Q.訪問看護のお仕事に興味があります
私は、訪問看護のお仕事に興味を持っています。比較的、土日休みで給与が高いイメージがあります。そのような条件面に惹かれているという理由もありますが、実は将来的に自分も自宅での介護をしなければならないこともあると思うので、ある意味仕事を通じスキルアップし自分の生活に役立てたいという密かな願いもあります。
しかしながら、オンコールであったり、病棟でなく、直接ご自宅にお伺いしての看護となる点など、経験がない分不安も多いです。特にオンコールは、精神的にもゆっくりする時間も減ってしまい、大変な毎日が続きそうですし、ご自宅に伺った際のご利用者様とそのご家族との接し方なども、その過程でのマナーやルールが異なると思うので、慣れるまで不安です。このような未経験な私でも訪問看護の世界に飛び込んでも大丈夫でしょうか。
A.訪問看護の特徴
訪問看護のお仕事は、ほとんどが日勤のみのお仕事です。中には24時間体制で看護をするお仕事もありますが、現状は、ほんの一部に過ぎません。日勤のみで週休2日のスタイルが一般的です。しかしながら、24時間体制を望む声は非常に多く、現状それらのニーズに対して、必ずしもお応えできていないケースがあります。
最近では、看護記録などをパソコンで行なうので、パソコンの経験が浅い看護師さんは、そこに抵抗がある方もいらっしゃいます。しかしながら、簡単な入力作業なので一度慣れてしまえば、誰でもできてしまうものです。認知症ケア(訪問看護)の先進国のオランダでは、パソコン、メール等を有効活用して、情報共有の制度をあげて他サービスとの連携を強め、利用者に最適なケアを実施しているそうです。パソコンを使うことで情報共有のスピードがあがり、ご利用者様に最適なケアを行なうことができます。
考え方次第では、自分のスキルアップにつながるものですし、ぜひ前向きにトライしてみてくださいね。
オンコールは、どうしても避けたい場合は、交渉できる施設もありますので積極的に交渉するとよいと思います。
ご自身での交渉が苦手だったり抵抗がある場合は、人材紹介会社をご利用ください。あなたに代わり交渉さていただきます。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。