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vol.59『インスリンの針を外し忘れて、針刺し事故⁉』
登場人物
  • 内珍熊夫
    内珍熊夫

    21歳、新人ナース
    無口で体が大きく怖がられるが、心優しい。

  • 看護みよこ
    看護みよこ

    46歳、病棟師長
    病棟のお母さん的存在

  • 白衣たまこ
    白衣たまこ

    26歳、4年目看護師
    いつも一生懸命だがたまに抜けている

~インスリンの針を外し忘れて、針刺し事故!? ~

スーパーナース59

針刺し事故とは

医療従事者が業務中に他者の血液などで汚染された針などの器具で誤って外傷を負うことを言います。その傷から血液を介してB・C型肝炎、HIVなどの感染症に感染する恐れがあるという事です。

針刺し事故を起こさないために

今回の事例は使用済の針が付いているはずが無いという状況で針刺し事故が起こりました。多重課題や業務が忙しい時に針捨てBOXやペンニードルリムーバーを持参し忘れたなどの理由で針捨てを後回しにしたことで他者に被害が及ぶ場合もあります。

インスリン注射を準備する場合には、使用済の針が装着したままかもしれないと予測しながら行う必要があります。

針刺し事故が起こったら

針刺し事故の院内マニュアルに沿って行動します。責任者へ報告するとともに、直ちに傷口から血液を絞り出すように流水で十分に洗浄し、消毒を行います。

針刺しの相手が分かる際には当事者と共に感染症の採血を1か月後、3か月後など定められた期間で行います。

まとめ

今回は、使用済の針が付いたままで起こった針刺し事故についてのお話でした。

業務が多忙だとつい忘れてしまったことで、他者に被害が及ぶ場合があります。自分自身も思い込みで業務を行わず、もしかしたらという予見を立てながら安全に業務を遂行していきましょう。

医療監修/医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)

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スーパーナース編集部

スーパーナース編集部

看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。

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