皆様、こんにちは✨
大学病院(救命ICU)→オーストラリア留学→帰国後クリニック勤務(整形外科)→外資CA試験に合格し、現在シンガポールに在住しているLARAです。
新型コロナウイルスが流行する前に内定されていたものの、パンデミック中は何年も渡航が延期になっていました。
ですが2023年、流行が収まりつつあり航空需要が回復してきたこともあって、ようやく渡航が決定しました。
シンガポールについてからはバタバタする日々ですが、数年間待った甲斐があり、大変嬉しく思います!
何事も、新しい挑戦はわくわくするものです(*^^*)
早速ですが、本題といきます!
今回の記事は「AI化する未来 ~看護師の仕事は無くならない~」です。
- 1.AIとは
- 2.看護師の将来
- 3.余談 〜航空会社の将来〜
1.AIとは?
皆様は、AIについてご存知でしょうか?
明確な定義はないですが、Artificial Intelligence=人工知能のことで、「言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術」(ASCII.jpデジタル用語辞典) とされています。
また、AI化とは、上記を参考にすると「人間の仕事をAIに学習させ、業務の一部はコンピューターが代わりに行うこと」と解釈できます。
2015年に「AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10-20年以内になくなる」というレポートが、野村総研とオックスフォード大学の共同研究により発表されました。
果たして看護師の、仕事はあるのでしょうか…?
※参照:株式会社野村総合研究所
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2015/151202_1.pdf
看護師についてはこちらの研究結果で言及されていないので、考察したいと思います✨
仕事の将来を考える時、自分の就いている職業の将来性はあるか?AIに代替される可能性はあるか?
考えるのは今後の自分の将来のためにも大切ですよね。
私が一般企業で働いていた時にも「人件費を下げて、AI化した方が企業が儲かる」と実感し、単純な業務に危機感を覚えました。
日本の高齢化加速や人口減少も伴って、これから更にAI化が進むと思われます。
恐れ過ぎるのではなく、上手く活用して付き合っていけたら双方とってメリットが多いですよね!
変化の加速する現代で、読んでくださっている方が今後も充実して働けるように、何か一助になれましたら大変嬉しく思います。
2.看護師の将来
タイトルにも書いてしまったのですが、「看護師の仕事はAIに代替されない可能性が高い」と私は考えています。
理由は、主に2点です。
①看護師は臨機応変な作業が多いため
看護師の業務は突発的なことや臨機応変に動くことが多く、個別性に配慮して看護するのはAIには難しいのではないかと思います。
単純な作業や決まった動作が得意なAIは、今現在は不得意な分野なのかなと推測します。
状況に応じた咄嗟の判断や、必要なコミュニケーションを円滑に行うのは、人間が得意とすることですよね!
②ロボットには人間味がないため
患者さんの訴えに対して傾聴や共感の技術も、人間味がないと看護が困難な気がします。
大変なショックがあって辛い時や悲しい時に、ロボットが話を聞いてくれて気持ちが軽くなるとは、今現在は私には想像し難いです。
見分けがつかないほど人間そっくりなロボットも出てくるかもしれませんが、コミュニケーションは人間が行って気持ちに寄り添うのが自然に思えます。
救命救急センターで勤務していた時に、お看取りの家族対応をしたことがあります。
ご家族によって、そっとしておいて欲しそうだったり、悲しみを吐露される方でしたら看護師が寄り添って静かにお話を傾聴したりと、場の空気を読み取って個別的な配慮をすることが大切だと学びました。
看護師もサービス業なので正解はないと思いますが、「もし私だったら、こうして欲しいな。」と考えて行動に反映させるのは、良いサービスに繋がると信じています。
専門ではないのでもしかすると既存かもしれませんが、ロボットがこういう思考回路を持てたら凄いですね!
逆に、体位変換や移乗の際の介助ロボットや見守りセンサーでの自動報告、院内のシステムや薬の運搬はAIの力を借りると更にスムーズかなと、看護師として働いていた時も思っていました。
3.余談 ~航空業界の将来~
私が現在働いている航空業界についての余談ですが…こちらは、将来ロボットに代替される可能性が高いかなと私は考えています。客室乗務職はじめパイロット然りです。
倫理的な課題や法整備もあるため実用化はまだ当分先だとは思いますが、操縦について、技術的には全自動での離陸と着陸・自動運転は既に可能です。
AirbusとBoeingの二社が大手なのですが、Airbus社が全自動の離陸に成功したという報告記事がこちらです。
過去の膨大なデータを一気に記憶でき、計算も速く正確で、24時間の稼働ができたり壊れたら代えがきく点では、ロボットは人間に比べて効率が良いです。
会社のコスト削減や生産性の向上に繋がるので、今後も普及・発展していくと考えています。
今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました!
次回は、「読むと人生が変わる!看護師おすすめの本」です。
私は読書が趣味で年間50冊以上は読むようにしているのですが、今後のためになる本をおすすめできたらと思います。
それでは、またお会いしましょう✈
LARA