看護師さんに限らない話ですが・・
看護師さんとして頑張って何年も働いてきてふと
「私はなにがしたいんだろう?」
「なにが向いているんだろう?」
と迷子になる方々が少なからずいます。
もちろん
「病棟こそが私の輝ける場所!」
「訪問看護命!」
「お年寄りラブ」
のようにゆるぎない信念を持った方もいらっしゃいます!
しかし、看護師さんに限らずそんな強い方の方が少ない印象です。
それなりに病棟でもやってこれたけど、何かしっくりこない…。
何が向いているか分からないので、派遣をしてみようと思うんだけど、何がしたいかよくわからない困った…。
これは一度陥ると抜けにくくなり、どうしてもネガティブな考え方になってしまいがちです。
そんな時のアドバイス
そんな方は、『看護観』『本当にやりたいこと』『本当に向いていること』みたいなことを一旦忘れてしまってもいいんじゃないかなと思ったりします。
真面目な人は、そういう「ちゃんとした軸」で仕事を探さないといけないと思っている方が多いと感じます。
もちろん真面目に働くために考えることは大切なことです!
しかしそういった働き方に向き合うためにも考え方を少し変えれば楽になることもありますよ。
では一体どうするのか。
❌絶対やりたくないこと(入浴の中介助はいやだ・・)
❌絶対外したくない条件(駅ちかがいい、綺麗な建物がいいとか)
❌苦手なこと(汚い環境は苦手、古い病院は👻でそうで怖いとか)
などの避けたい条件から、消去法で選ぶもありです。
また、自分が思っている「それらしい志望動機」が、実は本心ではなかった。
自分がやりたいと思っていることが、本当はその仕事では実現できない。
なども多々あると思います。
例えばこんなケースがありました。
ケース①
「患者さんとじっくり向き合える所で働きたい」
しかし実はその根っこの部分では本当はスピーディに働くのが好きだった。
ケース②
「訪問看護で個別のケアをじっくりしたい」
時間・保険で制限されてて思うようにできないことがジレンマになっていた。
一度感じてしまったこと、それだけに焦点をあててひっくり返すことは中々難しいですよね。
そんなときは環境を変えてみるということにトライすると良い場合があります。
派遣という選択肢
派遣の働き方は一時的に環境を変えるということにも向いています。
派遣の場合はやりたいことの概念に捕らわれすぎず、一旦気楽に「これなら3ヵ月は続けられそうだな」という位の意気込みで働いてみることができます。
お仕事自体はしっかりしていただくわけですが、気持ちの面での違いは大きいです。
逆にどんなにやりたい科目・業務内容でも、苦手条件のせいで続けられないということはあったりもします。
色々なところを試してみて、本当にやりたいこと・向いていることが見つかることもあるので
肩の力を抜いて、チャレンジしてみると道を開くきっかけがあるかもしれません。
コチラの記事も参考に!
ライター
株式会社スーパーナース コーディネーター
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。