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看護師のバレンタイン事情【調査結果発表!】

みんなの病院ではどう?予算は?ナースの2025年意識調査

皆さんは、バレンタインにどのぐらい関心がありますか?

看護師の職場では、バレンタインには医師や男性スタッフにバレンタインギフトを贈ることが恒例行事になっている職場も少なくありません。

しかし、時代は刻一刻変化していて、最近では職場でのバレンタイン禁止の職場も増えてきています。

そこで、看護師専門の人材会社スーパーナースは、登録している看護師の皆さんを中心に「ナースのバレンタインアンケート2025」を実施しました!

アンケートはインターネットを通じて行ない、実施期間は2025年1月30日~2月14日。有効回答数は642人です。

看護師皆さんの職場ではバレンタインに贈り物をしているのか、誰にあげるのか、予算はいくらなのか、また、バレンタインについてどう思っているのか……。

回答をして結果発表を待っていた皆さんも、初めて見てくれたという皆さんも、周りの看護師のバレンタインについて最新の事情が見えてくるので要チェックです。

目次

恋人がいる?結婚している?現在の恋愛状況

アンケートに回答してくれた看護師は642人。

現役で働いている看護師や、現在スーパーナースで仕事を紹介するなど求職中の看護師の皆さんが中心です。

年代は、看護師数も多い世代であり、現役で経験を積んでいる40代以上が約75%で大半を占めました。

性別は、女性と回答した人が約97%、ほぼ女性による回答です。
アンケート回答者の年代が40代以降が多かったことからも、「配偶者がいる」と回答した人は全体の約半分

しかし、独身のうち「恋人がいる」と回答した人は独身全体数の約3分の1。独身の場合、恋人がいない人のほうが多いことがわかりました。

今年のバレンタインはどうする?

今年2025年2月14日のバレンタインに贈り物をするのか、バレンタインイベントには参加しないのか。看護師の皆さんのバレンタインへの関心度合いについて調査しました。

バレンタインギフト「用意する」のは60%

「バレンタインギフトを用意する」と回答したのは383人で、約60%。半分以上の人が今年、バレンタインのイベントに何かしら用意するとのことでした。

なお、回答者全体の約67%は配偶者もしくは恋人がいる人でした。

「バレンタインギフトを用意する」と回答した人は約60%なので、相手がいても「用意しない」人も少なくないようです。

バレンタインギフトは誰に贈る?義理チョコはNG?

続いて、バレンタインギフトを購入する人は、誰に贈るのかを調査しました。

バレンタインギフトを贈る相手
1位 本命(配偶者含む)……333人
2位 家族……294人
3位 自分用……245人
4位 友達……148人
5位 職場……146人
※複数選択可

バレンタインギフトを購入して贈る相手は「本命」「家族」と回答した人が多く、「友達」や「職場」へのいわゆる“義理”は少なめ

「バレンタインを機に、日頃の感謝を伝えられる」と積極的にバレンタインデーを活用する人がいる一方、相手にとってお返しの用意をする必要が出るなど負担になってしまうので、最近では自粛している人も増えているようです。

なお、「自分用」と回答した人が多かったことに注目です。

「その時しかないチョコが買える」と、バレンタインデーは自分へのご褒美としてバレンタイン限定の高級チョコレートなど、特別なバレンタインギフトを買って楽しんでいるようです。

バレンタインギフトを「用意しない」人の理由

今年バレンタインギフトを用意しないと回答した人は約40%。
その理由はこのとおり。

バレンタインギフトを用意しない理由
1位 バレンタインに関心がない……120人
2位 準備が面倒/時間がない……90人
3位 お金をかけたくない……61人
4位 職場の雰囲気に影響を与えないため……37人
5位 渡す側の性別だと思わないから……17人
※複数選択可

この結果から、「そもそも関心がない」「面倒」「時間がない」というバレンタインに冷めている看護師が多い現実が見えてきました。

アンケートに「昭和の時代には、職場女性陣が3倍返しを期待して男性陣にチョコ渡していましたね」という昔を懐かしむ声もありましたが、今は状況が違うようです。

チョコレートをはじめ物価が高騰しているので、「カカオが値上がりしているので高くて買えない」といった「お金をかけたくない」意見も目立ちました。渡した相手にとっても、ホワイトデーのお返しを用意しなくてはいけなくなるのでお互いにとって負担に。このような背景もあり、今一歩バレンタインに盛り上がれないのでしょう。

手作りのお菓子だと安くなるかというと、原料の価格も高騰しているのでそうでもなく、手間暇もかかるうえ、近い距離感の相手にしか渡しづらいものです。「学校でバレンタインだからといって変に盛り上がってる」という声もありましたが、バレンタインデーに贈り物を渡すことを新鮮な気持ちで楽しめるのは、学生や若い人なのかもしれませんね。

バレンタインの予算を教えて!

