心臓血管外科のお仕事
心臓血管外科は、心臓や血液の疾患を外科手術で治療するため、看護師の仕事はそれに伴う手術介助になります。また、術後に集中治療室での治療が必要な患者さんには、医師や理学療法士の方々とチームを組んでの治療・看護に当たったり、病棟看護師と連携して対応することもお仕事の一つです。
心臓血管外科の対象となる疾患は、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症、大動脈瘤、弁膜症などがあげられます。主な治療法には、冠動脈バイパス手術、左室形成術、両室ペーシング術、血管再生医療、人工弁置換術、弁形成術、胸部大動脈手術、未梢動脈手術などがあります。
心臓血管外科で働く看護師の声
心臓血管外科にいらっしゃる患者さんは、命に関わるような重い病気を抱えていらっしゃいます。そのような患者さんを一人でも多く救いたいし、自分自身のスキルアップもはかれるのではないかと考え、この診療科を志望しました。
とはいえ、実際に働いてみると、想像以上に過酷な仕事です。自分の目の前で命がなくなってしまったり、一秒を争う患者さんの対応に追われたりと、技術面や精神面での高いスキルを求められます。
そのため、スキルアップのために一度は経験したい診療科の一つとしても見られています。私自身、この職場を経験したおかげで、他の診療科に移動することがあっても、もうこわくないです(笑)
自分をより高める場所を求めるような向上心のある方々には一度就職を考える価値のある職場です。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。