Vol.0046 ナースマンの結婚事情 [2014/09/05更新]
昨夜、久しぶりに元同期達とSNSで会話をし
またみんなで再会する約束をして
楽しいまま眠りについたせいか
今日の夢は
同期と一緒に働いていた病棟の夢でした。
懐かしい顔、懐かしい声。
ちょっぴり毒のある会話も 隙のないツッコミも
そのままで
目覚めた朝もなんだかまだ楽しい気持ち。
そんな気持ちのまま
電車に揺られながら、携帯ニュースを見ていたら
とある記事が目につきました。
「結婚できない職種」男性版のワースト10に
女性が多い職場という理由で、
男性看護師がランクインしていたのです。
うーーーん…そう???
これ、いつかブログに書こうと思って
ココロのネタ帳に記していたのですが、
マツコの(勝手な)統計で言いますと、
男性看護師は既婚者が非常に多いです。
今まで出会った男性看護師は
パッと思いつくだけでも約20人。
このうち、20代前半のピチピチ男子も含めて
独身は4~5人、既婚率75%。
正直言って、
結婚難民だらけの女性看護師から見たら
脅威の数字です。
そしてもうひとつ。
驚くべきことなかれ、
既婚者のうち医療関係者を妻に持つ人
100%!
看護師はもちろん、看護助手さん、リハビリの先生
薬剤師、医師、そして禁断の恋!?看護学校の先生atc…
いわゆる職場結婚ですが、
なんだかドキドキするメンツですね♪
さて、男性看護師が「結婚できない職種」にランクインした
2つの理由が紹介されていました。
(1)女性が多すぎる職場は女性に幻滅する場合がある
(2)力仕事を任されるだけで、モテモテという話はあまり聞かない
まず、(1)女性が多すぎる職場は女性に幻滅する場合がある
そうですね…幻滅はするかもしれません。
言わば、女子校のようなものですから。
看護学生の時、クラスに男子が2名ほどいました。
「僕らは、透明人間のような存在」と言っていましたが…
男子がいる前でも(平気で)着替えをしてしまう女子もいました。
さすがにマツコはそこまでオープンにはできませんでしたが
男子とか女子とかあんまり意識はしてなかったなあ…。
きっと、多くの女性看護師さんはマツコと同じ感覚の人が多く、
男性看護師を意識せず、会話や仕事をしています。
でも、そんな中にも常に女を捨てず、可愛らしいNsもいるんですよ。
そりゃもう、数多くいる女性看護師の中でピカイチの天使が!
同じ女性看護師からみても、うっかり惚れちゃいそうな看護師さん
いっぱいいますもん。
それに、普段は大ざっぱな看護師さんだって、ある時ふと見せる女の部分があります。
そこに、グッときちゃうことだってあるはずです。
だから、たくさんの女性の中で働いているからって、
全ての女性に幻滅するとは考えられないなあとおもいます。
まあ確かに、未婚ナースマンの中には、「女性に幻滅した」という方も
いるかもしれませんが…。
次に、
(2)力仕事を任されるだけで、モテモテという話はあまり聞かない
それは(ある意味)正解!
どれだけイケメンでも、力仕事をしてくれても、頭が賢くても…
それだけじゃ「モテる」ことはありません。
(マツコ統計によると)男性看護師のモテ度は、
「仕事がデキルか」=「モテるか」です。
どれだけイケメンでも、
仕事が出来なきゃただの人…以下になることも!?
ちなみに、この「仕事がデキル」ということですが、
「業務ができる」というのはもちろんですが…
マツコの経験上、モテモテナースマンは、以下3点ができる人でした。
(1)違和感なく、医療チームの中に入り込み
(2)近すぎず、遠すぎず、気づけばさらりと仕事をしていてくれて
(3)さりげない心づかいが患者さんにもスタッフにもできる人
ふふふ…。
看護師の世界は非常に手厳しいです。
でも、上記の条件をクリアしている人は、イケメンじゃなくてもモテます!
こういう人は、看護師だけでなく男性医師からも支持されます。
(もちろん、業務上の話ですよ~)
ほんっと、デキル男だわ~っていうナースマン。
ああこの人の看護はいいなあと尊敬できるような方は…例外なく既婚。
しかも、なぜか奥さんの「激カワ率」が高いです!
そして、男性看護師は良くも悪くも
「優しさ」はピカイチです。
本当にここだけは、みんなそう!
この「優しさ」がある意味、男性看護師の最大の武器ではないかと思います。
それは、普段の行動や性格というような場面だけではありません。
マツコが知っている男性看護師の多くは、
結婚や、結婚後の生活においても、
「奥さんを中心とした生活を選択した」優しい人が非常に多いです。
これは、何かというと…
まず、住む場所。
基本は、みんな奥さんの実家の近くに住んでいます。
例えば、大阪出身の人が東京に住んでいるというようなことも
全然珍しくありません。
(そのかわり、実家の親には反感を買っている人多し)
また、それだけでなく、マスオさんやお婿さんもいます。
なぜそれが可能か!?
それは、看護師だからです。
全国どこでも仕事はあり、地域格差は多少あるものの収入も安定。
リストラや、倒産で職を失うということもまずありません。
奥さんのために、転職をした男性看護師を何人も見てきました。
上記をまとめると
・奥さんの希望に合わせてくれる優しさを持っている
・その希望を叶えることが一般のサラリーマンに比べ容易
→理由:転職が全国各地可能かつ収入安定
(しかも夜勤をがっつりしてくれれば、まあまあの高収入)
女性にとって結婚する上でこれはかなりの高ポイントです。
いやほんと、家庭のお話を聞くたびに
偉いなあ…優しいなあ…と思うことが非常に多いです。
そして、これももうひとつ。
女性を立てることもまたピカイチ!
住居の件も含めてですが、
基本的に上手に尻に敷かれている人が多いです。
看護学生の時から(もしかしたらそれ以前から!?)
女性の中での立ち回り方を学び、
それで、上手く関係が成り立つことを
痛いほどわかっているからかもしれません。
とまあ、なんだか今回は男性看護師を
かなりヨイショした内容になってしまいましたが、
最後に。
男性看護師はまだまだ少なく
「女性の職場に男性」という印象が強いものの
近年その数は、非常に増えてきています。
マツコも一般病棟の4人夜勤で、紅一点で働いた経験があります。
各病院内でも、「男性看護師会」の設立&活動が
活発になってきていますし、
全国的にも今年、「男性看護師会」が発足しました。
今まではどちらかというと、女性看護師の中で、
ちょっぴり肩身の狭い思いをしてきた男性看護師が
日本の看護の世界を共に引っ張っていく同じ看護師として
活躍する場面がどんどん増えて行くことを楽しみにしたいですね。
なお、今回のナースマンの結婚事情ですが
あくまでマツコの知る範囲の事情と個人的な感想です!
世間一般とズレがある場合かもしれませんので…ご了承くださいませ。
マツコ