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看護師に求められるコミュニケーション【患者さん】《前編》

患者さんとのコミュニケーション、ポイントや求められるスキルを解説!

看護師として働くなら、コミュニケーションスキルは欠かせません。

看護師が業務の現場においてコミュニケーションを綿密にとるべき理由は、「患者さんに適切なケアを提供する」「事故や不測の事態を防ぐ」ためです。

看護師のコミュニケーション不備が原因となり、医療ミスや事故につながることは避けなければなりません。

看護師には、

  • 患者さん
  • スタッフ(看護師同士、医師、そのほかスタッフ)

という、双方とのコミュニケーションが求められます。

どちらかとのコミュニケーション、もしくは両方とのコミュニケーションに苦手意識や不安を抱えている看護師も少なくないのでは。

そこで、看護師に求められるコミュニケーションスキルについて「患者さん」「看護師同士・スタッフ」の2つに分けて、詳しく解説していきます。

この記事では「患者さん」とのコミュニケーションについて解説します。コミュニケーションを円滑に行なうためのポイントや具体例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

→続く後編では、患者さんとのコミュニケーションを円滑に行なうためのポイント②~③を紹介します。
 

患者さんとのコミュニケーション

看護師の業務では、患者さんとのコミュニケーションは必要不可欠です。

患者さんとしっかりコミュニケーションをとることで、そのつど、正しい情報収集・アセスメントができます。

患者さんとのコミュニケーションの悩み

患者さんとのコミュニケーションが苦手で悩んでいる人は、こんなことが理由なのではないでしょうか。

  • どう声をかけていいか迷ってしまう。
  • 話しかけられても上手に言葉を返せない。
  • 会話が続かない。
  • 緊張してしまう(怖い)。
  • 質問されて、答えられなかったらと不安になる。

患者さんは年齢も性格もさまざまです。看護師をしていると、これまでの人生で接したことがないタイプの患者さんにも出会います。誰しも、自分にとって馴染みがないタイプの人とのコミュニケーションは戸惑ったり難しいと感じたりしやすいものです。

特に、看護師の経験がまだ浅い人ほど、患者さんとのコミュニケーションに苦手意識を持ちやすいでしょう。

患者さんとのコミュニケーションで求められること

看護師が患者さんと上手にコミュニケーションをとるためには、どんなスキルを持っているといいのでしょうか。

看護師が患者さんとのコミュニケーションで求められることは、大きくはこの2つといえるでしょう。

     
    患者さんの話を聞く
    必要なことを患者さんにきちんと伝える

 
続いてここから、看護師が患者さんとのコミュニケーションを円滑に行なうためのポイントを3つ、体験談とともに具体的に解説していきます。

ポイント①会話は、傾聴する

患者さんとのコミュニケーションを円滑に行なうためのポイント1つ目は、「患者さんの話を傾聴する」こと。

患者さんの小さな変化も見逃さないためにも、話をしっかり聞くことは看護師に必要なスキルです。

患者さんは、全員が話上手なわけではありません。例えば、患者さんの話の後半に一番伝えたいことがあった場合。もし、看護師が話の途中でさえぎったら、患者さんは本当に言いたいことが言えずじまいになってしまいます。

看護師は、患者さんと会話する際は、しっかり最後まで話を聞くようにしましょう。

話の途中で言いたいこと、誤っているから訂正したいことなどがあっても途中で話を折らないで、相づちを打ちながら最後まで傾聴するようにします。そのあとで、こちらの話を始めるようにしましょう。

体験談「指導を守らない患者さん、じっくり話を聞いたら……」

Sさん 30代前半 総合病院 消化器・腎臓内科病棟勤務
糖尿病からの腎機能障害で入院していた60代の男性患者Mさんは、何度指導しても病院のコンビニで買い食いして間食をしてしまっていました。

これ以上腎機能が悪化すると透析は免れない状態なのに、全然危機感を持ってくれません。ベテラン医師のS先生に「何度言っても間食をやめてくれません」と相談しました。

すると、S先生は「まずMさんに、どうして間食をしてしまうのか聞いてみてごらん。Mさんだって食べちゃいけないことはわかってるでしょう。何か思いがあるのかもしれない」と言ったんです。

半信半疑でしたが、Mさんに「どうして間食してしまうと思いますか?」と聞いてみたんです。そしたらMさんは「入院で仕事もしばらく休んでいて、戻っても居場所があるのか心配だし、透析になるかもしれないことも不安でたまらない。そんな気持ちを埋めるようについ甘いものを食べてしまう」とポツリポツリと打ち明けたんです。

初めて聞く本音に驚いたし、Mさんの気持ちを全然汲み取れていなかったことを反省しました。

Mさんは話し終えた後に「ありがとう、今まで誰も俺の気持ちなんか聞いてくれなかった。でもSさんがわかってくれたと思うだけで救われるよ」と言ってくれました。その後、Mさんの間食はピタリとおさまりました。

ついつい看護師として、患者さんに対して正論で指導しがちです。しかし、患者さんにも事情があるので、正論で指導しても伝わらないことや、伝わったとしても受け入れてもらえないことがあります。

そのため、まずは患者さんの思いや考えを傾聴することが大事なのです。

→続いて、《後編》は「コチラの記事」へ。普段の言動を反省したくなるドキッとするような内容なので、要チェックです。

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この記事を書いた人は
スーパーナース編集部

スーパーナース編集部

看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。

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