ご家庭事情(育児・介護・看護など)や、
諸々の事情で、お仕事を辞めなくてはならなくなったとき…
ブランク後に復職できるか?と不安に思う方も当然多いかと思います。
そんな相談もよくあります。
本当に個人的な印象になりますが、看護師さんは看護のプロ&他職種に比べ復職しやすいと思われやすく
若くても家族の介護・看護をほかの家族からお願いされやすいような印象です。
基本的にはブランク期間にもよりますがそんなに不安にならなくても良い場合もあるのでご紹介していきたいと思います。
ブランクが1年ほどの場合
1年位でも「感覚が戻るか心配…」という方もいますよね。
実際そのような声もよく聞きます。
しかし、実際は1年くらいであれば復職への影響はあまりない場合が多いです。
もちろん離職前の勤務年数・内容にもよりますが。
コーディネーターのオススメとしては『離職前と同じような業務内容で復職する』です。
(これが一番スムーズです。)
では1年以上ブランクがある場合はどうなのか。について続いてご紹介していきます。
ブランクが1年以上の場合
やはり1年以上ブランク期間があると
すぐ第一線に戻るのに、難しい場合も多いのが現実ですよね。
とはいってもどのようなお仕事先が紹介できるかはブランク年数・離職前の経験にもよって変わってきます。
なので不安に思っている方はぜひコーディネーターに一度ご相談ください!
そしてこれまでのコーディネーター経験から、実は意外と戻りやすいのでは?
と思うケースもあったりするんです。
早速ですが、そんなケースについてご紹介していきます!
実は意外と復職しやすいケース
📌保育園のお仕事
小児の経験がなくても育児経験があればOKという所も多かったりするので
産休や子育てでブランクをお持ちの方は有利な場合もあります。
📌大学病院の外来
忙しいイメージもあるかと思いますが、規模が大きい分、教えてくれる体制がしっかりしている事が多いため
復職のケースも想定されていることから復職しやすい環境があるところも意外と少なくありません。
📌デイサービス
デイサービスは1名体制で不安・・という人もいるかと思いますが自立者が多いので処置はあまり多くないのが実情です。
特にリハビリデイサービスは復職の場合の選択としては◎です!
⚡難しいケース
逆に、手技を取り戻したいのでクリニックで働きたい!!
・・ という場合は、ブランク年数によっては難しいことが多いですね。
クリニック=人員が少ないところが多く「時間を割いてあまり教えることができない」ということが難しさにつながっています。
離職中にやっておいたことがいいこと
そんなネガティブなことばかりではない離職であってもその期間中に復職を想定してできることはあります。
離職理由にあまり関係なくできそうなものを最後にご紹介します。
📌単発派遣や中長期の派遣で少しでもお仕事をしておく
看護師としての感覚を少しでもキープしておきつつ、お給料もちゃんと出るので離職中に是非トライしてみると良いと思います!
📌パソコンスキルを身につけておく
(←電子カルテが出来ない・・で機会損失・・)
PCスキルに関しては看護師としての仕事を問わず有効なスキルになりますので離職中の空き時間などで身に着けておくと思わぬところで役立つこともあります!
📌復職支援セミナーへの参加
セミナーは文字通り演習として勉強会形式になっているので離職の期間等が長かったりする場合にも適しています。
講習という形で感覚を取り戻せるのは魅力的です!
皆さんそれぞれに事情があり離職をしているため環境も条件も違うと思いますが、その中で復職を想定して準備できることもありそうですね。
このブログを読んで少しでもそう思っていただけたら嬉しいです。
復帰後の仕事をすることを視野に入れて今ご自身でできることに是非トライしてみてはいかがでしょうか?
ライター
株式会社スーパーナース コーディネーター
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。