2025年に頑張りたいことの第1~4位に続いて、第5位は意外な働き方がランクイン⁉
2025年の抱負は立てましたか?
節目節目に「これを頑張ろう!」と抱負を立てることで取り組むべき内容が具体的になり、望むライフプラン・キャリアプランが実現しやすくなります。
自分自身だけで考える時間も大切ですが、周りの人の抱負から良い刺激を受けて目標を変えたり、より高い目標を設定できることもあります。
そこで、看護師専門の人材会社スーパーナースは、登録している看護師の皆さんを中心に「私の○○を頑張りたいこと投票 2025年」と題した投票を実施しました。
この記事では、その投票結果を発表します!
前編では第1~4位について皆さんの声とともに解説しました。続いて、この記事では第5~8位を紹介します。
→続いて、第10位以下は「看護師みんなが2025年に頑張りたいこと【投票結果発表!】《後編》」に続きます。
第5位★フリーランスになる…21票
続いて第5位にランクインしたのは「フリーランスになる」こと。
会社に縛られずに自由に働くイメージから、フリーランスになりたい人が増えています。
やはり、働くうえで大きなストレスとなるのは、職場での人間関係や、シフトを管理されて休みたい時になかなか休めないこと。そこからある程度自由になれるので、看護師の間でも「フリーランス看護師」は魅力的に感じるようです。
「アートメイクナースとして独立したい」
- Kさん 20代後半 美容クリニック(神奈川県)
- 実は昔から「独立したい」「フリーランスになりたい」という思いが強くありました。
今働いている美容クリニックでは、フリーランスのアートメイクナースが週に3回来てくれています。SNSでも有名な方で、予約がなかなかとれないという人気っぷり。
私もいずれは、そんなふうに働く場所を固定せずにフリーランスで働けるといいなぁと思っています。2025年は、まずはアートメイクを学ぶための学校に行き、技術を習得しようと思っています!
「1つの職場にとらわれない働き方ができるようになりたい」
- Nさん 30代前半 大学病院 外科病棟勤務(東京都)
- 新卒で入職した病院で働き続けたものの、次の目標を見失っていた時に「フリーランスで働く」という形を知りました。
単発バイトや短期の派遣を組み合わせることで、1つの職場にとらわれないフリーランスのようなスタイルで働くことができそうだなと思い、興味を持つように。
今年は不安が勝ってしまい動けなかったけれど、2025年こそフリーランスで働けるように一歩踏み出していきたい!まずは単発派遣を扱っている人材会社に登録することから始めようと思っています。
フリーランスで働くということは、自分で営業をして、自分のスキルで仕事を続けていく必要があります。うまくいかなくなれば、収入は先細りしていくでしょう。
そういった不安定さがあり、はっきりとした収入や成功は確約されていないので、「気になっているけれど、どうかな……」と足踏みしている人も少なくないのでは。
まずは、単発派遣を扱う人材会社に登録をしたり、武器にするスキルを伸ばす勉強をしたりするなどして、ステップを踏んでいきましょう!
第6位★趣味…17票
第1~5位までは、働き方や業務に関する「仕事」についての項目がランクインしていましたが、第6位でついに「プライベート」に関することがランクイン!
趣味があると生活に張り合いが出ますよね。
「手作りアクセサリーを販売したい」
- Sさん 30代前半 総合病院 消化器・腎臓内科病棟勤務(神奈川県)
- 昔から手先が器用だと言われていたのですが、最近、初めてアクセサリーのパーツを売っているお店があることを知りました。自分でもいろいろなアクセサリーが作れることを知って、すごくワクワクしてしまって。早速、たくさんパーツを買い込んでピアスやネックレスを作ってみました。
友達にも「かわいいね」と言われることも多く、それがうれしくて。今はシンプルなものしか作れていないのですが、2025年はもっと腕を磨いて販売できるようになりたいなぁと考えています。
自分の頭のなかにあるデザインを形にしていくのはとっても面白いし、数時間熱中して制作しちゃいます。
そのほか、楽器演奏やピラティスといった趣味を頑張りたいとのコメントも。
趣味を持つことで心に余裕ができたり、タイムマネジメントが上手になったりします。仕事で疲れ果てた時「心のバランスを保ってくれたのが趣味だった」ということもあるので、趣味は侮れません!
第7位★美容・健康…15票
続いて、2025年に頑張りたいこと第7位にランクインしたのは「美容・健康」。
ダイエットから美容整形まで。皆さんいろいろな目標を立てています。
「ずっと憧れていた二重に」
- Yさん 20代前半 がん専門病院 消化器外科病棟勤務(大阪府)
- 実は2025年は転職が決まっていて、その前に絶対やりたいことが「二重の整形」です。
有休消化で2週間くらいお休みがあるので、美容整形クリニックで二重にする予定!
