臨床工学技士になるには?
構成労働大臣認可として国家試験に合格しなければなりません。一般的には高等学校をそる行して、大学、短期大学、専門学校において指定科目を取得する必要があります。試験は、毎年3月あたりに北海道、東京都、大阪府、福岡県で行われます。(※今後変更になる可能性もあります)
試験科目は、医学分野概論から医用電気電子工学など医療関連の科目が主です。合格発表は試験の行われた月の月末に行われているようです。
合格率は80%~ 90%程度と高いですが、試験科目の対策を入念に勉強する必要があります。
臨床工学技士の特徴
臨床工学技士とは、医療従事者として病院や施設に勤務して主には臨床業務に携わっています。その中で、レントゲンやCT・MRIなど医療機器を扱うことができるスペシャリストの事をいいます。医師だけでなく看護師もこの資格を取得しています。それにより、チームとして医療業界に貢献している施設、病院、個人の方々が増えています。生命維持装置などはひとつの誤りが生命に関わることもあります。安全性の確保やメンテナンスなど大きく貢献できる資格です。
代表的な業務としては、体内に溜まった老廃物を代謝しづらくなった血液の浄化療法を行う装置、手術室での体外循環装置に代表される様々な医療機器の操作、
人工呼吸器の操作、生命維持装置に関わる医療機器の操作や保守管理、効率的な運用があげられます。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
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