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白衣たまこ
22歳 1年目看護師
いつも一生懸命だが
たまに抜けている -
医療ゆかり
25歳 4年目看護師
たまこのプリセプター -
看護みよこ
42歳 病棟師長
病棟のお母さん的存在 -
サトウタロウ
85歳
まじめな気質の患者さん 待つのが苦手 ふわふわヘア
酸素ボンベの取り扱い ~残量確認してますか?~
医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
NGポイント
事例
酸素療法とはカニューレやマスクなどを用いて体内に適量な酸素を投与する治療法です。
その目的は、動脈血の酸素化を図り、末梢の細胞組織に十分な酸素を供給することによって低酸素状態の改善をすることです。
そのため、酸素投与中の対象者にとって必要な酸素が投与されないということは、低酸素状態を招きかねないということになります。
低酸素状態になると
などの症状が出現します。
ただ身体が低酸素に慣れている対象者だとこれらの症状が出現するまでに時間がかかることもあります。
低酸素状態は少なからず対象者の身体にダメージを与える可能性が高いため、未然に防ぐ必要があり使用する前の事前の確認が非常に重要です。
皆さんは酸素ボンベの残量を見て、あと何分使用できるか、計算はできますか?
すぐに計算するのは難しいこともあるため、早見表を酸素ボンベの保管場所に設置し、活用しているところもあります。
酸素療法中の対象者の看護は、必要とされる場面が多い看護技術の1つです。正しい知識を持って、実施できるよう振り返りを行いましょう。