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vol.6 『転倒・転落をふせぐためには』
登場人物
  • 白衣たまこ

    22歳 1年目看護師
    いつも一生懸命だが
    たまに抜けている

  • 医療ゆかり

    25歳 4年目看護師
    たまこのプリセプター

  • イトウジロウ

    75歳
    ちょっとおとぼけの愛されキャラの患者さん パンダ耳

  • サトウタロウ

    85歳
    まじめな気質の患者さん
    待つのが苦手 ふわふわヘア

転倒・転落をふせぐためには

NGポイント

  • 同時に付き添い歩行の必要が生じたときに、他のスタッフにお願いせずに、自身の優先順位の判断のみで、順番での対応としてしまった。

日常的に発生しやすいインシデントが、転倒・転落の事故です。

転倒・転落で多い事例

  • トイレに付き添っていたが、便座を拭こうと手を離したときに、歩き出してしまい前のめりに転倒してしまった。
  • ベッドから車いすに移動するため、ベッド柵をおろしてから、車いすを準備しようと目をはなしたときに、対象者が起き上がろうとしてしまい、転落してしまった。

すり足で歩きがちな高齢者は、カーペットや敷居などのちょっとした段差でも足を取られて転倒することがあります。時には、段差のない廊下やフローリングで足をすべらせてしまうこともあります。
周囲のスタッフにも確認しながら、フォローをお願いするようにしましょう。

転倒・転落の事故防止のためのポイント

  • 転倒・転落しないこと(安全)を最大の優先事項と、念頭におく。
  • 対象者から、目や手を決してはなさない。
  • 情報収集のときに転倒・転落のリスクの確認をする。
  • 環境の整備(ベッド周囲、室内履き、椅子の位置など)をおこなう。

高齢者は、転倒・転落による影響をより受けやすく、重大な事故につながることもあります。あせらず、慎重に、アセスメント・行動しましょう。

医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)

この記事を書いた人は
スーパーナース編集部

スーパーナース編集部

看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。

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