【地方】で働く看護師のメリット6選《前編》

「働きやすい！」「空気や水がきれい！」地方で働くメリットを体験談とともに解説

地元で働くか、上京するか、はたまた憧れの地、さらには海外に行くか……。

看護師が活躍できる職場はあらゆるエリアにあります。転職や就職の際、どの医療機関・介護施設等で働くかという職場選びと同時に、どの場所で働くかというのも悩ませるポイントですよね。

そのなかで、“地方で働く”というと、

• 「上京するほどの自信や勇気がまだない」
• 「いつか両親が心配になってから地元に帰ろうかな」
• 「疲れたから地元に帰ってゆっくり働きたい」
• 「家の事情で離れられないから」

といった、ちょっと消極的な理由を思い浮かべるかもしれません。

けれど、実は地方には魅力がたくさん！積極的に地方を選びたくなるような看護師が地方で働くメリットがたくさんあるのです。

この記事では、前編＆後編にわたって地方で働く看護師のメリット6選を紹介します！

就職や転職で、どこで働こうか考える際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

→続く後編では、メリット4～6を紹介！地方ならではの生活しやすさ、魅力について解説します。

メリット1◆働きやすい！

看護師が地方で働くメリットの1つめは、なんといっても働きやすさが挙げられます。

実は、地方の医療機関は看護師の人員が充足している傾向にあり、さらに人の出入りも都心に比べるとおだやかなのです。

つまり、勤続年数が長い中堅層が安定して在籍している可能性が高いのです。

そういう職場は、看護師同士の連携・信頼関係・サポートも上手くいきやすいです。頼れる看護師がたくさんいることで、ストレスがぐっと減りそうですよね。

看護師の数が充足傾向

意外に思うかもしれませんが、都心よりも地方のほうが、看護師の人員は充足しています。

都道府県別にみた人口 10 万人あたりの看護師就業者数は、高知県が一番多く、次いで鹿児島県、佐賀県。一般的には地方と呼ばれる地域の方が、看護師の就業者数が多い傾向にあるのです。

逆に、看護師就業者数が最も少ないのは埼玉県で、次いで首都圏の千葉県、神奈川県、東京都。

職場によるとはいえ、首都圏では慢性的に人手不足で慌ただしくなる職場の様子が目に浮かびますよね。（参考：厚生労働省｜令和２年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況）

地方は人口に対して、医療機関にしっかり看護師の頭数がいて、さらにベテラン層が厚い傾向にあります。どっしり落ち着いて、長く働いている人が多いようです。

【体験談】「頼れるベテラン層が多くて感動！安心感がある」

メリット2◆マリンスポーツやアウトドアを楽しめる！

看護師が地方で働くメリットの2つめは、自然の中でのアクティビティが思いっきり楽しめること。

お休みの日に旅行にいくのとはまた違って、住んでいるからこそ行ける場所・穴場・経験ってありますよね。働きながら、充実した休日を過ごすことができるのが魅力です。

地方ならではのアクティビティを満喫

ダイビングが好きな方は沖縄や離島、スキーやスノーボードが好きな方は北海道など。

休日のたびに、地方ならではの自然豊かな環境の中でアクティビティを満喫できるなんて、とくにアウトドア派の人にとっては理想中の理想なのでは。

一般的な職業では、どうしても職場は都心に集中しがちです。連休などに計画をたてて、年に1、2度、趣味を楽しむという人も少なくないでしょう。

こういった、地方でも本業である看護師として働けるのは、全国に医療機関や介護施設など活躍できる職場がある看護師ならではの特権ともいえます。

 

