小児科の仕事内容
小児科は、新生児から思春期までの子供の患者に対し処置を行います。症状は大人と差がなくても、患者が発育途上の子供だと大人とは違った看護の注意点が数多くあります。
たとえば、子供は大人と違って免疫力が高くありません。そのため、感染症対策や予防接種の知識は欠かせません。また、点滴や採血など、多くの子供が怖がるため、大人と同じように処置を施すことは難しいです。
子供と接する際、必ず付き添いの保護者の方々がいます。中には子供が心配のあまり神経をとがらせる方々もいらっしゃいます。保護者の方々へも気配りをし、了承を得ながら子供と接する必要があります。
小児科で働く看護師さんの声
はじめは子供が好きだからという理由で就業しましたが、子供は大人と違って、うまく自分の症状を説明できなかったり、少しでも痛かったり嫌だったりすると大泣きしてしまうので、戸惑うことも多々ありました。
それでも、最初はぐったりしてた子供たちが徐々に回復していき、笑顔を取り戻す様子を見ていくと、「頑張ってよかった」と心から思います。
これからも、子供たちに寄り添っていきながら看護をしていきたいです。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。