訪問診療のお仕事
訪問診療は、外来通院が難しく、在宅診療を希望する患者さんを対象に、月1,2回のペースで定期的に訪問するものです。往診とは異なり、患者の健康維持をメインにした診療を行います。医者1名と看護師1名で訪問します。血液・尿検査から薬の処方、身体検査やバイタルチェックなどが主な内容となります。
訪問診療で働く看護師の声
訪問診療は病棟のように忙しいわけではなく、往診のように緊急時に対処するものでもありません。そういう意味では忙しくはないお仕事といえるかもしれません。しかしながら、月1,2回の頻度で、患者さん一人一人の容態や症状を把握し、患者さんやそのご家族とコミュニケーションをとることは、病棟やクリニックで求められるスキルとはまた違うものです。そういう意味では、精神面で負担がかかると感じる方もいらっしゃると思います。
その中で、患者さんやそのご家族の方々が笑顔でお話をされている姿を目にすると、この仕事をしてよかったと思います。
患者やそのご家族に寄り添える看護をされたい方にはお勧めの職場ですね。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。