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内珍熊夫
21歳、新人ナース。
無口で体が大きく怖がられるが、
心優しい。 -
白衣たまこ
26歳 一生懸命だが抜けている。
アイドルの推し活に精を出す。 -
医療ゆかり
29歳 8年目ナース
たまこのプリセプター、ワインがすき。
新人看護師の夜勤はコミュニケーションが鍵!
医療監修/医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
新人看護師にとって夜勤 とは
病棟は交代勤務により対象者の安全・安楽の保持に努めています。
病棟へ配属されると夜勤は必須となり入職して間もなく先輩看護師と見習い夜勤を経験し、数か月後には独り立ちという流れが多く見られます。
少人数での勤務体制、受け持ち人数の増加、長時間の勤務、未経験の業務がある中での夜勤は不安やプレッシャーなど心身ともに負担に感じる部分が多くあります。
サポート体制
新人看護師が不安なく勤務を行うためには、夜勤を共にする先輩看護師の存在やサポートがとても重要です。
先輩看護師も業務とサポートを行うため、普段からお互いにコミュニケーションの取りやすい環境や関係性を築く必要があります。
夜勤はメンバーの協力体制で成り立ち、良好な関係性は新人看護師へ必要なサポートを提供できるため、ミスを大幅に減らすことにつながります。
報連相・おひたし とは
報告:主に上司から出された指示や命令について、行った業務や行動について、その経過や結果を伝えること
連絡:同じ情報を共有するべき関係者に対し、つながりをつけ、情報を知らせること
相談:相談は、自分一人では判断できない業務にあたるとき、責任者に意見や判断を尋ねること
なぜ必要なのか?
チームの一員として業務を行うため、チーム間での情報共有や、自身の担当している業務の進捗状況を相手に伝えることが求められます。
また報連相を行うことで業務が円滑にすすみ、コミュニケーションを保つことができます。
お・・・怒らない
ひ・・・否定しない
た・・・助ける
し・・・指示する
一方で先輩看護師は報連相を実施した後輩看護師に対して「おひたし」で返すことでよりよい関係構築につながるとされています。
新人看護師が安心して報告、連絡、相談できるように、先輩看護師が現場の雰囲気を作ることも必要です。
まとめ
夜勤は心身ともに負担が大きく、業務に不慣れな新人看護師はよりプレッシャーを感じやすい状況が多岐にわたります。
少人数のメンバーで業務を行うため、報連相は情報共有とコミュニケーションの手段として重要です。普段から関係性を築きサポートを受けながら夜勤に慣れていきましょう。