皮膚科のお仕事
皮膚科の特徴の一つは、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層の方々が訪れます。主なお仕事内容は、各病院・クリニック等で異なりますが、アレルギー検査の補助やいぼの処理、水虫に軟膏を塗ったり、採血をしたりなどといったものです。皮膚科が取り扱う症状は様々ですので、それに合わせて臨機応変に対応することが求められます。中には、手術をする皮膚科もありますので、その場合は手術介助も仕事の一つに加わります。手術をする皮膚科は、主に手術を中心に行っている場合が多いので、投薬や検査などという業務よりは、手術介助がメインと考えていいでしょう。皮膚科独特の業務内容もありますので、一度経験すると後々ためになる診療科の一つとも言われています。
皮膚科で働く看護師の声
たいていの皮膚科は、命に関わる症状を訴える患者さんはいません。皮膚科のみ取り扱う症状は数多く、年齢層によってもよくみられる症状は異なります。それらを一つ一つ覚える必要があるため、それなりの勉強は必要とされます。
とはいえ、慣れてしまえば楽である診療科ともいえるかもしれません。私もいくつかの診療科を経験しましたが、皮膚科は私の中で、そこまで忙しくはなかった診療科の一つです。次は今まで経験したことのない診療科で働きたい方には、働きやすい環境だと思います。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。