バレンタインデー当日に新人大慌て!お局が大変?看護師みんなの体験談を紹介
2月14日はバレンタインデー。
女性が多い看護師の職場では、バレンタインデーは毎年、バレンタインギフトを配るのが習慣になっているところが多いようです。
1年目の看護師が伝統によって苦労をした経験談や、病院ならではのややこしさ、煩わしさなど。看護師みんなが経験しているバレンタイン事情のあるあるをご紹介!
周りの病院はどうなっているのか気になる看護師も、お互い大変だよねと共感したい看護師も、ぜひご覧ください!
→あるある4~7は「看護師のバレンタインあるある10選!【2】」に続きます。
あるある1◆1年目がチョコレート買い出し係
看護師が医師等に贈るバレンタインギフトは、個々に用意するのは大変。なので、看護師みんなでお金を出し合ってまとめて渡すことがほとんどです。
その看護師からのチョコレートは、新人看護師が代表となって買い出しするのは、“看護師のバレンタインあるある”です!
センスが問われる
- Aさん 20代前半 急性期病棟勤務
- 1年目がバレンタインのギフトを準備する習慣があります。先生たちはグルメな方が多いし、奥様にそのまま渡す先生もいます。なので、適当に選ぶわけにはいきません!
有名なショコラティエのものや貴重なチョコを探すべく、わざわざ休日に百貨店のバレンタインフェアに行ってチョコを選びました。すごく混んでいるし、しんどかった……。
新人が買う係だと知らなくて、当日大慌て!
- Mさん 20代後半 血液内科病棟勤務
- 私が1年目の頃、新人が病棟医師へのバレンタインチョコレートを買う当番だということを知りませんでした!
病棟では伝統だったようで、当然先輩たちも新人が用意していると思い込んでいたようです。当日になって、先輩から「ちゃんと用意した?」と聞かれて大慌て!同期と昼休みに、病院のコンビニに駆け込んで買いました。
先生たちに「病院のコンビニで買ったな」とバレていたんだろうなぁと思うと、今でも後ろめたい気持ちになりますが……笑。
それにしても、私たち新人みんな、そんな習慣があるなんて知らなかったんですよ。正直、事前に教えてよ!と恨んじゃいましたね。
病棟での長年の伝統みたいなものってありますよね。
なんだかんだ体育会系の縦社会の看護師。仕事以外でもやることが多々あります。
それにしても、バレンタインのチョコレートの買い出し係までとは、新人看護師の仕事、多すぎますよね。
あるある2◆地位や関わり⤴=チョコのランク⤴
誰にどれを渡すのか、というのも気を付けたいポイント。
規模が大きい職場だと渡す人の数も増えるので大変です。
医長にはブルガリ
- Pさん 30代 急性期病棟勤務
- うちの病院では、先生の地位によってバレンタインギフトを変えていました。
研修医にはGODIVAとか、メジャーでちゃんとしたブランドだけど手頃&手堅いものを。診療科のトップである医長にはブルガリなど。
先生の立場が上がるとチョコのランクが上がっていくシステムでした(笑)。
渡す範囲が広くてややこしい!
- Tさん 30代 企業内クリニック勤務
- 企業内クリニック勤務なので、クリニックの先生だけじゃなく、企業の他部署の男性陣の分も考えなくてはいけなくて。とてもややこしかったです。
やっぱり、全員に同じ物を渡せばいいわけじゃないので。日々お世話になっているクリニックの先生と、他部署でめったに会わない社員の金額が同じになるわけにはいかないですよね。
バレンタインの時期が迫ると、渡すべき人数を割り出してリストアップしたり、各々の金額目安を決めたり、ブランドを選んだり。とにかく手間がかかる。
いつしか、誰もが面倒になっていき、先生とクリニックに関わる部署の方だけ!と徐々に渡す人数が減っていきました。
ちなみに、そんなわけで毎年「誰に何を渡したか」はメモを残すのが習わしになっています。
研修医と医長、また、関わりが薄い他部署の社員とクリニックの医師では、渡すものを変えるのは当然といえば当然かもしれません。
とはいえ、用意する看護師にとっては頭痛の種ですよね。
あるある3◆張り切るお局に疲れがち
先陣を切って引っ張ってくれる人やモチベーションが高い人は、グループに1人は必要。重宝しますよね。
でも、バレンタインとなるとちょっと……。バレンタインデーに情熱があるお局に、周りはぐったりしがちです。
話だけで胃もたれ
- Rさん 40代 慢性期病棟勤務
- バレンタインの時ばかり張り切って仕切るお局がいたんです……。
医者に好かれたいのか、何なのか。バレンタインデーの1ヶ月前からチョコレートの話ばかり!
もともと私はチョコレートは好きだったのですが、そのお局の話を聞いているだけでうんざり、お腹いっぱいに。正直、胃もたれ気味です(笑)。
ちなみに、お局だけではなく「先輩や同僚がキャッキャするのがしんどい」というお声も。
やっぱり職場でのことなので、不必要に盛り上がるのは仕事の迷惑になってしまうみたい。ほどほどにしておきたいですよね。
続いて、あるある4~7はコチラの記事へ!
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。