明るく元気なあいさつが全てのはじまり!
訪問入浴は、チームで一丸となってサービスを提供します。
たとえその日だけのチームでも、円滑な関係を築くことが良いサービス提供の基になります。
事業所に入る時や一緒にまわる介護職員さんに会う時の一番はじめの挨拶は、特に円滑な関係作りの一歩です。
気持ちの良い挨拶を心がけましょう。
もちろん、これは利用者さんのお宅に伺ったときも同じです。
玄関に入る時や利用者さんや介護者さんへのはじめの挨拶、
しっかりと聞き取りやすい声で、親しみある挨拶をしましょう。
貴重品は車に置かない!
訪問入浴は利用者さんのお宅に訪問する、日程がだいたい定期的になっています。
そのため、いつも同じ曜日、同じ時間に、決められた場所に車を停車することが多いので、車両荒らしのリスクが高くなります。
貴重品は必ず、ナースバックなどに入れて持ち歩くようにしましょう。
乗り物酔いがある方はご用心
訪問入浴サービスは、車での移動になり、その多くはバンタイプの車です。
荷物も多く積んでいる為、車内の揺れが激しい時もあります。
その中でカルテを見ながら申し送りをしたり、情報収集したり、記録をしたりする場合があります。
乗り物酔いがある方は、信号待ちのときなどに仕事をするなどの工夫が必要です。
靴下は白ではなく、黒やグレーを
1日に5~8軒のお宅を回ります。
汚れが目立たない靴下の色を選びましょう。
また、カラフルなものやキャラクターが描かれているものは、サービス業のTPOに反しますので避けましょう。
ナースバックのひみつ
訪問入浴に伺う際に必ず看護師が持って行くものがナースバックです。
その中身については以下の通りです。
・血圧計 ・聴診器(ステート)
・パルスオキシメーター ・体温計
・時計 ・手袋
・爪切り ・ゴミ袋
・絆創膏 ・綿棒
・滅菌ガーゼ ・フィルム材
・ドライヤー ・くし
・アルコール綿 ・脱脂綿
・携帯消毒液 ・ゴム
・マルチクリップ
※ゴムやマルチクリップは、歩いて浴槽まで行ける利用者さんは前掛けのタオルをして頂くので、そのタオルを止めるために使用します。
※ナースバックにはこの他に、訪問する利用者さんのカルテや自分の財布などの貴重品も一緒に入れて持ち歩きます。
いわば、ナースバックは、訪問入浴サービスの金庫のようなものです。責任を持って管理しましょう。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。