Vol.0078 コーヒーの苦い思い出[2015/06/06更新]
皆さまこんにちは。
ここ最近、コーヒーに関して色々とニュースになってますね!
心疾患のリスクを下げる!
という医学的ニュースから
砂場がある県に、
コーヒーショップがオープンしたというニュースまで…
そんなニュースを見ていて、
ふと自分が初めてコーヒーを飲んだ時のことを思い出しました。
それは、
小学校4年生の9月の第2土曜日のこと。
そう、ゆとり教育のひとつである
土曜日のお休みがスタートした日でした。
(教育に関して詳しくないので、
もしかしたら間違った記憶かもしれませんが…)
この土曜日のお休みがスタートした当初は、
〝家庭で過ごす時間の中で、学習しよう〝
というようなことが目的とされていて、
この「第2土曜日に何をしたかを日記」
(作文だったかも)に、書かなければいけませんでした。
何となく子供ながらの記憶ですが、
校外学習的なことを家庭でしよう!
みたいな感じだったと思います。
そこで、我が家は、
父が趣味でほぼ毎週土曜日に行っていた魚釣りに
マツコとマツコ弟がついていくことになりました。
父は、趣味が高じて小型船舶に乗って
地元近海で魚釣りをしていたので
〝朝早く起きて、船に乗って魚釣りに行く〝
というだけでかなりテンションが上がったのを覚えています。
ちなみに母は、
船酔いをするから
という理由で参加拒否。
平日は、仕事であまり接点がなかった父と
出かけるということも新鮮味があり、
ワクワクしてあまりよく眠れないまま、
薄暗い早朝に出発!
ジェットコースターのように
波を切って走る船に子どもマツコのテンションは上がる一方!!
漁場に到着し、魚釣りを開始!
…のハズだったのですが
「小型船舶」なんてカッコ良く言ったものの、
言わば「ポンポン船」と呼ばれるちいさな船で、
エンジンや排ガスのにおいがプンプンします。
(エンジンがポンポンいって走る操縦席がポツンとついた小船)
そこに、
波の揺れと寝不足、
変なテンションの高さ、
そしてエサの何とも言えない生臭いにおいが重なり、
ドンドン気持ち悪くなります。
そこにトドメの一撃!!
「これ飲むか?美味いぞ~」
と父から渡されたのが、
缶コーヒー。
確かに冷たくて、
一瞬気持ち悪さもスカッと…!
しない…。
苦いのにやけに甘く、
ぐるぐる回るコーヒの香り(◎_◎;)
もう、リバース一直線でした…。
そんな…苦い苦い思い出。
それから、社会人になるまで、
コーヒーは苦手で好んで飲むことはありませんでした。
しかし、社会人になったらそうはいきません…!
配属された病棟では、
必ずお昼休憩はみんなで食堂に行き、
食後にコーヒー(無料)を飲むことが定番でした。
もちろん、後輩が全員分淹れることは、暗黙の了解。
コーヒーメーカーの横に砂糖やミルクも置いてありましたが、
とにかくコーヒーを全員分淹れることで必死。
失敗ばかりの新人だったので、
先輩とも上手くコミュニケーションが取れず、
食事中も緊張しっぱなしでした。
そんな中で、
「コーヒーが苦手」なんてもちろん言えず、
砂糖やミルクなんて入れる余裕もありませんでした。
もう、気持ち悪い思い出も
苦いという感覚もすっとばし
ただ、ひたすら飲み込む!
そんな記憶しかありません。
しかし、毎日、毎日飲んでいると
いつの間にか普通に飲めるようになり…
気づいたら
食後に「あ~、コーヒー飲みたいなぁ」と
思うようになりました。
今では、朝食後は必ずコーヒー。
友達とお茶するときも、コーヒーを頼みます。
もちろん、夜勤をしていた頃は
毎回飲んでいました。
ん?
そういう意味では、
ビールも同じかも(笑)
はじめは、ただ苦いだけで
美味しいなんてひとつも思わなかったのですが、
やはり病棟の飲み会などで
〝とりあえずビール〝
の空気に逆らえず飲んでいたら…
気づけば、仕事終わりに
「あ~、ビール飲みたい!」
と思うようになりました(笑)
新年度に伴い、
異動や転職で希望とは異なる病棟に配属されたり、
明らかに自分とキャラが違う
同僚やプリセプター、プリセフティーに
戸惑ってらっしゃった方もいらっしゃると思います。
しかし、気づけばもう6月!
苦手で仕方なかったことも、
日々続けて向き合っていくことで
少しずつ苦手意識が薄まってきている頃ではないでしょうか?
このままいくと、
気づけば好きになっていることもあるかもしれません!?
思い通りにならないことも
多々あると思いますが…
好きになる努力ではなく、
「続けて向き合う、という根気強さ」
を持つことが、意外に重要なのだと思います。
もうすぐ(気分が憂鬱になる?)
梅雨もやってきますが、どうか気持ちは前向きに!
スカッと晴れる夏を目指して
頑張っていきましょう♪
マツコ