Vol.0095 となりあわせ[2016/10/03更新]
みなさまこんにちは。
いまだに日中は夏日という言葉が
チラホラ聞こえてくる今日この頃
いかがお過ごしですか?
夏日という言葉の陰に隠れるように、
東京都内では、すでにインフルエンザが
流行っているところもあるようです。
着実に、
冬は近づいてきていますね。
さて、そうはいえども私マツコ。
先日、夏休みをいただいて
実家に帰省しておりました。
夏休みは旅行!
夏休みに、ただ実家に帰省するだけなんて
もったいない!!!
と、思っていたのは20代の頃。
今回の帰省では、
自分でもびっくりするくらい
(まるで南の島にトリップしたかのように)
頭の中を空っぽにすることができました。
年に一度でも、こうしてリセットすることが
必要ですね。
そんな帰省中、新聞を広げると
社会面が、医療関係の記事で埋められていました。
夏休み、仕事のこと、看護のこと、
すっからかんに忘れていたマツコが
一瞬にして現実に戻った瞬間でした。
ここ最近テレビ・新聞・ネットで報道されている、
悲しい事故・恐ろしい事件は、
医療現場が、常に信頼と、モラルに支えられていることを
改めて強く感じさせるものでした。
私たちが日々働いている現場は、
信頼やモラル、何かひとつでも欠けるだけで
事故や事件につながってしまう場所です。
日々、私たち看護師が平然と
「当たり前」にしている業務は、
決して当たり前なんかじゃないんですよね。
何事も慣れると日常になってしまいますが、
手すりのない細い吊り橋を、歩いているようなもの。
「どんなに良い薬でも、
使用する人、用量、用法を誤れば、
一瞬にして、それは毒になる」
医療者として働いていれば
誰しも一度は、このような言葉を聞き、
また、思った経験があると思います。
たとえ、日常的に行っている業務であっても、
気を抜いていいような仕事はひとつもない。
普段から何気なく行っている自分の仕事が、
危険と隣り合わせであることを忘れずに、
慎重に取り組んでいきたいですね。
マツコ