こんにちは
いつもどこかに猪突猛進の花子です🌸
生きていれば、変わった出会いがあると思います。
今回は、花子のちょっと変わった出会いについてお話ししていきたいと思います。
是非ご紹介したいのが、カイロプラクティックの学校で出会った学生茂ちゃん。
彼は、某国立大学出身の秀才です。頭が良いだけでなく、勉強会を主催して、クラスメートの勉強をサポートする親切な人でもあります。
そんな彼には、オーラが見えるという特技があったのです。はじめてオーラが見える人に巡り会えたと感激したものです。
そうなると、自分のオーラが何色か興味がわきますよね。茂ちゃんに、花子のオーラは何色?と聞くと、なぜか教えてくれない。
自らオーラが見えると申告しておいて、教えないのは、納得できません。
花子は、しつこい性格ですから、しばらく茂ちゃんにへばりつき、聞き続けましたよ。
すると、「・・・・・灰色」と。
貴様、説明しろ!! 灰色とはどういうことだ??
10年たった今でも、灰色のオーラを引きずっております(笑)
茂ちゃんは、突拍子もないことを事あるごとに言っていました。それが面白いのだが、面白いを超えて、居たたまれない気持ちになることがありました。
👆 施術で顧客の悪い気を吸ったため、げっぷが出ると連発する
👆 前世で会ったことがある
これは、茂ちゃん語録の一部にすぎません。
はじめの頃は、一時停止し、追及してました。どういうこと?と。
しかし、茂ちゃん語録は毎日通常運転で、次第に聞き流しがちになり・・・
でも突っ込みたい気持ちはあったよ。
「おーい、茂ちゃん。そんなことを、人前で言っちゃダメだょ」
ある時、茂ちゃんから神秘的な仲間に会ってみないかとお誘いがあるのだが、その時は、気がのらずお断りした。
今にして思うと、ちょっぴり惜しいことをしたと後悔している。だって、興味あるじゃん。
学校を卒業してから、茂ちゃんと会うこともなく消息は不明です。学生の頃のままでいるのでしょうか、気になるところです。
もう一つエピソード。
花子は、カイロプラクティック業界に入り、事ある毎に壁にぶち当たり、何回かノイローゼっぽくなるのだが。
ある時、それをみた同業者の鈴木さんから、そんな自分を変えるセミナーがあるけど、どう?と誘われた。
その当時は、救いの手のように感じ、是非!と教えてもらった場所にいそいそと向かった。
ま―早い話、自己啓発セミナーだったのだが。
そんなこと露ほども疑って無いから、会場へ行って驚いた。 なんだ×2の連続。
まず、鈴木さんが、教壇に立ち、わけの分からないことを大声で叫んでいる。その姿は、まるで教祖。カリスマ性の無い教祖鈴木がいた。
教祖鈴木は、職場とはまるで別人で、花子は見てはいけないものを見てしまった気持ちになった。鈴木さんは、花子の気まずさなんてお構いなく教祖鈴木のままだ。
「素晴らしい体験を、お話しください!」意気揚々と叫んでいる。
このセミナーを受講するとトラブルや悩み事が改善するらしい。
参加者は、セミナーを受けてから、こんな良いことがあった!問題が解決された!と発表しはじめ、そのつど歓声が上がり拍手が起きた。
あの会場のテンションの高さは、今でも経験したことがない。
次に、まだ状況を理解しきれないまま、花子は、他の初参加者と一緒に別室に案内された。潜在意識について説明を受け、セミナーの素晴らしさを切々と語られた。
女性部員が花子の横にピッタリ付き、悩み事や身の上話を聞かれたりもした。
そして、クライマックス 🙌
このセミナーは30万で受けることが出来ます! 衝撃の言葉が飛び出した。
花子は、これはヤバい案件だと、やっと気づいた。
洗脳しかかっていたが、お金の話がでて、やっと目が覚めた。ダメだよ、貧乏人にお金の話をしちゃ。
隣の男が「自分、受けます!変わりたいんです!!」・・・流されているし。
花子はというと「一旦持ち帰って検討します」と返答し、この後用事があるからと逃げ帰ってきた。
その後、鈴木さんとは、何もなかったように接した。もちろん、教祖鈴木について職場の誰にも話していない。
ただ、職場では教祖鈴木を微塵も感じさせない、その使い分けスキルは大したものだと心から感心していた。
今回ご紹介した出会いは、危険な匂いがプンプンしますが、その時は気づかないんですよね。深追いしなかったため、悪い結果になっていたかどうかわからないのですが。。。
しかし、花子にとって、ネタになる楽しい思い出です。
今後も、花子は好奇心をそそられる出会いに突猪猛進で、デンジャラスゾーンに立ち入ることがあるかもしれません。その時はその時です。
でも、皆さまには、おすすめしません。お気を付けください。