みなさま「ナンガ デフ?」
フリーランス看護師のファトゥです。
(復習:「ナンガ デフ」ウオロフ語(セネガルの公用語)で「元気?やっほー」。
→ちなみに、元気だったら「マンギフィー レック」、元気がなければ「バーホール」)
このブログ、みなさんのキャリアパス(将来の道)を考える一助になればと願い、書いてます。
Vol.1はファトゥの説明だけで終わり撃沈したので、Vol.2は私の歩んだ道に辿り着かねば!と思い、意気込んでます。
さて、私が看護師免許をとってから、20年が経ちました。
(あっという間であった!!精神年齢は卒後からなんも変わらないのに、最近、ぎっくり首(頚椎症)をやるほど、身体の脆弱さは進行中、、)
振り返ればこの20年、ほぼずっと、看護師免許を使って、生きてきました。
看護師免許、バンザイ\(^o^)/という感じでおります。
看護師免許があれば、看護師バイトをしながら、他の好きなこともできるのです。
(いま、首都圏では看護師の時給2000円くらいが相場です)
看護師バイト??好きなこと??それって患者さんに失礼なことではないのか??
いえいえ、仕事は常に本気モード。
常勤でも非常勤でも、看護師は目の前の患者さん(時に元気な集団)に、いつでも全力投球!(してしまうのです…)
この職業、自分が眠くても空腹でも、なぜか全身全霊で看護してしまう傾向があります。
医者の不養生みたいな言葉が、看護師にも当てはまると思われます(恐らく他の医療介護分野にも、そういう人はいるだろう)。
看護師って本当にお人よしで、マジメな集団と思われます。
それは私が医療ではない道も歩んでみたから、なおさら感じることです(それはまた追々)。
ここから、少し真面目なお話を。
経済的な自立は人間を自由にします。
(資本主義でまわっている地球において、この事実は、世界中、どこでも通じることだと感じます。
先ほど、看護師の時給:首都圏で大体2000円くらいと書きました。これは多いのか少ないのか。2000円は、首都圏の最低賃金の約2倍ではあるが、仕事量に比してどうなのか。
これもまた別の機会に話したいと思います)
世界と日本を見渡してみたときに。
ある少女が水汲みをしなければならず、勉強する時間がそがれてしまう。
ある少女が12歳で、知らないオジサンと結婚させられてしまう。
学費を稼ぐためにパパ活をしなくてはならない。
ある男子が少年兵を育てる村に生まれたら、武器をもって人をあやめなければならない。
男子だから力仕事をしなさいと、家畜の世話をさせられる。
男子だから、泣いちゃダメ、弱音を吐いちゃダメと育てられ、追い詰められて心を病んでしまう。
世界中、どこでも、こんな状況があります。
でも、どんな環境に生まれ落ちても、大人になった時に、ひとまず経済的に自立ができれば、その先の選択肢は広げることができる。
(オトナから愛情をうけて育っていることが前提ですが…)
もしも手に職をもてたなら。
人生の選択肢の可能性が広がることは確かです。
免許ならばどんな種類のものでも、きっと可能性を広げます。
免許でなくとも、どんな能力でもいい。
その能力に気づくことができる環境にたどり着けたら。
人間は自由に近づくことができると思います。
でも、当たり前だけど、看護師だけが、世の仕事ではありません。
このブログは、
いま中学生高校生で、この先の進路に迷ってる人(何になろうかなと迷っている最中の人)、
高校生はだいぶ前に終わったけど、今から看護師になろうかなと思っている人、
看護師になってみたものの、なんか違うよなぁって思ってる人、
看護師としてのステップアップってどんな道があるのかなぁと悩んでいる人。
そんな方たちに向けて、すべての人が、自由に、幸福に生きて欲しいという願いを込めて、書いてます。
色々な迷いの中で、私はやっぱり、看護師っていいよなぁって信じているので(もう、宗教的にこの仕事が好きです)、看護師の醍醐味について、語りつくそうと思ってます。
うわ、もうVol.2の字数制限が来てしまった!なんと、、、不覚なり。
すみません、また次回、ファトゥの看護師人生を、振り返ってお届けします。
バー ベネン ヨーン(ウオロフ語で「また次回」)!