治験コーディネーターの仕事内容
製薬会社が新薬を開発した際に行われる治験がスムーズに進行するように、「スケジュールの管理」「患者さんのケア」「状況報告書類の作成」「医師や製薬会社とのやりとり」などが 治験コーディネーターの主な仕事です。
治験を行うための事前打ち合わせなど、会議に参加することもあります。
また、治験担当医師は多忙で、インフォームド・コンセントのために十分な時間を確保することが困難なことが多く、治験コーディネーター(CRC)治験担当医師に代わり、患者さんが納得されるまで説明を行います。
そのため、上手にコミュニケーションをとり、治験の円滑な進行環境を作り出すための「コミュニケーション能力」は、治験コーディネーターに求められる最も必要な要素になります。
治験コーディネーターの特徴
企業への勤務となるので、基本的には、日勤のみで土日祝日お休みですし、残業が無いという職場も少なくありません。
ご家族との過ごす時間やプライベートを充実させたい方、人と接することが好きな方に特におススメできる仕事です。
一般的な看護師業務とは異なる部分もありますが、新しい知識を得ることで日々成長を実感し、やりがいを感じる方が多いようです。
治験コーディネーターとして働く看護師の声
病棟での不規則な仕事がつらくなってきたこともあり、日勤のみで残業なしの条件をメインにして転職活動を行って出会ったのが治験コーディネーターでした。
入職当初は資料作成や会議への出席など慣れないことが多くちょっと戸惑いましたが、手厚いサポートがあり徐々になれてきた今では、新薬を待ち望む方々の期待に応えられることににやりがいを感じています。
また、きちんとお休みもとれて心身のバランスもとれて、充実した休日を過ごすことが出来るのも大きな魅力に感じています。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。