続いて、最近ではチョコレートの価格も高騰しているので、看護師の皆さんはバレンタインの予算が気になるところ。

具体的に、今年のバレンタインの予算はいくらなのか調査しました。

バレンタインギフトの予算総額で「5,000~1万円未満」が最多

バレンタインギフトに使う予算総額についてアンケートしたところ、結果はこのとおり。

バレンタインギフトの予算総額
1,000円未満……21人
1,000〜3,000円未満……75人
3,000〜5,000円未満……87人
5,000~1万円未満……111人
1万~3万円未満……69人
3万~5万円未満……11人
5万~10万円未満……5人
10万円以上……2人

5,000~1万円未満」と回答した人が最も多く、次いで「3,000〜5,000円未満」でした。

なお、10万円以上と回答した人が2人もいることにビックリ!3万円以上となると18人もいます。看護師は収入が比較的高めといわれていますが、納得できる結果なのではないでしょうか。

本命用の予算

続いて、予算合計のうち、誰にいくら使うのか調査しました。

まず、バレンタインギフトを購入する相手として最も多くの人が選んでいた「本命(配偶者含む)」へのバレンタインギフトの予算は、次のとおり。

本命用バレンタインギフトの予算
1,000円未満……49人
1,000〜3,000円未満……148人
3,000〜5,000円未満……85人
5,000~1万円未満……39人
1万~3万円未満……8人
3万~5万円未満……1人
5万円以上……3人

1,000〜3,000円未満」という、相手のお返しへの負担を考えて高すぎず、かといって普段自分では買わないような価格のものをバレンタインギフトにする人が多いようです。

家族用の予算

家族に贈るバレンタインギフトの予算も、「1,000〜3,000円未満」が最も多い結果に。

家族用バレンタインギフトの予算
1,000円未満……63人
1,000〜3,000円未満……152人
3,000〜5,000円未満……51人
5,000~1万円未満……18人
1万~3万円未満……7人
3万~5万円未満……0人
5万円以上……3人

「この時期しか日本で販売しないチョコを家族が楽しみにしているし、選ぶのも楽しいから好きです」という声も。

家族が楽しみにしているとなると、喜ばれるものを渡したいですよね。家計を圧迫せず、けれども特別感のあるものをと考えるとこのぐらいの予算になるのかも。

自分用の予算

自分のために買うバレンタインギフトの予算も、「1,000〜3,000円未満」が最も多い結果に。

自分用バレンタインギフトの予算
1,000円未満……71人
1,000〜3,000円未満……103人
3,000〜5,000円未満……39人
5,000~1万円未満……22人
1万~3万円未満……7人
3万~5万円未満……0人
5万円以上……3人

しかし、自分用であるにも関わらず、予算「5万円以上」を選択した人は3人。1万円以上となると10人いました。「自分にはいっぱい買います!」「自分のために新幹線でバレンタインギフトを毎年買いに行ってる」「自分用は豪華にする」という声も。

普段頑張る自分へのご褒美に、バレンタインの時期にしか日本で販売されないチョコレートを買うなど、自分のためのイベントにしている看護師が少なくないということがわかりました。

友達用の予算

友達のために買うバレンタインギフトの予算は、「1,000円未満」が最も多い結果に。

友達用バレンタインギフトの予算
1,000円未満……64人
1,000〜3,000円未満……58人
3,000〜5,000円未満……18人
5,000~1万円未満……1人
1万~3万円未満……3人
3万~5万円未満……1人
5万円以上……3人

いわゆる義理チョコになるので、お互いに渡しあうことが想定されます。

お菓子の好みも人それぞれなので、お互いに楽しめて気持ちが伝わればいいと、気軽に楽しめる金額設定にしているようです。

職場用の予算

職場のために買うバレンタインギフトの予算も「1000円未満」が最も多くなりました。

なお、あらかじめ病院で「積立金」として徴収されていたお金から、看護師みんなでバレンタインギフトを購入しているという職場も少なくないようです。およそ一人あたりこのぐらいがバレンタインギフトに充てられているだろうと想定したものを含めての投票結果となりました。

個別で渡す習慣のある職場ではやや値段は上がりやすいものの、ほとんどの人は3000円未満との回答でした。

職場用バレンタインギフトの予算
1,000円未満……57人
1,000〜3,000円未満……55人
3,000〜5,000円未満……20人
5,000~1万円未満……6人
1万~3万円未満……5人
3万~5万円未満……0人
5万円以上……3人

職場にバレンタインの習慣「ない」が77%

続いて、看護師の職場でバレンタインデーにギフトを贈るといった習慣があるのかどうか調査しました。

病院などでは、バレンタインは看護師全員で医師など男性スタッフにバレンタインギフトを贈る習慣が残っている職場も少なくありません。しかし、最近では廃止の傾向に。実際はどうなのでしょう?

結果、「ある」と回答した人は全体の約23%。「ない」と回答した人が約77%でした。ほとんどの職場では、すでにバレンタイン習慣がなくなっているようです。

職場でのバレンタインは賛成?反対?

バレンタインデーにギフトを贈る習慣がある看護師の職場は思いのほか少なく、わずか23%でしたが、看護師の皆さんは、職場でのバレンタインについてどう考えているのでしょう。

「賛成」と考えている看護師はわずか9%で、「反対」と考えている看護師は24%。反対派のほうが多数です。しかし、「どちらでもない」と考えている看護師は67%もいました。

看護師の皆さんは、具体的にはどのように考えているのでしょうか?

