新年度スタート!春ボケ注意報発令中。[2016/04/12更新]
みなさんこんにちは。
桜が綺麗に咲いたと思ったら、
あっという間に風に吹かれて散りゆく今日この頃、
新年度が始まりましたね。
新人さんをはじめとして、
新たな職場でスタートされた方、
一旦お休みに入った方、
色んな始まりがあると思います。
まだまだ新しい生活に、
肩の力が抜けない日々だと思いますが、
ぽかぽか陽気に誘われて
ついついウッカリ!
…なことも多いのが、春。
特に、年度末に退職者が多く出た職場では
嵐のような忙しさも加わり、非常に危険な季節です。
危機的な状況の時には、緊張感があるせいか、
ミスしないことが多いものの…
本当に怖いのは、
ふっと緊張の糸が切れた時。
危機を脱したあとの、
”気の緩み”が一番危ないんですよね。
そう、”気の緩み”といえば、先日。
とある日曜日の午前中、
マツコ宅での出来事です。
その日は、来客の予定があったので、
料理を作ったり、
(普段はさぼっている)お掃除をしたりと
マツコはバタバタしておりました。
そんな中、息子がぐずり出したので、
歩行器に乗せて遊ばせていたところ…
ガタッ、ガシャッ、ガターンッッ!!
「ギャーッッ!!」
なっ、何事!?
泣き叫ぶ声の方へ走ると、
マツコの目に飛び込んできたのは
歩行器ごと玄関に突っ込み落ちた
八つ墓村状態の息子の姿!!
今度はマツコが
「キャーッ!!」
と叫んでました…。
原因は、夫が玄関に続くドアを
開けっぱなしにしていたから。
マツコは瞬間湯沸かし器になり
夫に噛みつきました。
「危機意識が低すぎる!!」
ですが、直後に自分にも
責任がある、と反省しました。
夫は慣れていないのだから、
私も気を配るべきだった…と。
通常、普段マツコが一人で
子供を見ているときは、あり得ないこと。
ナゼなら、”一人”でみているから。
自分しかいないので、常に危機意識は高く、
気を付けるべきポイントをしっかりおさえています。
しかし、
ここにもう一人(夫)が入ったことで…
”気の緩み”が、出てしまいました。
自分だけではない誰かが、
その責任の担い手に加わると…
それまで一人で背負っていた
緊張の糸が切れ、
”気の緩み”が発生します。
小さいマツコ家のコミュニティーの中ですら
このような事故・事件が起きてしまいます。
これが、3人、4人…
そして大人数の病棟となるとそのリスクは、
はるかに高くなると思います。
スタッフが少なく、
ギリギリの状態で働いているときは
意外と大丈夫なことも多いです。
(ギリギリ、の程度にもよりますが…)
気の緩みによる
”ヒヤリ”が発生しやすいのは、
余裕がでてきたころ。
たとえば、
新しく異動や入職して来られた方が、
独り立ちをして動けるようになったころ。
特にアブナイのが、
”みんなで分担”して行う業務です。
配膳、清潔ケア、血統測定などなど…
お昼の休憩時や、その直前・直後の処置は要注意!!
・絶食なのに伝達ミスで配膳してしまった
・入浴可だったのに清拭してしまった
・入浴不可なのに入浴させてしまった
・検査後の患者さんを(安静度を確認せず)歩かせてしまった
・酸素の流量を間違えて繋いでしまった
・心電図モニターの装着し忘れ
・心電図モニターの再開忘れ
などなど…
自分ではない”誰かがしてくれる”
という時は、
ついつい安心してしまいがち。
先々のリスクまで
自分の責任の範囲と考え、
必要事項は必ず正しく伝達したいですね。
これ、当たり前のこと、なんですが、
緊張感から解放された気の緩みに、
春の陽気がプラスされて、
かつ新しい風が吹いたりして、
みんなどこかそわそわしてしまって…
ミスが起こりがちになるんです。
特に新しい風は、
看護師だけでなく
医師や看護助手さん、
クラークさんなども含まれてくるので…
病院全体がすこし浮足立っている感じがする、
この季節は要注意です。
みんなで意識高めに!
声を出し合って!
いきましょっ♪
ちなみにここ最近のマツコは…
「乳児八つ墓村事件」のほかにも、やらかしました。
・オートロック式の自宅のカギを忘れて外出
↓
・カギの代わりになる暗証番号を間違え
↓
・不審者と判断され、自宅のカギがロック
↓
・助けを求めた管理会社にも疑われ
↓
・愛犬には不審者と勘違いされ吠えまくられ…
↓
・夕方の寒空の下、約1時間ちょっと自宅に入れない
そんな、失態をおかしました。
ええ、春ボケにどっぷりはまっているのは、
何をかくそうワタクシです。
みなさまも
春の陽気に癒されつつも流されないように
どうぞお気をつけてくださいませ。
マツコ