形成外科のお仕事
先に述べましたが、形成外科は主に皮膚に表れた異常を治していく治療がメインです。皮膚の異常をもう少し詳しく説明すると、 火傷や凍傷、シミ、揖保やおできなど様々な症状が挙げられます。最近では、肌をキレイにしたいという美容に近い意識で受診する方も増えています。
最近では、アンチエイジングなど美意識の高まってきている時代背景のもと形成外科を訪れる患者さんも増えていると言えます。そのような中で看護師の仕事は、外来での医師のサポートや患者さんへの施設内容等の説明や、注射、採血、手術の準備、介助や脱毛など多岐にわたります。 最先端の医療機器を取り扱う医院では医療レーザーなどの補助業務も発生します。
皮膚表面だけでなく、ガンやその他疾患で失なわれてしまった組織再建や、顔の骨折の治療も重要な仕事です。
形成外科で働く看護師の声
私は、形成外科で勤務して2年になります。初めての注射や採血の時は、恥ずかしながら手が震えていたことを覚えていますが、継続的な研修と現場での経験を繰り返し積んだ今では、そういうことは無くなりました。それでも、初めての患者さんに関わる処置の時は緊張することが多々あります。そんな時は、先輩看護師からフォローして頂いたり一緒に考えて頂けたり、共に壁を乗り越えています。自分も、同僚の看護師が悩んでいるときは積極的にフォローできるように心がけています。
そんな良き仲間に恵まれていることもあり、形成外科の仕事を楽しみながらそして、学びながら前向きに勤務できています。
自ら学んだ知識や技術は、自分の自信になります。自信がつけば患者さんに笑顔で接することができます。そして笑顔で接した患者さんは「ありがとう」という優しい言葉を返してくれます。これからも笑顔の素敵な看護師を目指しています。
スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
派遣や転職をはじめとした就業経験豊富な看護師と編集スタッフが「看護師のはたらく」に関する情報を日々お届けします。