ここに気をつけて!オンライン面接当日に起こりやすいハプニングや失敗8つ
ビデオ通話システムを使用したオンライン面接が行われる機会が増えていますが、オンライン面接では、面接当日に思わぬハプニングが起こったり、知らなかったために失敗してしまうことがあります。
この記事では、オンライン面接で起こりがちなハプニング、失敗しやすい出来事とその対策を、前編・後編にわたって解説。
前編では要注意1~4まで、後編では要注意5~8を紹介します。
いずれも、「こんなことが起こるかもしれないんだ」と知っておけば未然に防げるものばかり!オンライン面接の前に目を通しておきましょう。
→要注意4~8は、「看護師オンライン面接当日やりがちな失敗8つ《後編》」に続きます。
要注意1◆アクセスコード、パスワード
オンライン面接直前に「どこだっけ?」と慌てて探しがちなのが、アクセスコードやパスワード。
直前に探すようでは、場合によってはオンライン面接の開始時間に間に合わなくなることがあるので注意が必要です。
事前に人材会社等から渡されているアクセスコードやパスワードについては、メールで送られる場合がほとんど。 面接当日よりも前にメールを探しだしておくなど再度確認して、スムーズに入室できるようにしましょう。
入力間違いのないよう、手入力ではなくコピー&ペーストをおすすめします。
アプリのダウンロード
意外と抜け落ちがちなのが、使用するビデオ通話システムのダウンロード。
アクセスコード・パスワードを見つけたので安心して、面接開始前にクリックして入室しようとしたら、ダウンロードが必要で遅刻する羽目になった!……なんていうことがないように。
以前ダウンロードしていたけれど古いバージョンだったため、新しいものをインストールするのに時間がかかってしまったというケースもあります。
アクセスコードやパスワードをすぐに出せるようにしておくだけではなく、指定されたビデオ通話システムを使えるかもあわせて確認しておきましょう。
コチラの記事も参考に!
要注意2◆手元に用意
面接で使っているモニターがパソコンだった際、面接中にカチカチとキーボードを打つと相手側に音が響いてしまうことがあります。
手元にはペンやノートを用意しておき、メモしたいことがあれば手元の筆記用具を使うとスマートです。
ふとしたときに相手に見える可能性があるため、筆記用具は子どもが使うようなキャラクターものではなく、仕事をする姿勢が感じられる落ち着いたものがベター。
募集要項・面接先の詳細や、応募書類のコピーも同様に、手元に用意しておくとカチカチキーボードの音をさせたり画面を切り替えたりせずに済みます。
また、入社時期などのスケジュールを確認する可能性もあります。手元には手帳も用意しておきましょう。
用意するもの一覧
- 筆記用具、メモ帳
- 募集要項・面接先の情報
- 応募書類の控え
- 手帳
手元ばかり見るのはNG
なお、手元ばかり見ると目線が下を向き、面接官からの印象は良くありません。
特に、志望動機や自己PRの際を伝える際に手元のメモを見ていると、面接官は目線や話し方で読んでいると分かるので、見るのはNG。
手元に用意しておいたものは、必要な時にだけ使います。
要注意3◆背景
オンライン面接では、背景に何が映るのかも気を配りたいポイント。
もし、背景にぬいぐるみやアイドルのポスター、洗濯物などが映りこんでいたら、いくら仕事ができる人であっても「幼い」「だらしない」といった印象を与えてしまいます。
個性的なファブリックやインテリアなど、面接者本人以外に気が向いてしまうものも、映りこまないほうが無難。
なるべく白い壁を背景にしてオンライン面接を受けるのがベストです。
普段生活してる自宅で行なう場合、なかなか難しいこともあります。どうしても家具などが映りこんでしまう場合、シンプルな布、カーテンなどを使って目隠ししましょう。
デバイスを固定する
気をつけたいのが、オンライン面接中にうっかりデバイスに手などが当たって角度が変わってしまうこと。
せっかく背景に映らないようにしていたのに、カメラの向きが変わって映り込んでしまうことがあります。
画面に映り込んだものは、一瞬のことでも面接官は見てしまいます。
オンライン面接前にベストなモニターの角度を確認したら、動かないようにテープなどでデバイスをしっかり固定しておくと安心です。
バーチャル背景はNG
使用ツールの設定で背景を無地やぼかすこともできますが、基本的にオンライン面接では、バーチャル背景はNG。
本人と背景の間が微妙にずれる違和感や、場合によっては顔に不自然な影響が出ることがあり、印象は良くありません。
どうしてもという場合、明確に禁止されているのでなければ、白いバーチャル背景は最終手段。けれど、リスクを背負わないためにもできるだけ避ける工夫をしてみましょう。
反射・暗さに注意
鏡や反射するものにも注意。
見せたくないものが映らないようにするだけではなく、チカチカすると面接官の注意を妨げてしまうので配慮します。
また、背景が暗すぎるのも考えもの。画面全体の“明るさ”は面接官に与える印象に大きく影響します。
天候によって明るさが左右されることがないよう、照明などを使って画面が明るく見える対策をしておきましょう。
コチラの記事も参考に!
要注意4◆家族やペット
オンライン面接中、いつもとは違う何やら会話している様子に、家族やペットが興味を持って「なになに?何やっているの?」と部屋に入ってくることがあります。
オンライン面接の画面に、家族が映り込んできたり、ペットが邪魔をしてきたら大変!友達とのオンライン通話で映り込むなら愛らしいかもしれませんが、面接では厳禁です。
公私混同は仕事をする上でNG。その一瞬は和んだとしても、評価は微妙です。
うっかり入って来られない対策
家族や同居人がいる場合、部屋に入ってこないよう「この時間は面接がある」と伝えておきましょう。
閉め切ったドアに「面接中。入ってこないで」と張り紙をしておくのも効果的。
ペットについては、なぜか入ってきたということがないよう、ドアの前に荷物を置いて重さを出すなどバリケードを作っておくと安心です。
続いて、要注意4~8はこちらの記事へ。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。