Q.急性期病棟への転職を考えています
急性期病棟は「忙しい」「大変」「精神的に落ち着かなかない」などネガティブな情報を耳にすることが多いのですが、看護師としてのスキルアップを考えるうえで必要な選択肢であると考え、急性期病棟への転職を検討しています。急性期病棟で働いている人、中でも長く勤務している先輩たちの姿を見たいですし、いろいろな知識をも得たいと考えています。一方、本当に大丈夫か?途中で辛くなり投げ出したくならないかという不安もあります。無意味に転職回数が増えてしまうことも避けたいですし、実際に転職活動を始める前に急性期病棟のお仕事の特徴を知っておきたいのです。ぜひ、簡単でかまいませんので教えてください。
A.急性期病棟の特徴
急性期病棟は、さまざまな症状の患者さんが来院されます。急変対応も日常茶飯事です。忙しく大変ですが、短期間でいろいろな症例や乗り切らないとならない状況を経験するため、看護師としての成長のスピードも早いです。ただ残業も多く働いている自分自身の体調に気をつける必要もありそうです。仕事にやりがいがある場合、疲れを感じる前にがむしゃらに働き、気がついた時には体調がすぐれないという方も少なくありません。
ただ、近年ではそのような環境を考慮してコメディカルスタッフとの業務分担を推し進めるなど業務環境の改善を目指す病院も多く存在します。
業務内容だけでなく、働く環境も注視し転職活動を進めてくださいね。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。