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白衣たまこ
22歳 1年目看護師
いつも一生懸命だが
たまに抜けている -
医療ゆかり
25歳 4年目看護師
たまこのプリセプター
ワインがすき -
サトウタロウ
85歳
まじめな気質の患者さん
待つのが苦手 ふわふわヘア -
看護みよこ
42歳 病棟師長
病棟のお母さん的存在
スキンケアがすき
確認しよう6R
医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
OKポイント
前回入院時などの情報も確認しながら、指示の確認を行った。
対象者から尋ねられても慌てずに確認を行った。
与薬の基本の6Rとは
氏名、生年月日、アレルギーの有無など 同姓同名の患者さんに注意
薬剤名、薬剤の形状、使用期限、保管状況など
指示通りの薬剤の用量、単位、濃度
指示された投与経路(内服、静脈注射、皮下注射、筋肉注射、座薬、点眼など)
日付、与薬時間、注射速度など
何のために投薬するのか(検査前、手術前、症状緩和、症状予防など)
以前までは5Rと言われていましたが「正しい目的」が追加され、近年は6Rと呼ばれています。
与薬する前に6Rのチェックをするタイミング
勤務先によりタイミングは異なるかもしれませんが、対象者に与薬するまでに3回6Rのチェックを行うことが提唱されています。
まとめ
入院時は指示の確認や必要書類の作成など、業務が多く慌てることもあるかもしれませんが、与薬については特に注意して確認を行いましょう。
看護師にとって与薬は日々実施する業務の1つです。
誤薬防止のため、事前にダブルチェックを義務付けている病院もあります。
それほどに緊張感を持って実施しなければならない業務です。
日々の業務が時間に追われ、忙しい忙しいと言っても、確認を怠ると「誤薬=医療事故」の原因となります。
自分自身の思い込みや見間違い、指示の変更などに気付くためにも6Rのチェックはとても重要な作業です。
患者さんを守るため、そしてご自身を守るために6Rのチェックを行い、誤薬防止に努めていきましょう。