報をうっかりと漏らしてしまっては大事なので、社外の人に職場の事情を話すのは避けるほうが賢明。
02派遣看護師は専任のプロに相談できる
派遣看護師には、所属している派遣会社の担当者がいて、スーパーナースでは専任のコンサルタントがつきます。
担当コンサルタントは、派遣した看護師がしっかりと仕事ができ安心して働けるようにしたいと考えていて、また就業先との関係も良好に築いていきたいと考えているので、話を聞くだけではなく、問題点があれば改善させようと働きかけてくれます。
もし相談しても職場では何も変わらなかったり、改善されることが難しそうな職場もあるかもしれません。
そんなときでも、担当コンサルタントから以前に派遣されていた看護師のケースを聞いたりすることで、自分が置かれている事情が分かり不安や孤立感が薄れて安心できることもあります。
合わない人間関係に耐え続けなくていい
職場がピリピリしていて緊張感があり、どうしても人間関係を良好にするゆとりがない職場だった場合や、改善される見込みがなく自分には合わない職場だと感じたら、契約期限のタイミングで別の職場に移るということも、契約期間のある派遣なら可能です。
正職員の場合では、人間関係がツライという理由ではそう簡単に辞めるわけないはいかないので、長年我慢してしまいがち。
合わない人間関係の悩みにぐっと耐え続けていて精神的にツライ看護師にとっては、この部分が一番のメリットだと感じるかも。
- Sさん 20代後半 健診センター勤務
- 常勤で働いていた時は、常勤の時は歓送迎会は暗黙の了解で強制参加だったり、新入職員は飲み会で芸を披露しないといけなかったり……そういう体育会系な文化がとても苦痛でした。特に外科系の飲み会は、皆さんよく呑み医師も翌日仕事があっても朝まで連れ回されることもあったのでツラかったです。また大学病院に入職した時は、医局旅行に実費で強制参加だったのも正直とてもイヤでした……。けれど派遣は、声は掛けられるけれど常勤のような強制参加という雰囲気はなくて精神的にはかなり楽になりました。
また、派遣看護師の場合は常勤と違い、人間関係は良い意味でも悪い意味でもライトな場合がほとんどなので、必要以上に先輩や後輩に気を使わなくてもいいのでストレスが少ないです。最悪、合わない人がいる職場は契約更新しなければいい、他を探せばいいと割り切れます。
メリット5✨言いにくい条件交渉や相談事をプロに任せられる
時給や勤務日数・時間の交渉は、「今後、働きにくくなったらどうしよう……」と思ってしまい、とても言いにくいもの。けれど、派遣看護師の場合、その交渉は看護師自らがやらなくても大丈夫。
頼れる派遣会社の専任コンサルタントが味方
時給や勤務日数・時間といった言いにくい交渉事は、人事、業界事情といった事情に精通していてコミュニケーション能力に長けている派遣会社の専任コンサルタントが代わりに行ってくれます。
01看護師が雇用契約を結んでいるのは派遣会社
正職員/正社員の看護師の場合、看護師は勤務先と直接雇用契約を結びます。一方、派遣看護師として勤務する場合、看護師が雇用契約を結ぶのは派遣会社。
なので、看護師から勤務先への交渉希望や相談、勤務先から看護師への相談、要望なども本人同士が直接行うことなく間に派遣会社が入るのです。
02勤務前からの希望条件
派遣の場合、実際に働き始める前に、「子育てで忙しいので週3日だけ働きたい」「半年後は週5日に変えたい」など、あらかじめ派遣会社に要望を伝えます。
派遣会社の担当コンサルタントはその要望を元に勤務先担当者と交渉や調整をして、職場と看護師の双方納得の上で勤務がスタート。
勤務前から希望条件は通したり調整したりしてあるため、働き始めてから要望を通そうと骨を折ったり、余計な気遣いをしたり、常に時間を気にしたりする心配事を抱えなくて済み、仕事に集中することができるのです。
言いづらい悩み、時給交渉も
また、勤務をはじめた後、実際に働いているときに交渉したいこと、相談したいことが出てくることがあります。そんなときも、自分で職場の上司や人事に直接言いにくい交渉やお願いを直談判する必要はありません。
01勤務してからの相談・交渉も
実際に働き始めてから「働く日数を変えたい」「残業が多くて、子供のお迎えの時間に間に合わない。契約ではほぼないと言っていたのに…」「時給を上げてほしい」といった、最初の契約時とは異なる事情や条件、働いていて困ったことや悩みが出てくることがあります。
そんなときも、派遣看護師本人に代わって、派遣会社の担当コンサルタントが相談、交渉してくれます。
02看護師本人のカドが立ちにくい
看護師本人が勤務先に交渉するとなると、看護師は交渉のプロではないので、言い方や交渉の仕方によっては、その後カドが立ってしまうことも。
けれど、派遣会社の担当コンサルタントは、過去に何十件とおなじような事例を扱ってきているので、「このように業界全体や平均を伝えれば理解してもらいやすい」「このように交渉するとこじれるので、ここはこう伝えたほうがいい」といった円満なコミュニケーションで、看護師と勤務先両方にとってWinーWinになるよう進めてくれるので安心です。
スーパーナースは全国に拠点があり、専任のコーディネーターが丁寧なカウンセリングを行っています。派遣が気になっている方はぜひ一度登録し、カウンセリングを受けてみてくださいね。
