夜勤で誰でも一度は経験する「あるある」を紹介!
24時間患者さんの安心・安全を守る看護師さんには夜勤がつきもの。
夜勤が好きな人、苦手な人、いろいろな看護師さんがいるのでは。
夜勤は夜中から朝にかけても働くため、肉体的にハードな半面、日勤とはまた違った職場の雰囲気があります。
今回は、夜勤をしたことある看護師なら思わず頷く「看護師の夜勤あるある」を紹介します!
夜勤あるある1 夜勤メンバーで一喜一憂しがち
夜勤はだいたい、2人~4人体制で組まれるところがほとんど。
少数精鋭で夜を乗り切るためには、一緒に働くメンバーが誰なのかはとても重要です。
シフトが決まったら休みの次にチェックするのは、夜勤のメンバー!そのメンバー構成によって心構えやテンションがだいぶ変わるというというのは、看護師あるあるです。
- Mさん 20代後半 総合病院消化器内科病棟勤務
- 仲良しの同期との夜勤の時はテンションが上がります。この日の夜勤は何のお菓子持って行こうか、夜勤の後の朝ごはんはどこに行こうか、そのまま旅行に行っちゃうのも良いかも?なんて、シフトが出た時からワクワク。その反面、頼れる先輩がいないのは少し不安なんですけどね。
- Tさん 30代前半 大学病院呼吸器外科病棟勤務
- あまり働かない先輩や、頼りない後輩との夜勤シフトにはちょっとガッカリ。「今日は私が頑張らなきゃ!」と気合いを入れて、栄養ドリンク持参で夜勤に向かいます。どうか緊急の入院や緊急の手術がありませんようにと心から祈りながら。
- Hさん 40代後半 大学病院小児科勤務
- 頼りないメンバーと一緒の夜勤だと、休憩中も「もしかしたら呼び出されるかも?」と思い気が休まりません。
夜勤あるある2 夜勤ならではの禁句
看護界では長く語り継がれている迷信で、おそらく全国共通の禁句があります。
夜勤で絶対に口にしてはいけない禁句、それは「落ち着いてますね」。
この言葉を発すると、とたんに忙しくなってしまうという看護界の都市伝説です。
新人の頃、今日は静かで落ち着いていると思っていて「今夜は落ち着いてますね」と言おうとした瞬間、先輩に止められたことがある方も多いのでは?実際、禁句を発してしまうと忙しくなるのが不思議です。
- Mさん 20代後半 総合病院消化器内科病棟勤務
- 久しぶりに落ち着いた夜勤で、休憩もしっかりとれたし採血も全員分終わって「さーて、あとは帰るだけ」と思っていた朝8時頃。ナースステーションで何気ない先輩との会話で「今日の夜勤は落ち着いていましたね」と口にしたわずか10分後!
ナースコールが鳴り、患者さんのお部屋に行くとベッドの前で倒れている患者さんが!!点滴のスタンドに足を引っ掛けて転んでしまったようでした。インシデントレポートや、その後の対応でもちろん残業になりました。
- Tさん 40代前半 総合病院小児科勤務
- 新人の頃の話なのですが、お正月の勤務で、患者さんも大半は外泊をしていて静かな夜勤でした。こんなに落ち着いた日もあるのか〜と感じたので、一緒に夜勤していた先輩に「さすがにお正月だし、落ち着いていますね」と口にした瞬間。先輩から「あー!その言葉は言っちゃダメ!」と言われました。
キョトンとした2時間後には緊急入院の連絡が病棟に入り、その後はもちろんバタバタと対応。結果、落ち着いた夜勤とはなりませんでした。
夜勤あるある3 なぜか食べ過ぎて、食の好みも変わりがち
夜勤は生活リズムが狂う上、ナースコールや緊急入院の対応などで忙しく動き回っていると疲れます。
カロリー消費しているからという言い訳はあるけれど、それにしても夜勤のときは食べ過ぎてしまうもの。
しかも、夜勤の時は、いつもとは違う物が食べたくなってしまうという看護師も少なくありません。
夜勤の時に限って塩っ辛いものや甘~いものが美味しく感じます。太ると分かっていてもハイカロリーなものを選んでしまったり、ジャンクフードが無償に食べたくなるのも夜勤あるあるです。
- Tさん 30代後半 リハビリ病院勤務
- 準夜勤帯に夜ご飯を食べて、深夜勤帯の休憩時間も食べたのに朝方にはまたお腹が減って朝ごはんを食べます。それなのに、夜勤明けにはまたお腹が空くんです。普通に家で寝ていたら、こんなに夜中や朝方に食べなくても平気なのに。
「夜勤で動いているから大丈夫!」と夜勤をしていることを免罪符にしていますが、それにしても夜勤の時は食べ過ぎてしまいます。
- Sさん 40代前半 有料老人ホーム勤務
- 夜勤でずっと起きていると夜中でもお腹が空いて、いつ、どれくらいご飯を食べるのが適当なのかわからなくなってしまいます。夜勤中は、無性に塩辛いものや甘いものが食べたくなり、食の好みもちょっと変わる気がします。周りの看護師も同じような人が多いです。
- Uさん 30代前半 地域密着型総合病院勤務
- いつもは健康に気をつけているのに、夜勤明けはジャンクフードが恋しくてついファーストフードに立ち寄ってしまいます。カリっとしたポテトのおいしさがたまらない!
