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vol.5 『爪切り事故を予防するために』

登場人物
  • 白衣たまこ

    22歳 1年目看護師
    いつも一生懸命だが
    たまに抜けている

  • 医療ゆかり

    25歳 4年目看護師
    たまこのプリセプター

  • イトウジロウ

    75歳
    ちょっとおとぼけの愛されキャラの患者さん パンダ耳

爪切り事故を予防するために

NGポイント

  • 自分の技術・経験では安全に切るのが難しいと思ったが、そのまま手技を継続してしまった。

介護施設などで依頼されることが多い爪切り。簡単そうに思える手技ですが、ちょっとした油断が爪切り事故につながるため、注意が必要です。

爪切りで多い事例

  • 足の爪切りを頼まれたが、白癬もあり肥厚していた。やすりで行うのが妥当と思ったが、施設にやすりがなかったため、そのまま爪切りで行い、出血させてしまった。
  • 使い慣れていないニッパーで爪切りをするように頼まれた。期待に応えないといけないと思い、ニッパーで行ったが、出血させてしまった。

比較的切りやすい爪の方もいますが、そうでない方も、多いのが現状です。安全に行うために以下のポイントが大事になります。

爪切り事故防止のためのポイント

  • 自身の爪切りのスキルを正確に把握する。
  • 「難しいかも?」と感じたときには決して無理してトライせずに、スタッフに相談する。
  • 対象の方の正面からではなく、となりに座って自分の爪を切るような体勢で行う。
  • 爪切りをあてる際は、誤って切ってしまわないよう、指先の肉をひっぱって行う。

安全に爪切りを行い対象者によろこんでもらえると、看護師としてもとてもうれしいですね。

医療監修/赤坂山王クリニック 院長 医学博士 梅田悦生
マンガ/ほりたみわ
(敬称略)

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スーパーナース編集部

スーパーナース編集部

看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。

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