腫れぼったくて、小さな目がずっとコンプレックスでした。整形は初めてなので怖い気持ちもありますが、憧れていた二重になるって思うとワクワクもしています。
二重になったら自信がついて、恋愛にも積極的になれるかも?なんて期待しています。
「体調を崩さないよう、時間の使い方を考える」
- Fさん 20代後半 総合病院 外科勤務 (大阪府)
- これまで、夜勤後は寝ずに出かけたりと、とにかくアクティブに過ごしていました。けれど最近は疲れやすくなり、しんどくなってきて。
そんな時、体調を崩して仕事を休んでしまいました。シフトに穴を開けたことや、同僚に迷惑をかけたことに対する罪悪感でいっぱいになって反省……。
2025年は仕事を頑張りながらも、夜勤のあとは遊ばないなど時間の使い方を考えて、ちゃんと休むようにしよう!と思っています。
「産後太りを解消したい!」
- Tさん 30代前半 大学病院 外来勤務(大阪府)
- 2024年は、双子を妊娠・出産しました。現在は育休中で子育てに追われているのですが、毎日クタクタなのにまったく痩せない!
それどころか、どんどん太ってしまって。体力の衰えも著しい感じがするし、このままではおばさん一直線になってしまいそう。
このままではいけないと思っているので、パーソナルジムに通って本格的なダイエットにチャレンジしたいと思っています。いつまでも若々しくキレイなママでいるためにも頑張りたいです。
「白衣がパツパツ!ダイエットを頑張る」
- Nさん 40代前半 大学病院 循環器科勤務(東京都)
- 30代までは何を食べても太らなかったのに、歳を重ねるごとに痩せづらくなり、気づけば5キロほど体重が増えました。
白衣もキツくなっているので、2025年こそダイエットするぞ!痩せる!!!!
美容や健康は、忙しい日々、つい後回しにしてしまう部分です。
「気になるところをケアしよう」「より良くしよう」と自分自身の美容や健康と向き合うことは、長く元気に働き続けるためにも必要なことです。
美容・健康については何も考えてなかったな……という人はぜひ、美容・健康に関係する目標を1つ追加してみては。
第8位★資産運用や貯蓄をする…13票
続いて、2025年に頑張りたいこと第8位にランクインしたのは「資産運用や貯蓄をする」こと。
新NISAも始まり、お金に関する勉強を始める人も増えてきました。
看護師はストレスが多いから夜勤明けに散財しがち……といわれていますが、これまでは入ってきたお給料を散財していたような看護師の皆さんも、考え直しているようです。
「2025年こそは貯金する!」
- Aさん 30代前半 総合病院 消化器科勤務(東京都)
- 今まで好き勝手にお金を使ってきたので、2025年こそは貯金する!
欲しい物も買いつつ無駄な出費を減らすよう、まずは家計の収支の把握をしようと思い、家計簿をつけはじめました。
あとは、今まで避けてきた(笑)財形貯蓄を始めるべく、問い合わせをしようと思っているところです。
欲しい物って、次々に現れますよね。しかし、欲望に身を任せていたらお金はなくなり、家の中は物だらけになっていきます。かといって、我慢し続けるのはつらいし、つまらないですよね。
資産運用や貯蓄をしたい人は、まずはAさんのように収支を把握するところから始めてみましょう。把握するなかで問題点に気づくなどして、無駄遣いや不健康な生活習慣など、いろいろなことが整理されていくことになるでしょう。
家計簿をつけはじめると楽しくなって、上手に節約することが趣味になる人も多いですよ。
こちらの記事も参考に!
同率第8位★家族のために時間を作る…13票
同じく13票を獲得し、2025年に頑張りたいことの同率第8位にランクインしたのは「家族のために時間を作る」こと。
決意しないと、ついないがしろにしがちなことです。
「母を旅行に連れていきたい」
- Jさん 20代後半 大学病院 小児科病棟勤務(福岡県)
- 小学生の時に父をガンで亡くして、母が女手一つで僕を育ててくれました。最近、彼女ができて結婚もしたいと考えているので、結婚する前に苦労して育ててくれた母に感謝の意味も込めて旅行をプレゼントしたいなと思っています。
看護師として働き出したらいずれ、と考えていたのですが、コロナ禍では旅行ができず、タイミングを逃していました。母にはまだ内緒ですが、以前から母が行きたがっていた北海道に連れて行ってあげたいなと考えています。
親孝行な優しい思いに、じーんと感動しました。
そのほか、「子どもとの時間をもっと作りたい」という声も。家族とはいつまでも一緒にいると思いがちですが、いつ何があるかわかりません。一番近くにいて、一番大切な家族のために時間を作りたいと思ったなら、その日が吉日。ぜひ2025年に実行しましょう!
→続いて、第10位以下は「看護師みんなが2025年に頑張りたいこと【投票結果発表!】《後編》」をチェック!
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。