夜勤あるある4 空床からのナースコール
夜中に鳴る、誰もいないはずのベッドからナースコール……。
患者さんの部屋間違いなのか、機械の故障なのか、はたまた霊の仕業!?原因は分からないけれど、看護師の夜勤で起こりがちの不思議な現象です。
新人の頃は震え上がったのに、数年経つと慣れてくるのもまた、看護師ならではのあるあるです。
- Kさん 20代前半 大学病院耳鼻科病棟勤務
- 夜勤の際、何も考えずに、ナースコールが鳴ったお部屋のベッドに訪室。お部屋の前まで来て、「あれ?このベッド誰もいないはず?」と気付き、ナースコールが押されたはずのベッドに行ったけど、誰もいない。そんな不思議なことがありました。患者さんが部屋を間違えたのか、いたずらだったのか……いまだに真相はわかりません。
- Nさん 20代前半 総合病院勤務
- あまり霊感はないはずなのですが、夜勤で空床からのナースコールが!ドキドキしながら先輩に話したら「そういうことって、あるんだよね〜」と、特に驚くことなく普通の返事。多くの看護師さんが経験している現象のようです。その後の夜の巡視が怖かったです。
- Aさん 50代前半 総合病院消化器外科勤務
- とても仲良くしていて、2ヶ月ほど入院していた受け持ちの患者さんが亡くなった日の夜。亡くなった患者さんがいた部屋からナースコールが。他の患者さんがお部屋を間違ってナースコールを押したのかな?なんて思いながらお部屋に行きましたが、誰もいないし、誰かがお部屋に入ったような形跡もなし。
もしかして、あの亡くなった患者さんが私に「さよなら」をいうためにナースコールを鳴らしたのかな?なんて感じてしまいました。
夜勤あるある5 夜勤明けに爆買いしがち
夜勤明けの買い物には注意が必要。
夜勤明けは体も頭も疲れて、体内時計は狂った状態でぼーっとしてしまうので冷静な判断ができない傾向に。
しかも開放された自由な気分で、気持ちも大きくなりがち。そんな時にショッピングをすると、無駄にお金を使ってしまいやすくなります。
- Mさん 20代後半 総合病院消化器内科病棟勤務
- 私はお洋服が大好き。平日の夜勤明けはお店も空いていてゆっくり見てまわれるので、つい街に出掛けてしまいます。色々試着して、店員さんとおしゃべりしていると、「じゃこれお願いします」とあまり考えずに買ってしまいます。
数日経ってから「なんでこんなに買ったんだろう」と自己嫌悪することもしばしば。夜勤明けにお買いものにいくのはやめようといつも思うのですが……。
- Sさん 40代前半 有料老人ホーム勤務
- 夜勤明けで、家に帰ってゴロゴロしながらスマホ片手にネットサーフィンしていると、お取り寄せの美味しそうなスイーツが目に入って買い物カゴに入れてしまいます。
気が付けば爆買いしていたようで、一気に色々届いて「頼み過ぎちゃった!こんなに食べきれない」と反省。職場でお裾分けすると同僚は喜んでくれるのですが、お金が貯まりません。
無駄な出費をしないことは、貯蓄を増やすためにはとても大切。
節約法の記事はコチラを参考に!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「わかる!」というものもあれば、「いやいや、私の病院ではこんなあるあるがある!」というものもあったのではないでしょうか。
看護師のみんなのあるあるで、自分だけじゃないんだなと励みにしてもらえたら幸いです。
夜勤は普段の生活リズムとは異なり、夜中から朝にかけても活動することになるのでとてもハード。
反面、給与が高いというメリットがあります。お金を貯めたい看護師さんや、出勤日数を少なくしながらも稼ぎたい看護師には、夜勤という働き方は人気。
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スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。