外来看護師のお仕事内容
外来の看護師さんのお仕事内容は、おもに医師の診療補助となります。職場によって業務内容は異なりますが、問診、検温、採血、受付、カルテ処理、事務作業など、幅広い業務を行ないます。病棟勤務と違い、夜勤がなく基本的に日勤のみのお仕事のため、看護師さんからの人気も高く、楽なイメージを持たれがちな外来勤務ですが、仕事量は多く、同時進行でさまざまな業務をテキパキと処理しなければならないため、非常に忙しい職場であり、残業が発生するケースも少なくありません。また多くの患者さんと接する機会が多いため、待ち時間の長い患者さんへの細やかな気配り、イライラしている患者さんのクレーム対応など、高いコミュニケーション能力が求められます。
外来看護師のメリット・デメリット
外来看護師の一番のメリットは、何と言っても夜勤がないこと。基本的に日勤のみのお仕事なので、結婚しても家庭と仕事の両立が容易で、家族と過ごす時間をしっかり取ることができます。また夜勤がない分、身体的な負担も軽いのも魅力のひとつです。一方特徴的なデメリットとしては、病棟勤務のお仕事と比べると、夜勤がない分、必然的に給与は低くなってしまいます。一般的に外来勤務の看護師さんのお給与は、20~30万円程度というケースが多いようです
外来勤務の看護師の声
現在の病院に入職して以来、ずっと病棟勤務でしたが、結婚を機に外来に配属となりました。外から見ていた印象では、非常に楽な仕事だと思っていたのですが、実際に仕事をしてみると大違い。こなさなければいけない仕事の量が多く、あっという間に時間が過ぎてしまうため、最初は時間内に仕事が終わらず、残業続きの毎日でした。ただ夜勤がないので、結婚後も看護師の仕事は続けることができるのは、私にとっては非常に大きな魅力です。ただし、病棟勤務の時代に比べると、給与が大幅に減ってしまったのは無念ですが…。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。