気を付けたい、看護師オンライン面接ならではの注意点やマナーを解説
オンライン面接は、画面越しの相手と対面からスタートして対面で終わります。
通常の面接とはまた違った注意点やマナーがあるのでチェックしましょう。
この記事は、看護師がオンライン面接を受ける際のポイントやマナーについて、オンライン面接当日の流れに沿って解説します。
前編ではSTEP1~2を紹介しました。続いて、後編のこの記事ではSTEP3~4の流れとともに解説します。
STEP3◆自己PR・志望動機・転職理由・質疑応答
いよいよ面接スタートです。
面接の内容自体は通常と同じ。
多くの場合、面接ではまず最初に、面接官が履歴書を確認しながら経歴を尋ねてきます。
その後、面接官からの質問に答える形で面接が進みます。
主な質問は「志望動機」「転職理由(前職の退職理由)」「看護観」です。
Point!≫資料をカンニングしない
オンライン面接では、履歴書等の資料をモニター画面や手元で簡単にチラ見することができます。
けれど、目線や表情で、面接官には控えを読んでいることが分かってしまいます。
履歴書や志望動機は自分の言葉で話すようにしましょう。
Point!≫熱心に聞いている姿勢を見せる
面接官が話している最中は、カメラに目線を向けて大きく頷くなど、聞いているというアピールをすると◎。
相手からは目線がしっかり合っていると感じられ、真摯に聞いていることが伝わります。
「わざとらしく見えそうで恥ずかしい」と思うかもしれませんが、オンライン面接では杞憂。画面越しのため、相手との意思疎通に距離があるように感じられることがあるからです。
目線が下ばかり向いたり、表情が薄かったりすると「聞いているのかな?」「意欲あるのかな?」と思われてしまうことも……。
ちょっとした心掛けで印象が変わるので、熱心に聞いているという姿勢を見せましょう。
Point!≫焦らず、ゆっくり話す
オンライン面接は、対面よりも声が届きにくい場合があります。
また、相手の反応が見えづらいため、焦って早口になってしまったり、うつむき加減で声が小さくなってしまうことがあります。
落ち着いて、普段より少し大きめな声でゆっくり話すといいでしょう。
声が響いてしまったり、ぼやけてしまっているように感じた時も同様に。
ひと言ひと言、しっかり相手に言葉が伝わるようにゆっくり丁寧に発音しましょう。
Point!≫相手と声が重なったら
対面と違って、オンラインでは微妙なタイムラグが発生することがあります。
そのことも原因となり、面接官と声が重なってしまうことが珍しくありません。
声がかぶりそうな時は相手に譲り、促されたらこちらが口を開くようにするなど、相手に合わせるようにしましょう。
「話は終わったのかな?」「まだ続くのかな?」と分かりにくくならないよう、こちらが話す際は、話し終わったら「以上です」と加えると親切です。
質疑応答の際に気をつけたい、看護師から面接官に逆質問する際の注意点については、コチラのページも参考に!
STEP4◆面接終了・退室
面接の終了を伝えられたら、改めてお礼を伝えて一礼をしてから退室します。
こちら側が退室ボタン(もしくは×ボタン等)を押す最後の最後まで気を抜かないようにしましょう。
Point!≫どちらが先に「退出」するの?
面接官か、自分か、どちらが先に「退出」ボタンを押すのかはケース・バイ・ケース。面接官が先に退室することもあれば、退室を促されることもあります。
なので、われ先にと退出してしまわないよう注意が必要です。相手の指示に従い、タイミングに気を配りましょう。
もし先に退室するよう指示があった場合、無言や「はい」とだけ言って退出ボタンを押すと、そっけない印象に。お礼を述べて一礼をしてから退室すると完璧です。
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退室時挨拶の例
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- 「退室させていただきます。本日はお時間をいただきありがとうございました」
コチラの記事も参考に!
まとめ
いかがでしょうか。
オンライン面接当日の流れにそって、オンライン面接ならではのポイントやマナーを解説しました。
対面は強いけれど、オンラインは苦手という人は少なくありません。
特に、「目線はモニターではなくカメラ」「画面に向かって一礼」など、慣れていない人がほとんどなのではないでしょうか。
いずれも、事前に分かっていれば対策できることばかりです。
面接は、採用を左右する転職活動の重要な局面。自分自身の良さ・強みがしっかり発揮できるよう、オンライン面接を受ける前にこの記事を読んで気をつけるポイントを抑えていただけたら幸いです。
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スーパーナース編集部
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