❤賛成派
  • 「ホワイトデーの医師たちからの高級お菓子が楽しみ」
  • 「毎年、師長さんがドクターにチョコレートを渡してくれます。もちろん、お返しは豪華です。毎年期待」
  • 「今の職場では、お祝いや退職する人にも何もしないと言うので、冷めた環境で殺伐としている」
  • 「医師などに義理チョコをあげるなどは、お互いに仲良くなるキッカケとして必要だと思うため、禁止しているところもあるが、企業として禁止するのは間違えていると思う」

賛成派は、お返しが豪華で楽しみだからという意見が大多数。また、コミュニケーションとして必要と、肯定的に考えている声もありました。

NO反対派
  • 「わざわざ用意するのが大変」
  • 「強要されるのはいや」
  • 「少ない給料から集金されたくない」
  • 「職場ではお返しを期待して 医師に渡しているが、お返しがショボい」
  • 「新人の時、ICU配属だったため強制的に毎年新人が全科の医者にチョコレートを買って渡さないといけない風習があった。しかも看護師内の予算を組まれて……なかなか会えない医者もいて(教授など)、なんとか2月に会えるようにずっと気を回さないといけなかった」
  • 「毎年師長だけ、盛り上がって職場の男の子たちにあげている。あげる気ないのに集金される。ほんと意味わからない」
  • 「社交辞令やめたい。けど部署でするので、1人だけいやって言えない」

反対派は、職場で強制されることに疑問を持つ声や、とにかく面倒お金をかけたくないという声が大多数。また、お返しが良くないから……という意見も目立ちました。

◆どちらでもない派
  • 「強制になるといやですが、お世話になっている人に男女関係なく渡すっていう習慣だといいなと思います」
  • 「バレンタインで先生に配るから買い出しに行けと、若手の頃に強制されたことがいやだった」
  • 「以前の職場は男性スタッフ比率が少なく、女性陣は2~300円出し合って男性スタッフにバレンタイン渡していましたが、お返しする男性スタッフ側のことを考えると負担が平等ではないと感じるので、かわいそう」
  • 「職場の男友達が、貰うほうはお金も含めてお返しが大変と言っていた。勘違いしちゃう時もあったとか。義理ならいらないと言っていた」

どちらでもない派は、職場でバレンタインギフトを贈ることに抵抗はないけれど、強制は違うと考えているようです。また、渡す相手の負担を気遣い、賛成とは言いきれないようです。

バレンタインデーにもらう側の看護師の意見として、「義理チョコをたくさんもらうとホワイトデーが大変なので、みんなから1人にではなく、みんなからみんなにしてほしい」という声もありました。

特に男性の看護師は、バレンタインデーは苦痛なようです。職場に1人でも負担がかかっている人がいるとなると、職場でのバレンタイン習慣は仕組みを変えたり、見直してもいいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

看護師のバレンタイン事情について、アンケートの結果を発表しました。

  • 今年バレンタインギフト「用意する」人は60%、「用意しない」人は40%。
  • 「用意しない」理由は、①バレンタインに関心がない、②準備が面倒/時間がない、③お金をかけたくない。
  • バレンタインギフトの予算総額で最も多かった金額は「5,000~1万円未満」。
  • 本命用バレンタインギフトの予算で最も多かった金額は「1,000〜3,000円未満」。
  • 家族用バレンタインギフトの予算で最も多かった金額は「1,000〜3,000円未満」。
  • 自分用バレンタインギフトの予算で最も多かった金額は「1,000〜3,000円未満」。
  • 友達用バレンタインギフトの予算で最も多かった金額は「1,000円未満」。
  • 職場用バレンタインギフトの予算で最も多かった金額は「1,000円未満」。
  • 職場にバレンタインの習慣「ない」が77%。
  • 職場でのバレンタインは「賛成」9%、「反対」が24%、「どちらでもない」が67%。

そのほか、職場のバレンタインギフトに関する看護師の皆さんの意見も紹介しました。

看護師の皆さんのバレンタインに対する関心度や予算、職場でのバレンタイン習慣への賛否意見について、共感できる部分があったのではないでしょうか。

今まで、なんとなく続けていたバレンタインデーの贈り物も、この調査結果を参考にして見直してみるのもいいでしょう。また、職場でより働きやすくなるよう、職場でのバレンタイン習慣が変わるきっかけになれば幸いです。

今後も投票(またはアンケート)を実施する予定なので、ぜひ参加してくださいね!皆さんの声を聞きながら、スーパーナース編集部は今後も看護師の皆さんが望むキャリアを築けるよう応援します。

コチラの記事も参考に!

看護師のバレンタインあるある10選!【1】

 

看護師のホワイトデー、もらって困る物あるある!

 

【恋愛・結婚】看護師の出会いの場6選【2025年決定版】①

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この記事を書いた人は
スーパーナース編集部

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看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
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