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白衣たまこ
22歳 1年目看護師
いつも一生懸命だが
たまに抜けている -
医療ゆかり
25歳 4年目看護師
たまこのプリセプター -
看護みよこ
42歳 病棟師長
病棟のお母さん的存在 -
イトウジロウ
75歳
ちょっとおとぼけの愛されキャラの患者さん パンダ耳
ホットパック使用による熱傷予防
医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。
NGポイント
ホットパックなどの使用時に、低温であっても同一部位を温め続けることによって、「低温熱傷」が生じます。
低温熱傷を起こした事例
ホットパックは、保温や血管拡張、温熱療法など医療現場でさまざまに用いられ、温罨法として「看護師独自の判断で計画・実施ができる看護技術」とされています。ただし、適切に使用しなければ、低温熱傷を生じるリスクも隣り合わせにあります。
低温熱傷は、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間触れ続けることによって起きます。通常の熱傷は、皮膚の表面に熱源が触れてしまうことで起こります。
一方、低温熱傷は皮膚の奥深くでじっくり進行してしまうので、通常の熱傷よりも治癒に時間がかかる場合があります。また皮下組織が壊れてしまった場合は、手術が必要になる、感染症にもかかりやすくなるなど、普通の熱傷よりも重症になることもあり注意が必要です。
以下のような方が低温熱傷になりやすいといわれています
ホットパックなど低温で温めるものを使用する際は以下のことが大事になります。
温罨法は頼りになる看護技術です。使用方法と観察には十分に注意し、効果的にホットパックなどを使用しましょう。