外科でのお仕事経験がある看護師さんで、転職先でも外科で働きたいという方は多いはず。
また外科経験がなく、転職先で外科に移って経験を積みたいという方もいるでしょう。
そこで今回は、外科への転職を考えている看護師さんのために、外科向けの志望動機の書き方についてご説明します。
例文もご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。
外科に転職する看護師の志望動機にはどんなものがある?
「外科で働きたい」と考える看護師の具体的な志望動機にはどのようなものがあるのか、ここでは3つの状況別に分けてご紹介します。
1.先端医療に関心があり、その分野でスキルを磨きたい
外科では、患者さんに対し最先端の環境で最新の医療を提供する機会が多い点が特徴です。
新しい知識を養ってスキルアップできる現場でもあるため、志望動機でも最新の知識や技能を積極的に身につけたいという点をアピールすると効果的でしょう。
2.急性期の医療に携わりたい
外科は他の診療科と比較して、急性期医療に関わる機会がとても多くなります。
重篤患者さんの手術看護から回復期看護までを担当する機会もあり、急変への対処も視野に入れた看護が求められるでしょう。
それらの看護を積極的に担当したいという意思は、外科では特に尊重されます。
3.患者さんの回復を助けられる看護がしたい
外科病棟では手術から回復までの看護を看護師が一手に引き受けるため、患者さんの回復に寄り添う気持ちを持った看護師さんが求められます。
ポジティブに患者さんを励ましながら正しい知識で回復を助けられる、患者さんを支える気持ちの強い看護師でありたいという意向も重視されます。
外科を志望する看護師さんの志望動機例文集
1.外科経験のある看護師さん向けの例文
私はこれまで外科病棟でさまざまな先端医療に関わり、それゆえの困難も経験しながら4年間勤務してきました。
その上で、この先は外科手術の看護に携わりたいと考えるようになりました。
国内でも最新鋭の手術環境を備えた貴院でぜひ知識やスキルを磨き、地域医療に貢献していきたいと思っています。
2.外科経験のない看護師さん向けの例文
私は○○病院のリハビリテーション科に3年間勤務し、患者さんの回復を支える喜びを実感しながら看護師として働いてきました。
今後は、患者さんの助けになりたいという意思をぜひ急性期中心の外科病棟という現場で活かしたいと考えております。
患者さんの回復を共に喜べる看護師として、早期に貴院の看護における戦力となれるよう精進してまいりたく思います。
まとめ
この記事では、外科への転職を考えている看護師さんに向け、外科を志望する場合のおもな志望動機や履歴書の志望動機欄記入のための例文をご紹介しました。
もちろん例文はそのまま引用せず、ご自身の環境や希望に合わせアレンジして使うようにしましょう。
志望動機のまとめ方は、転職エージェントでも気軽に相談に乗ってもらえます。
もしご自身だけでの転職活動に不安があれば、転職エージェントに1度相談してみる方法もおすすめです。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。