看護師におすすめのダイエット方法とは？ダイエットを成功させるポイント3つ

「毎日こんなに忙しく働いているのに、なぜ痩せないの？」と、太りやすいことでお悩みの看護師さんは少なくないでしょう。あまり認めたくないことではありますが、看護師は職業柄太りやすいといわれていることには、確かに一理あるようです。
そこでこの記事では、看護師さんが忙しいのに太ってしまう理由や、看護師さんが仕事に欠かせない体力を落とすことなく、健康的にダイエットを成功させてきれいになるコツについてご紹介します。

なぜ多忙な看護師がすぐに太ってしまうのか

看護師の仕事は超多忙。日勤・夜勤と目まぐるしく働きながら、日々の書類を作ったり勉強したりする時間も取らなければなりません。「寝ている時間もない！」と、つい嘆きたくなってしまうときもあるでしょう。

そんな看護師さんですが、毎日の忙しさで疲れているにもかかわらず「痩せない！」というお悩みを抱えている方も多いのだとか。確かに、終始体力を消耗しまくっているのに痩せなければ、少し残念な気持ちになってしまうのにも無理はありません。

しかし、看護師は体力勝負の職業でありながら「太りやすい仕事」ともいわれることがあるのだそうです。ここでは、看護師が太りやすくなる理由についてご紹介します。

1.生活のリズムが不規則

看護師さんは、ときには夜勤で昼夜逆転の生活を強いられることもある職業です。1日3食をきちんと食べるように心がけていても、食べる時間はまちまち……　ということにもなりがちですね。

3食の食事をとる時間が一定していないと身体が栄養をいつとれるかわからないと錯覚し、その都度食べたものをしっかり脂肪としてため込む癖がついてしまうのだそうです。「そんなに食べすぎていないのに、なぜか太る」と自覚しているなら、生活の不規則さがその一因になっているかもしれませんね。

2.寝不足なうえに、夜食をとりがち

夜勤や準夜勤の勤務が多くなると、夜間に食事をする機会も増えがちです。よく「夜中に食べると太る」と言われますし、寝る2時間前以降は食べないほうが良いなどとも言いますね。夜食べたものは脂肪として身体につきやすいことから、食事の時間が夜遅くなることも太ってしまう原因となっている可能性があります。

また睡眠不足が続くことも、肥満を加速させてしまいます。夜食の多い生活に加え、寝不足が続いてしまうと慢性的に「忙しいのに痩せない」状態が続いてしまうかも。

3.ストレスが多く、暴飲暴食しがち

看護師の仕事は、心身のストレスも多いものです。ストレスを解消するにはさまざまな方法がありますが、つい手っ取り早く楽な「食べること」に解消の方法が偏っていませんか？　食べすぎ・飲みすぎでカロリーオーバーしてしまえば、それは余分な脂肪となってしまいます。

看護師が効率よく健康にダイエットするには？

忙しくて毎日疲れているのに痩せない状況が続くと、それすらもストレスの原因になってしまいます。また看護師さんが忙しく働くうえで、つねに身体が重いことは体力面でもマイナス要素になるかもしれません。
ここでは、看護師さんが体力を損なわず、健康的にダイエットするコツについてご紹介します。

1.おやつの品目を見直す

看護師さんが「体力を使っているから」と、つい夜勤などで休憩時間に口にしがちになるのが「おやつ」ですね。このおやつの品目を見直すだけでも、太る原因を減らせます。お菓子やパン・ドーナツなどから、野菜スティックやコンソメスープなどに変えてみましょう。

2.食べる順番に気を遣う

お腹がすいて食事をするとき、ついつい主食などの揚げ物などから口にしてしまっていませんか？　脂肪になりやすい食べ物を口にする前に、繊維質が多く消化に時間のかかるものを食べたほうが全体の消化がスローになり、太りにくいといわれています。

ごはんやお肉・揚げ物などより先に、野菜やお肉・豆類を食べるようにしましょう。具体的な順番としては【野菜→肉・魚・豆類→主食】の順に食べることで、好きなものを食べながら太りにくい食生活が実現できます。

3.適度な運動を毎日続ける

仕事でかなりの体力を使っている看護師さん。痩せるために激しい運動をしようとしても、現実問題難しいでしょう。続けやすい軽い運動を毎日の習慣にして、代謝アップで太りにくい体質を作る方法が効果的です。

「ナースコールにはすすんで出て、廊下を歩くときも意識して早歩きをする」「書類を書くために机に座っているときも、姿勢を正して腹筋に力を入れる」などを仕事の中で習慣づけることも有効。寝る前のストレッチや腹筋を日々続けることも、地道にですが痩せやすい体質を作ってくれます。

4.「痩せやすい時期」を考慮してダイエットを

女性には「痩せやすい時期」と「痩せにくい時期」があります。生理の前など、身体に栄養や水分をため込むタイミングは痩せにくく、生理が終わって代謝がアップする時期は痩せやすい「痩せ期」と言われています。痩せにくい時期に食事を減らすと体力や体調にも影響しますから、身体の調子もスッキリする「痩せ期」をうまく活用しながら運動や食事の工夫を取り入れてみましょう。

まとめ

今回は、「看護師は太りやすい」と言われる理由や、忙しい看護師さんでもチャレンジしやすく成功させやすいダイエットのコツについてご紹介しました。

「忙しいのに痩せない」という状況になれば、どうにも釈然としない気持ちになるもの。健康的に痩せられれば、そんな憂鬱を解消してストレスのもとを減らすことにもつながります。体力仕事なので常時ダイエットを意識することは難しいかもしれませんが、先にご紹介した「痩せ期」を意識しながら効率的なダイエットを続けると、意外に効果が早く現れるかもしれません。