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那須虎児
鶏子の弟。新人ナース。
わけあって遠回りしてこの道に。 -
医療ゆかり
29歳 7年目看護師。
たまこのプリセプター。ワインがすき。 -
イトウジロウ
75歳 患者。
ちょっとおとぼけの愛されキャラの患者、パンダ耳
未服用につながる「落薬」を防ぐために
~落薬予防と対処法を知ろう!~
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
NGポイント
内服介助時に薬の飲みこみまで確認していなかった。
高齢者の場合、薬剤が小さいと掴みにくく、口腔内に入れたつもりでも落としてしまうことがあります。
また、認知症や嚥下障害がある場合、薬が口腔内に残りやすく吐き出してしまうこともあるため、内服介助では確実に飲み込んだかを確認し、落薬などでの未服薬を防ぎましょう。
事例
落薬による誤薬インシデントは、落薬時には気づかず、薬を発見して未服用の発生に気づくケースが多いようです。
もしも落薬を発見した時は?
未服用によって症状悪化などのリスクがあるため、落薬を発見した時は速やかに適切な対処をする必要があります。
まとめ
今回は、落薬のインシデントとその対処法についてのお話でした。
落薬による未服用は薬の発見によって気づくことが多く、対処が遅れることで症状悪化などのリスクが高くなります。
年齢や疾患に応じた内服介助を実施し、薬の飲み込み確認を徹底して、落薬による未服用を防ぐ必要があります。
また、落薬を発見した時は何の薬か確認するなど、速やかに適切な対処ができるようにしましょう。
医療監修/医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)