派遣で看護師として働いてみたいな、派遣看護師に興味があるんだけど

派遣会社もたくさんあるし、単発とか長期とかって言われてもイマイチよくわからない。

「仕組みが複雑そうで、派遣のお仕事にトライするのはハードルが高い」そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか？

今回は、そんな方のために知ってそうで知らなかった看護師派遣の種類や単発派遣と長期派遣がどんなものなのかを詳しく説明させていただきますね。
 

 

1 看護師派遣の種類

 
実は看護師派遣は大きく分けて単発派遣、短期派遣、長期派遣、紹介予定派遣の4つがあります。

まず1つ目は単発派遣。1日単位でお仕事ができる、単発バイトとも呼ばれるお仕事です。

イベントでの救護や健康診断などのスポット的なお仕事から、デイサービスなどの介護施設や医療機関でのお仕事などたくさんの種類のお仕事があります。

2つ目は短期派遣。同じ勤務先で2,3ヶ月の契約となる派遣です。有料老人ホームなどの介護施設の求人が多い傾向にあります。

3つ目は長期派遣。こちらは産休代替派遣など同じ勤務先で3ヶ月以上、最長3年間の派遣のお仕事です。介護施設のお仕事はもちろん、病院やクリニックなどの求人も多くあります。

働く期間が3ヶ月、6ヶ月、1年などあらかじめ決められていることがほとんど。

4つ目は紹介予定派遣。一定期間派遣スタッフとして勤務した後に、双方の合意の元に直接雇用として正職員になることが前提の派遣です。つまり、お試し期間を派遣として勤務した後に正職員になるという働き方です。ちなみに、紹介予定派遣の場合は派遣期間は最長６ヶ月と定められています。じっくり就職先を選びたい方、慎重派の方におすすめの働き方です。

2 看護師の単発派遣とは？

 
一般的に単発派遣というのは、最初にご紹介した単発バイトとも呼ばれる1日単位のお仕事のことを指すことが多いです。

ダブルワークでお休みの日だけ働きたい方や、予定が空いている日だけ働いてみたい方におすすめの働き方。

1日〜1週間程度のお仕事になるため、長期派遣に比べると収入はやや安定しづらい点がデメリットともいえますが、気軽にお仕事に入ることができるのは嬉しいですよね。

単発派遣のお仕事は、デイサービスや有料老人ホームなどの介護施設はもちろんツアーナースやイベント救護、健康診断、訪問入浴、ワクチン接種など多岐に渡ります。

「このお仕事ちょっと経験してみたいな」とお試しでお仕事をする感覚で選べるところが単発派遣のメリットですね。気になっているお仕事に気軽にチャレンジできます。

3 看護師の長期派遣とは？

 
では長期派遣とは、短期派遣（2,3ヶ月）での契約更新を繰り返すものや産休代替派遣として派遣期間が定められている働き方を指すことがほとんどです。

同じ勤務先で一定期間働くことになるため1カ所でじっくり働きたい方や、ある程度収入を安定させたい方におすすめの働き方です。

や、まだ就職はせずに働きながら今後のキャリアを考えたい方、お給料を安定させたい方にぴったりです。

また地方や都市部で働く応援・バックアップナースという働き方も長期派遣に該当します。

正職員になるには、ちょっとハードルが高く感じるけれど半年間や1年間だけ沖縄や北海道に住んでみたい！働いてみたい！と考えている方にもおすすめです。

旅をするように働く場所を選べるのって魅力的。

ちなみに1つの派遣先で働けるのは最長3年と法律で定められているので、3年を超えて派遣として勤務することはできません。

4 単発？長期？どちらを選べばいい？

 
選ぶ基準としてですが、

単発派遣はその名の通り1日の勤務となりますので副業でアルバイトをしたい方やスポット的に働きたい人には自分の都合のいい日だけを選んで働くことができるのでおすすめです。

単発派遣は、イベントやコンサートの救護スタッフやツアーナースなど単発派遣でしか経験できないようなお仕事もあるので、気になっていたお仕事にチャレンジしてみたい！という方にピッタリ。

ただ、お仕事に入れる回数は安定しづらい傾向にありますので安定してお仕事に入りたい方は長期派遣がおすすめです。

長期派遣は最低でも2,3ヶ月更新の契約になるので、お仕事に入れる回数が一定であることが多いのでお給料も比較的安定しやすいといえます。

また同じ勤務先で一定期間継続して働くことになるので、職場の環境にも慣れやすいといえます。

お仕事や職場の人に慣れるのに時間がかかる方や、1つの勤務先で腰をすえてじっくり働きたいと考える方には長期派遣がおすすめです。

また長期派遣は、医療機関からの求人も多いので「外来で働いてみたい」とか「憧れの大学病院で働いてみたい」など医療機関で新たな経験を積みたい人にもマッチする働き方といえますね。

短期派遣、長期派遣それぞれにメリット・デメリットがあります。

今、どんな働き方をしたいか？どんな経験をしてみたいのか？など

自分自身の棚卸しをしてみて自分にぴったりな派遣の働き方を見つけてみてください。