こんにちは！教えてスーパーナースのブログ担当看護師です。

部署異動や転職など新しい環境に飛び込むときは、憂うつな気分になる方や「新しい部署でなじむことができるかしら？」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか？

私自身も特別に人見知りというわけではないのですが、新しい環境に飛び込むタイミングは慣れるまで気疲れしたり不安を強く感じて普段よりもストレスを抱えがちです。

そんな部署異動や転職のタイミングで少しでも不安を和らげて、スムーズに新しい環境になじむためのコツを今回は5つご紹介したいと思います。

 

 

1 第一印象がその後の仕事のしやすさを左右する？！まずは自分からあいさつを

 

すごく当たり前のことなのですが、最初は職場のスタッフの顔と名前が一致せず 「すでにあいさつをしたかどうか？」が自分の中でもハッキリせずに迷ってしまい あいさつするタイミングを逃してしまう・・・なんてことも起こりがちです。

最初のうちは「確実にはじめましてのあいさつをした」と自信がない場合は、あいさつをしてしまいましょう！あいさつをしないことに対するマイナスイメージは付きやすいですが、2回してしまっても思うほど悪い印象を相手に与えません。

また心理学では「初頭効果」といい、最初に与えた情報が後の情報に影響を及ぼすと考えられています。
つまり第一印象がいいと、よかった第一印象が後々まで影響をするということなんですね。自分から明るい声で、相手の目をしっかり見てあいさつをしましょう。まずはこれがクリアできれば安心です。

2 最初はできなくて当たり前、恥ずかしいを捨てて積極的に質問する

 

部署異動や転職の場合、新しい職場で「新卒でもないのに、こんなこともわからないなんて仕事できないって思われないかな」こんな風に、経験があるからこそ考えてしまいがち。

でも、しょうがないんです。同じ病院でさえも、部署が違えばマニュアルも違ったり部署独自のマイナールールがあったりします。

また看護師は診療科が違えば、必要とされる看護技術も知識も全く違うのでできないことは当たり前です。むしろ最初のうちは周囲のスタッフも「〇〇さんは異動してきたばかりだから・転職したばかりだから」と気にかけてくれていることが多いはず。

だからこそ最初のうちから恥ずかしがらずに「〇〇ができないので、やらせて欲しいです」「〇〇の疾患について、もっと勉強したいので〇〇の疾患の患者さんを担当させてください」などリーダー格の方や指導係の方に声をかけておくといいでしょう。

周りは自分が思うほどに、あなたのことを厳しく評価していませんから安心して自分から質問するようにしましょう。声をかけられるのを待つよりも、自分から声をかけることでスタッフ間のコミュニケーションも円滑なりますよ。

3 焦らずに一つ一つ確実にクリアしていく、できることは積極的にやらせてもらおう

 

転職や部署異動あるあるなのが「早く即戦力にならなくては！」「早く仕事を覚えなくては！」と誰に言われたわけでもないのにプレッシャーを自分1人で抱えてしまうことが多くなりがちですよね。

しかし、こんなプレッシャーを1人で抱え込んでいると仕事が辛くなったり出勤が憂うつになりかねません。

人それぞれに成長や仕事を覚えるスピードは違います。自分の気持ちの中だけでも、自分を追い立てることをやめるだけでも気持ちが楽になりますよ。

異動先や転職先の部署のことは、わからないことが多いとは思いますがあなたのこれまで培ってきた経験やスキルは必ず新しい職場でも、役に立ちますしみなさんに求められています。

やったことがあること・詳しいこと・得意なスキルは積極的にやらせてもらいながら、できないことは焦らずに着実に覚えていきましょうね。

4 じっくりと部署内の人間観察をする

 

これは看護技術のSOAPが非常に役立ちますね　笑

職場の中で、キーパーソンや逆にちょっと危なっかしい方などなど 外から入ってきたからこそ、よくわかること・見えることがたくさんあります。

じっくりと職場の人間関係やパワーバランスを観察して、質問は誰にするのがベターか、頼み事は誰にすればベストか・・・などなど

今後の部署内での立ち回りのために、しっかり観察しておきましょう。

こういう意識を持っていると、割とスムーズに新しい人間関係を築くことができます。看護師だからこそのスキルを生かさない手はないですよね。

5 休みの日はしっかりオフモードに切り替える

 

お休みの日もついつい新しい職場のことを考えてしまう・・・
真面目で頑張りやさんが多い看護師は、ついつい休みの日も仕事モードが抜けずに 「あれも覚えなきゃ、これも勉強しなきゃ」とリラックスできずに、お休みの日を過ごしてしまうことも。

もちろん、勉強することもとても大切ですが「今日は1時間勉強したら、あとは休みを満喫する」など時間を区切ってメリハリをつけることをおすすめします。

そして、休みの日に仕事のことを考えていてもお給料は1円もでません。

よく遊ぶからこそ、よい仕事ができるもの。お休みの日やお仕事のあとは、しっかり頭をオフモードにすれば「よーし！明日もしっかり頑張ろう！」とパワーが湧いてきます。ぜひ意識してみてくださいね。