救急外来のお仕事内容
救急外来で働く看護師は、おもに緊急搬送されてくる患者さんの血圧、呼吸数、脈拍といったバイタルをチェックし、患者さんの状態を適確に把握した上で、必要な処置を施します。重篤な状態で運ばれてくるケースも多いため、精神的にも身体的にも非常にハードな職場です。
また様々な症状の患者さんが運ばれてくるため、患者さんの状態を見極める判断力、あらゆる症状の患者さんに対応するための知識、丁寧かつ迅速な処置を行う技術、重篤な患者さんに冷静に対応する強靭な精神力など、まさに看護師としての総合力が求められます
このように非常に忙しく、大変な救急外来の現場ですが、その分看護師としての技量を磨くには最適とも言えます。
救急外来のお仕事のやりがい
プレッシャー・責任が大きいということは、裏を返せば看護師の貢献度が非常に高いという証であり、実際に看護師の判断・処置が、患者さんの生命を救う場面も決して珍しくありません。加えて短期間で多くの知識・技術を身に付けることができるため、救急外来での経験は、間違いなく看護師としてのキャリアアップにつながります。
救急外来で働く看護師の声
救急外来に配属された当時は、次々と搬送されてくる患者さんを前にパニック状態の毎日で、目の前の仕事をこなすだけで精一杯でした。なので最初は失敗をしてしまうことも多く、正直看護師を続けていく自信を失いかけたことも一度や二度ではありません。
しかし、一緒に働く同僚たちの励まし、患者さんからの感謝の言葉に支えらながら、なんとか2年が経過。振り返ってみると、救急外来の現場で過ごした時間は、私にとってかけがえのない経験になりました。まだまだ学ばなければならないことは山ほどありますが、この2年で看護師として大きく成長できた気がします。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。