前回はエージェント探しから渡米前準備についてでした。
今回はそのつづき荷造りについてからです!
私はスーツケース2個と大きなCOSTCOのバッグを自分で担いで持って行った。
あとの入りきれない服や本は段ボールに詰め込み空港周辺の郵便局へ依頼。
空港周辺の郵便局の方が海外発送には慣れているため手続きめっちゃ早いのでおすすめです!
あと、私がやっておいたこと。絶対みなさんがしないこと。
それは自分の部屋の写真を撮っておくこと。
洋服のタンスや書類が入ってある棚などの引き出し全てをあけ全て写メしておくこと。本棚も全てです!
と、いうのも渡米したあとに送って欲しいものが出てきたり、家族に書類確認して欲しいものが出てきたりしたときにその写真がとっても役に立ちます。
編集画面でいるものに丸をつけたり書き込んだりして家族に送るとかなり分かりやすいです。
あとは、自分で物、書類どこに何入れてたっけな?と写真で確認できるのでかなり助かりました。
長期で渡米、日本に帰る予定のない人はこれしておくことお勧めです!
勉強に関して。
私はとりあえず一番最初にHESIの薄い参考書を購入し読んでみた。
HESIとはアメリカで看護学校に入る前の試験に使われるもので看護学校に入る前に必要な最低限の知識レベルの内容が書かれている。
簡単に言うと生物、化学、英語(日本でいう国語)、数学など
日本での看護学校の入試内容って感じ。
エージェントが送ってきた勉強しておいた方がいいという書類でHESIのものが結構多くあったため。
なので自分でHESIの参考書を自分で買ったまでです。
そしてNCLEX受ける人ほとんどの人が持ってる王道の『SANDERS COMPREHENSIVE REVIEW』
(日本でいう看護学生なら誰しも持っているあの有名なレビューブックと同様のもの。しかーし、アメリカ版の本のお大きさ、内容の濃さ、難しさは半端ない😅)
を購入しちょっとずつ読み始めたのと、大学前に受講する医療英語で使用するテキストを先に購入し目を通しておいた。
あとは『キクタンメディカル』という本を購入しそれにはCDがついていたため通勤中毎日毎日聞き流し。
あとはエージェントが送ってくれた問題を解いたりなど地道に少しずつやっていってた感じです。
最初はほんとあり得ないくらい分からなすぎてほんとこんなんで大丈夫か?と思ってたけど😅
(いやほんと真面目に本当にアメリカ看護師目指してる人のレベル?って思うくらいのレベルでしたよ 笑)
SANDERSのテキスト1ページ読むのに1時間かかってました😂もうため息しか出なかった。
これ読み終わるのに何年かかるんだ?って😅
でもこのちょっとずつの積み重ねってすごいですね!
大学卒業する頃には医療英語にも慣れ、1時間もかけずにあっという間に読めるようになってました。
この時、私は成長したな!と自分で自分を褒めました😊
ほんとやっぱり人生やって無駄な物などありませんね!
ここでの努力は報われましたよ😊
あとは最初英語勉強しなきゃと思ってTOEFLの単語帳なども眺めてたりもしてたけど、途中私は気づきました!
「私何目指してるの?TOEFLテストでも受けるの? 」
いや、違う私はNCLEX(看護師試験)に合格したいのよ!TOEFLに合格したいんじゃない!
それなら先にNCLEXの勉強をすべきじゃない?と。
そっからはTOEFL英単語はやめNCLEXの勉強に集中!
心配しなくてもNCLEXだけの勉強でもある程度のTOEFL英語は身についてきます。
みなさんよく考えてみて下さい。
いくらベースに英語があるとはいえ、NCLEXに出てくる英語はほぼほぼ医療英語です。
いや全て医療英語です。
医療英語知っててなんぼの世界です。
看護の試験なのでこれ当たり前ですが。
でも、なぜかみんなアメリカ看護師を目指そう!と思ってる人がやってしまうこと。
それが英語勉強しなきゃ!ってTOEFL、IELTS勉強するんです。
いや確かにもちろんTOEFL,IELTSのスコアが必要にはなることはありますよ。
でも、必要なスコアに達するため皆さん1、2年かけます。で、その後にNCLEX対策すると何年かかるのでしょう。
もしNCLEXなかなか受からなかったらせっかくとった英語のスコアも期限切れとなってしまいます。
NCLEXは受かってしまえばライセンスの更新をすればいいだけなのでもう一度受けないといけないということはありません。
なのでみなさんTOEFL英語やってる場合じゃありませんよ!いくらTOEFL満点の人でもNCLEXは解けません。
もちろん医療の知識がないってのもありますが。
日本人でもそうでしょ。
いくら日本語でも医療に携わってない人は医療用語いくら日本語で書いてても読めなかったりそれ何?ってなりますし当然のことながら普通に日本人が日本の看護師の国家試験受けてもそう簡単には受からないと思います。
例えば「褥婦」「褥瘡」って言葉。
看護師なら普通にわかるものの一般人知らない人結構います。何て読むん??何それ?みたいな。
そうです。正直一般ネイティブでも医療英語知りません。
いやこれほんと!
私は未だにオンラインの英会話レッスン受けてますが看護師の世界の人なら絶対知ってるPathophysiology(解剖生理)って言葉。
医療に携わってないネイティブ普通に知りませんからね。
いつも逆にそれ何?スペル教えてって言われネイティブ調べてます笑
調べて「お〜なるほど。初めて聞いた。」と。笑
そうです!
アメリカの看護師試験に合格したければアメリカの看護師試験試験対策をして下さい!
いくらTOEFL勉強しても看護師の試験には一生受かりませんよ。NCLEX試験にはNCLEXの癖というものがあります。
TOEIC、TOEFL受験する人がそれぞれの対策するのと一緒、NCLEX受験するにはNCLEX対策が必須になってきます。
ってな感じで今回はアメリカ看護師目指してる人向け、渡米前のTipsみたいな感じになってしまいましたが、でもこの前準備というのは看護師のお仕事をやっていく上でもとても大事なことだと私は思います。
そしてまたみなさんが何かに挑戦しようとする時、目指しているものがある時にはきちんと目標を明確にし、それを達成するために今自分がやらなければいけないことないとに気づくことが大事だと思います。
これは看護師の仕事での看護計画、看護目標を立て優先順位を決めるのと一緒。これと同じように
自分の人生計画を立ててみてはどうでしょう😊
と、いうことで次回からはいよいよ渡米後のアメリカンライフについて書いていきたいと思います😊