皆様こんにちは。
看護師を退職し、外資の一般企業で勤務し始めたLARAです!
卒業か~と感慨深くなっていたのも束の間…前の職場が人員不足のため、日本に居る間は臨時で勤務することになりそうです。笑
企業でのお仕事は今のところ順調で、看護師時代に培った「報告・連絡・相談」を含むコミュニケーションスキル、多重業務を迅速かつ確実にこなした経験などが役立っています。
近況が長くなってしまいました!
今回は「看護師からCAへ転職するには」です。
CAさんになりたいと思っている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
前の職場の後輩も「CAになりたかったんです。」と言っていました。
彼女が発した言葉が過去形でしたので「もし今もなりたいと思うなら、挑戦したらどう?」と言ったのを覚えています。
私も可能であれば客室乗務職を経験して、世界一と言われるサービスを学ばせていただきたい、そして自分の培ってきた技術と知識で貢献したい!と思っているうちの一人です。
今は渡航待ちですが、直近でCA既卒試験を突破した者として「看護師として働きながら、高倍率の既卒CA試験に向けどのように準備したか」にフォーカスを当ててお話させていただきます。
1.この職業に就くために必要な事は?
看護師
→ 国家試験を突破し看護師免許を取得、病院などの面接に合格して就業。
客室乗務職
→ 各々の航空会社の面接試験に合格して、訓練後に就業。
CA面接試験は高倍率のためCAスクールもありますが、看護とは違い必須ではありません。
通うメリットもありますが私は通いませんでした。
理由は3つあります。
- 合格するために必ず行かなければならない!という訳ではない。
(見学や資料請求をした際「内定者の約半数はスクールへ通っていない」と聞いた。) - 面接内容は一般の就職活動とほぼ同様だと思った。
- 約50万円を払わなくても、自分自身で対策ができると思った。
CAさんになるにはまず「航空会社の面接試験に突破する」必要があるんですね。
では、どのような試験内容なのか。どうすれば突破できるのか。
見ていきましょう!
2.CA既卒試験の内容は?
航空会社によって異なりますが、大体共通しているのは以下です。
📄書類選考
↓
👩💼面接①
👩💼面接②
👩💼面接③
↓
👩💼英語試験
📝適性検査
↓
🩺健康診査
外資系航空会社では、ほとんど全てが英語で行われます。
また、一般企業や看護師の面接と異なる点は「印象が重視される」ことです。
面接中の言動のみならず、歯並びや肌、スタイル、笑顔、コミュニケーションスキル全て含めて「その航空会社の求める人材像に合致しているか」を総合的に判断されます。
3.どうすればCA既卒試験に突破できるの?
一言でいうと、「その航空会社の求める人材像に合致している!とアピールする」です。
しかし大体は抽象的なので、準備を入念にしておいて、募集がかかった航空会社は全て受ける事が得策だと思います。
ポイントを押さえてきっちり準備をしておけば、何十社も受けなくて済みます。
私も実際に面接を受けたのは日系と外資合わせて2社です。以下に重要だと思うポイントを解説します。
4.【自己PRに有効な(客室乗務職に求められる)スキル】
①安全を守る
②高いサービス力
個別で見ていきましょう。
①安全を守る
急変対応のできる看護師であれば、この点に関しては心配することはないと思います。
看護師というだけで、安全面では相当なアドバンテージになります。
私は救命救急での勤務時に「BLS:一次救命処置の資格」を取得しました。
2年毎に更新する必要があるのですが、誰でも取れるものです。
安全確保ができるとアピールしたい!という方には手っ取り早いのでおすすめします。
資格は能力の証明になるので、就職活動などでかなり活用できます。
②高いサービス力
語学力、コミュニケーション能力、サービス業従事の経験、臨機応変な対応ができるか、良い印象があるかなどを含めた広い意味です。
資格でいうと、TOEIC、他言語の資格、秘書検定やサービス接遇検定、ソムリエ、世界遺産検定、手話検定、など…高めようとするとキリがないですね!笑
前述した通り、既卒CA試験は倍率がかなり高いです。
他の方と同じようなPRをしても、わざわざ自分を採用するメリットがないと判断されるため「他者と差別化する」ことを私は意識していました。
ユニークな経験や他言語の勉強など、何か違う点があると印象に残ります◎
私はサービス業に従事した経験が乏しくサービス力が弱いと自覚していたので、<資格取得>、<印象を良くする>の2点を準備するしかないと思って補ったつもりです。
<資格>
取得資格の一部は救命センターで働きながら取得しました。
(サービス接遇検定準1級、TOEIC900点以上、HSK(中国語)4級、唎酒師(日本酒のソムリエ)、世界遺産検定2級など)
また、TOEICの点数が高くてもコミュニケーションが取れないと困るので、オーストラリアに7ヶ月間行き英語での意思疎通が出来るようにしました。
日系航空会社は応募時の提出書類に「TOEIC:〇点」と記入する欄があったりします。
点数も総合点として加算され、上位から決めるという話も聞きます。
いずれにせよ、点数が高くて損することはありません。
<印象を良くする>
実際に印象が良くなったかは謎ですが(笑)、書類選考でも写真などが判断材料の一つになりますし、第一印象はかなり大切だと思います。
私が主に行ったたことは以下です。
- 笑顔の練習・メイクの研究
割り箸を横にして、口に挟んで口角を上げる、鏡の前で自然な笑顔の練習をする、私生活でも大体いつも微笑んでおく。(不気味だと思われないくらいで!笑)などしていました。
- ウォーキングのレッスンを受ける・姿勢を良くする
過去に筋トレの大会に出ようとしていたことがあって、偶然ウォーキングのレッスンを受けていたんです。これはCA面接の時にも役に立ちました。
姿勢は最重要といっても過言ではないので、常に意識して生活しました。 - ジムで筋力トレーニング
航空会社によってはBMIが決まっています。
あまり体格の大きい方もいなかったので、スラっとして且つ体力があってスーツが着こなせるような身体になるのは必要なのかなと思います。
キャリア面だけでなく自身の健康面を考えても、体型を整えるのは大切ですよね! - フィットするスーツ、自立する鞄、綺麗な靴、相応しいメイクと髪型
スーツは着用し、実際に鏡の前で何時間も模擬面接をしたりしていました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
私もCAさんになれるかどうか新型コロナウイルス次第で分かりませんが、これらの既卒CA試験の準備で得たものは非常に大きいです。
培った能力は今の仕事にも生きていますし、勉強して無駄なことは何も無いと感じます。
そして次回は「仕事ができる看護師になるには」についてです。
これは私このとではなく(笑)今まで見てきた、仕事のお出来になる看護師の特徴をまとめさせていただきます。
それでは、本日も良い日をお過ごしください♡
LARA