だいたいのサービス内容は知っていても「デイサービスでナースはどんな仕事をしているの?」と尋ねられた際に、的確に即答できる方はきっと多くはないはず……。
そこで「看護師が働く職場」という視点で、ちょっとお堅い定義から、職場の実情まで、「デイサービス」の実態をお届けします!
デイサービス(通所介護サービス)とは
介護保険サービスの一つとして、在宅での介護を必要とされる方を対象に入浴や食事、体操・レクリエーションなどの各種サービスを提供し、家族の負担軽減や利用者の自立を支援するサービスです。
デイサービスの目的
利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、以下を目的として実施します。
1社会的孤立感の解消
2心身機能の維持
3家族の身体的精神的負担の軽減
一緒に働くスタッフ
◆通常規模デイサービスの場合(利用定員が10人以上)
1.管理者 1名(常勤) 2.生活相談員 1名以上
3.看護職員 1名以上
4.介護職員 1名以上
5.機能訓練指導員 1名以上
◆小規模デイサービスの場合(利用定員が10人以下)
1.管理者 1名(常勤)
2.生活相談員 1名以上
3.看護職員、又は、介護職員 1名以上
4.機能訓練指導員 1名以上
この他にも、調理員の方や、送迎のみの運転手さんが働いていらっしゃる施設もあります
デイサービスで看護師として働く際に必要なスキル・知識
看護師が働くデイサービスは、通常規模のデイサービスがほとんどです。 デイサービスの規模によりますが、10人から30人程度のバイタルサイン測定を行い、入浴可か否かを決定しなければいけません。
そのため、大人数の血圧測定を一人でスムーズに行えることが必須。なお、血圧測定については、水銀血圧計で全ての利用者さまの血圧測定を行う施設もあります。
基本的な血圧測定、脈拍測定、またその正常・異常は知っておきましょう。
デイサービスのお仕事リンク
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。