メリット6✨転職がスムーズに進む
最後となるメリット6つめは、転職活動のストレスが少ないこと。
「職場を変えたい」「転職したい」と思っても、正職員だと相当な覚悟がいるもの。一方、派遣看護師だと職場を変えるときには派遣会社を通じて行うのでスムーズに進みます。
転職作業が少なく、ミスマッチがない
正職員で転職をするとなったら、履歴書の作成や準備、転職先の調べものなどで膨大な時間を費やすことになります。しかし、派遣の場合はその負担が少なく、さらに、実際に働いてからのミスマッチも抑えられます。
01履歴書・日程調整は派遣会社が
正社員の看護師の場合、履歴書などの書類作成は仕事の後や休みの日に行うので、思っている以上に時間を取られてしまい負担になりがちですが、派遣の看護師の場合は別。派遣の看護師が就職・所属しているのは派遣会社になるので、履歴書の作成は登録派遣会社が行ってくれます。
職場見学や就業日などの日程調整も、派遣会社の専任コンサルタントが確認して進めてくれるのでスムーズに進みます。
02勤務先の内情などが聞ける
また、職場の雰囲気や上司となる看護師の人柄など、事前に知っておきたいことがあってもなかなか看護師本人からは聞きにくいこともの。
聞きにくいことも専任コンサルトが代わりに聞いてくれたり、おなじ派遣会社で以前も看護師を派遣していた場合にはその際のケースとして内情を把握していたりするので、個人では調べきれない就業先の情報を事前に知ることができます。
03職場とマッチするか事前にわかりやすい
専任コンサルタントが看護師の希望と就業先がマッチするのかカウンセリングを行ってくれた上で就業先を探すため、実際に働きはじめてからのミスマッチが少ないというのも派遣の転職の大きなメリットです。
- Hさん 30代前半 透析クリニック勤務
- 直接面接では聞きづらい残業の有無や看護部長さんの人柄、必要なスキルなどを派遣会社の担当コンサルタントに聞くことができました。心配性なので、実際に様々な情報を聞いた上で派遣先を選べたので安心できました。
- Mさん 40代前半 緩和ケア病棟勤務
- 担当コンサルタントに自分が譲れない条件をとことん話せたので、比較的思った通りの職場で働くことができました。働いてみないとわからないこともあるので100%ではないけれど、自分1人で転職活動をしても闇雲に動いてしまっていたと思うので、その点は助かった。
- Tさん 30代前半 内科クリニック勤務
- 紹介先の提示した年収が低いと感じたため担当コンサルタントに相談。後日、担当者に年収の交渉をしていただき納得のいく年収額を提示していただけました。自分1人で転職活動をしていたら交渉できなかったと思うのでありがたかった。
派遣から正社員になれる道もある
ずっと派遣として働くのではなく、いつかまた正職員/正社員として働きたいなと思っている看護師には、「紹介予定派遣」で働くという方法もあります。
紹介予定派遣は、最長で半年の派遣期間の後、職場と相談の上で正社員となるという形態のもので、最初は派遣としてスタートします。正社員としての転職をするにはハードルが高い職場にも、最初は派遣として働きはじめるので入りやすかったり、働きぶりをみてもらってから正社員になるので、いきなり正社員になるよりもプレッシャーがかからないので安心。
看護師としても、実際に働いてみて仕事内容や職場環境を見極めた上で安定した働き方にシフトすることができるので、いずれは正職員/正社員に戻りたいと考える看護師にもオススメです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「派遣」がどういったものか気になっている看護師へ、知っておきたい派遣で働くことのデメリットとメリットを解説しました。
派遣で働く場合、デメリットはざっくり大きく3つ。「給与面でボーナスや昇給がない」「雇用に期限があって不安定」「業務やキャリアは区別されていて、疎外感がある」この3つだと言えます。
一方で、派遣で働くと得られるメリットは複数ありますが、ひとくちで言うならば正社員の「安定」の代わりに、派遣には「選択肢」があると言えます。
この記事を読むまでは、派遣についてぼんやりとしたネガティブなイメージがあった方がほとんどでしょう。けれど、具体的にどんなデメリット・メリットがあるのか知ったことで、考え方が変わったのではないでしょうか。
- 「時給でも年収ベースで計算すると高収入になるので、ボーナスはなくてもいい」
- 「人間関係の孤独感なら、対人ストレスが苦手なのでむしろウェルカム」
- 「業務範囲について、事前に職場事情を聞いておこう」
というように、自分自身の価値や基準に沿って判断しやすくなったのでは。看護師が派遣で働く際のデメリットとメリットは、背中合わせな部分があります。事前に知っておくことで「知らなかった」「こんなはずじゃなかった」とがっかりすることを防げるはず。この記事を参考に、納得して仕事を選べることができれば幸いです。
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監修/スーパーナース 看護業務部
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。