転職エピソード② | Aya’s Blog
こんにちは。あやです。
今回は無事!初めての転職を成功させてからのお仕事の話や気持ちの変化などお話していきます。
1.初めてだらけの日々
初めての転職先での勤務を始めた時、私は看護師経験としては5年目でした。
5年目といえば、いわゆる「中堅」といったところでしょうか。
リーダー業務や係の仕事、指導関連の仕事も声がかかる年数になると思います。
配属となった病棟は消化火器内科・耳鼻科病棟でしたが、耳鼻科の患者さんに関わることが今までなかったので初めてのことだらけ。
疾患のこともそうだし、まず病院内の場所がわからない。
初めて日本に来た観光客のように地図をもって歩いたり、聞いて回ったりしていました。
転職したばかりで病院のシステムもこれから学んでいくところだったので、病棟では年数は中堅だったけれど、最初から係などの責任を負う事はありませんでした。
周りにサポートしてもらいながら、なんとか勤務に慣れて病棟の一員として頼ってもらえるようになっていきました。
2.結婚。そして妊娠してから
勤務を始めて少し経ってから結婚。
その後妊娠をしました。
妊娠を報告してから、周りのスタッフは私の体を気遣ってくれました。
身体の大きな患者さんの体位交換や清拭はしなくていいと配慮してくれたり、「椅子座りなよ~。」と席を譲ってくれたり。
おかげで産休まで無事休むことなく日勤と準夜勤をこなすことができました。
妊娠や出産をすることで、病棟スタッフの負担は大きくなることにより、心無い言葉を言われたり態度をされることもあると聞いたことがあります。
おめでたいことなのにそんなことをするなんで…。
と思いますが、私の勤務先はママさん看護師がとても多く理解があったため気持ちよく働くことができました。
3.出産と復職
予定日ぴったりに教科書に載っている通りに産まれてきてくれた長女。
育児も経験したことがないことだらけで不安も大きかったですが、娘の可愛さが勝りとても充実した日々を過ごしていました。
娘の成長と共に、復帰がどんどん迫ってきていることに「あ~時間よ止まれ!!」と何度思ったことか。
時間は止まってはくれず、娘もぐんぐん大きくなり、とうとう復帰することになりました。
4.怒涛の日々
復帰前面談で希望した通り、もともといた病棟に再度配属させていただくことができました。
スタッフもほとんど顔見知りで安心ました。
しかし病棟自体は緊急入院も多く、情報収集のための前残業・サービス残業をしているスタッフがほとんどで、「私子供小さいので先帰ります!」とも言いづらい状況。
附属の保育園も24時間体制なので「保育園のお迎えが間に合わない」といった理由ではとても帰れません。
そして中堅看護師である私にのしかかってきたのは、様々な責任のある業務たちでした。
1日の病棟の流れを取りまとめるチーフリーダー、実習生を指導する学生指導、新たなクリティカルパスを作り上げるパス係(病棟責任者)。
こんなに押し付けます?!
というくらいの時間外業務の数々でした。
私は頼まれたら断れないタイプだったし、
これが中堅看護師に課せされた試練なのだと感じました。
朝も早く、夜も遅く…。
仕事を終えるとどうやって家事をまわすか、寝かしつけるかを頭の中で優先順位をつけながらお迎えに行き、
思い通りに進まないことにストレスを感じ…。
身体的にも精神的にもボロボロでした。
私は復帰後から日勤のみでしたが、周りでは小さな子供を育てながら夜勤をこなしているスタッフも居ました。
私にはそれはできないしやりたくない。
今の私が大事にしたいことは「キャリアを積む」よりも
「子供を中心にした生活をして仕事と育児を両立する」ことなんだ。
やんわり思っていた気持ちが確信へと変わり、私は次なる行動に出ます。
次回のブログでは何を感じ、どう行動したのか!?
についてお話していきたいと思います。