専門看護師になるには?
専門看護師になるにはいくつか条件をクリアする必要があります。ます、日本で認められた保険師、助産師、正看護師のどれかの免許を持っている必要があります。
なおかつ、看護系の大学院修士課程を修了しある一定の単位を取得していること。さらには、実務経験が5年以上必要となります。
これらを満たすことではじめて、難易度高い健康上の問題を抱えた人たちに対して質の高い看護を提供できると考えられるのです。大学院で一定の単位を取得するには学費も相応に必要となり。
奨学金を利用する看護師も少なくありません。これまでの一定条件を満たして初めて認定試験を受験することができます。試験は1年に1回のみ行われ、合格するとはれて、日本看護協会より専門看護師として認定されます。目的意識が非常に高い看護師の資格といえます。
専門看護師の特徴
専門看護師は、個人・家族または集団への質の高い看護の提供だけでなく、院内の看護職者への教育も重要な仕事になります。
後輩の看護師たちからも非常に頼りにされますし、院全体としても専門看護師がいるということで自信をもって患者に接することができるようです。
人に教えることは大変な面も多いですが、責任にある立場で全体を見渡し自らもスピーディに成長できるというメリットもあります。結果として役職を得るなど大きな価値を見出すことができます。
専門看護師として働く看護師の声
私は、幼いころから学級委員などに自ら積極的に立候補し先頭に立って行事などに参加するタイプでした。物心ついたころから白衣の看護師にあこがれて、大人になったら看護師になりたいと夢見ていました。さらには、看護師になるのなら出来るだけ高度な知識や技術を得てプロフェッショナルを極めたいと考えていました。
奨学金を貰いながら苦労して勉強する同期が多い中、私は親の協力もあり、勉強に取り組む環境も良く大学院への進学もスムーズにできました。専門看護師となって現場で働ける身になった今、親の協力を無駄にしたくない思いと多くの後輩の見本として院全体をレベルアップできるプロフェッショナルになれるよう日々精進しています。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。