オンライン面接を受ける前に準備しておくべきチェックポイント5つ、3~5つめを解説
オンライン面接が行われる機会が増えています。採用の確率を上げるためには、オンライン面接の事前準備や対策は必須。
この記事では、オンライン面接を受ける前に事前準備しておくべき、5つのチェックポイントについて前編・後編にわたって紹介します。
前編の「看護師のオンライン面接対策 ー準備①ー」では、事前準備のチェックポイント①~②として、インターネット通信環境、顔映り、音声等を解説しました。
続いて、チェックポイント③~⑤までを解説します。
Checkポイント③≫カメラ・モニターの位置や高さを調整
カメラとの距離は、近すぎず遠すぎず、モニター画面に肩まで入るように位置を調整しましょう。
カメラの高さも、上すぎると上目遣いになり、下すぎると見下ろすような角度になってしまいます。自然に相手と目が合う高さに調整しましょう。
そのまま机の上にノートパソコンを置くと、見下ろすような角度になりがち。実際に自分で思っていた以上に、カメラの位置が下だったり、上だったりするものです。
モニター画面に自分を映しながら、台の上にパソコンを置いてみるなど工夫すると◎。
面接中は、カメラとモニターの両方を見る
面接中、モニター画面ばかり見ていると、相手からは視線がずれているように感じられます。
だからといって、カメラばかり見ていては、相手の表情や様子が伺えません。
モニター画面の少し上など、近い位置にカメラがくるようにして、相手の表情も確認しながらカメラに目線を向けやすくします。
カメラにしっかり目線を向けることで、面接官はモニター画面に映るあなたと目が合っていると感じられるのです。
お辞儀も事前練習
オンライン面接では、歩いて席に座るといった動作はありませんが、「よろしくお願いします」「ありがとうございました」などお礼を述べる際に頭を下げるタイミングがあります。
頭を下げたときにモニターに頭がコツンとぶつかってしまったり、画面から消えたり、つむじがドーンとクローズアップされるなど、おかしな見え方にならないよう注意が必要。
事前に距離や角度を確認しておくと安心です。
Checkポイント④≫指定されたビデオ通話システムなどの動作確認
オンライン面接が決まり、当日の面接で使用するビデオ通話システムなどが分かれば、事前にダウンロードをしたり接続テストを行なったりして、あらかじめ動作確認をしておきましょう。
ちなみに、看護師のオンライン面接では以下のWeb面接ツール・アプリがよく使われます。
- Zoom
- Microsoft Teams
- Google Meet
事前にダウンロード
普段使っていないシステムは、うまく作動しなかったり、不具合が起こる可能性が無きにしも非ず。また、以前ダウンロードしたと油断をしていたら古いバージョンだったということもあります。
使い方がわかっていると当日まで確認しないかもしれませんが、「最新バージョンになっていなかった!再起動しないといけないから面接時間に遅れる!」と焦るようでは、自分が損をしてしまいます。
テストを行なうのは面接直前などギリギリではなく、余裕をもって行いましょう。
ビデオ通話システムがどれかわかった段階で動作確認をして、不具合や不都合があった際には担当者に連絡をしたりレンタルルームを探す等、対策を練られるようにします。
設定方法については、コチラの記事もチェック!
画面の名前はフルネームで入力
プライベートでビデオ通話システムを使うときは、名前をニックネームに変えて使用することもあります。
けれども、オンライン面接ではフルネームがルール。
使ったことがあるビデオ通話システムで、以前、イニシャルやニックネームで表示した可能性があれば要注意。事前にフルネームに設定しなおしましょう。
Checkポイント⑤≫画面共有の確認
実際に行われている看護師のオンライン面接では、面接中に画面共有で資料を見る場合があります。
面接で使用するデバイスで資料をしっかり確認できないと、面接の進行に支障が出てしまいます。
一般的なパソコンでは、資料がよく見えない、共有できないというトラブルはほぼないものの、小さい端末などを使う場合は特に要注意。
画面共有で資料を読めるか、確認できるか、事前にチェックしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オンライン面接で、事前に準備しておく5つのチェックポイントを前編・後編に分けて解説しました。
1つめは「オンライン環境を整える」こと。インターネットの通信速度だけではなく、デバイス、マイクなども重要です。
2つめは、「顔映り、音声を事前に確認」しておくこと。 照明・明るさ、声など、事前に対策しておくだけで面接官に与える印象がまるで変わります。
3つめは、「カメラ・モニターの位置や高さを調整」すること。実際に画面を通してチェックしておきましょう。お辞儀の見え方も要チェックです。
4つめは、「指定されたビデオ通話システムの動作確認」。事前にダウンロードをし、名称はフルネームにします。
5つめは、「画面共有の確認」です。使用するデバイスで資料がしっかり見られるか確認しておきましょう。
オンライン面接の事前準備をするかしないかで、採用可否の結果が左右されてしまいます。
面接は1回限り。大切な本命の面接であればなおさら、経歴や実力とは関係がないところのミスは避けたいですよね。
紹介したことはどれも、事前にやっておけばオンライン面接中の気持ちにも余裕が生まれます。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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そのほか、事前に行なっておきたい自己紹介文の準備、看護師の面接でよくある質問と回答例、逆質問内容の準備については、こちらのページもご参照ください。
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