【体験談】「屋久島や奄美大島でバックアップナース」

バックアップナースとは

このHさんがやっていた「バックアップナース」、どんなものか知っていますか？

バックアップナースは、スーパーナースが行っている寮がついている派遣のこと。

全国どのエリアにいる看護師も登録でき、スーパーナースの雇用の元、自身が希望するエリアの派遣先（病院など）で勤務する仕組みです。

期間は３ヶ月から6ヶ月ごとの契約更新。

夏の期間は南のほうにいってマリンスポーツを楽しんだり、冬の間は地元でゆっくり過ごしたりというような、自由に働く場所を選ぶことができるのが魅力です。

バックアップナースについてより詳しく知りたい＆お仕事を探したい方は、コチラのページをチェック！

バックアップナース

✔バックアップナースのメリット

• 全国にお仕事がある！

常時、全国津々浦々のさまざまな案件を募集しています。なので、自分の趣味や事情にあわせたエリアのお仕事を探すことができます。

• 寮付きなので費用が抑えられる！

住まいは、派遣先（病院）が手配するレオパレス寮や病院寮など。病院から徒歩圏内だったり、セキュリティ面が考慮されていたり、充実した設備だったり、看護師が安心して住める寮を用意しています。

• 給与はスーパーナースが支払うので安心！

スーパーナースが勤怠を把握し、給与を支払います。そのため、残業しても支払われない、有給がとれないといった、よくある労務トラブルで悩むことがないので安心です。

• 職場で困りごとがあっても心強い！

職場でトラブルや、困ったことがあればスーパーナースに相談を。スーパーナースが間に入って、トラブル対応・解決していくことができます。

 

 

※登録完了後マイページにて非公開求人が見られます。

メリット3◆環境が良い！空気や水が綺麗・夜は静か

続いて、看護師が地方で働くメリットの3つめは、地方ならではの環境の良さ。

なんといっても、体が喜ぶのは綺麗な空気や水が期待できること。

また、夜が静かなので、睡眠の質が高まったり、早寝早起きになるなど、健康につながる嬉しい側面があります。

澄んだ空気

東京をはじめ大都心は人口密度が高いので、環境面でストレスを感じやすいです。

とくに、空気については大都心だと「息苦しい」と感じている人も少なくないのでは。

交通やお店などからの排気だけではなく、たばこ、香水をはじめたとした合成香料など。街にはいろんな香りが入り混じっていますよね。

一方で、地方は交通量・人の数・店舗や会社数も違い、生活習慣も比較的ゆったりとしています。その分、比較的空気が綺麗になりやすいです。さらに、自然豊かな環境であれば、空気が「澄んでいる」ことも。

ちなみに、最近耳にすることが増えた「香害」「化学物質過敏症」について、気になりませんか？

「香害」「化学物質過敏症」は、柔軟剤、化粧品類などに含まれる合成香料（化学物質）によってさまざまな健康被害が誘発されてしまうこと。気持ち悪くなったり、咳が止まらなくなったりと、悩む人が年々増えています。ある日突然症状がひどくなることもあるので、他人事ではありませんよね。

都心で満員電車での通勤だと、密接した人の柔軟剤のニオイから逃れることは難しいです。けれど、地方なら車通勤、自転車通勤ということも珍しくありません。

看護師は国家資格であり、全国に働く場所があります。都心にこだわらなくても資格を活かして活躍できるのです。心配な方は自然豊かな地方での勤務を考えてみると良いでしょう。

水、食べ物が美味しい

東京などの大都会でも、美味しい水や食べ物は得られます。けれど、ネット通販したり、自分自身で意識して手に入れる必要があります。

野菜などは、遠いエリアのものだとどうしても時間が経ってしまいがち。さらに、ちょっとお高くつくことも。

その点、地方の自然豊かな環境では、宅配しなくても美味しい水が飲めることも珍しくありません。

また、ちょっと近くで食材を買うときに、その水で育った新鮮な野菜やお米が気軽に手に入りやすいです。水や食べ物は体の基本。できれば、良いものを摂りたいですよね。

 

夜が静かで睡眠の質アップ

環境の面で、都心と地方でガラッと違うのは住人の生活リズム。

地方では、夜はそうそうにお店が閉まり、あたり一体が寝静まる……なんていうエリアも少なくありません。

対して、都心では夜通し開いているお店があったり、ネオンの光がついていたり、車の排気音がうるさかったり。便利な場所に住めば住むほど、ちょっと騒々しかったりしますよね。

夜にお店が閉まる地方では、必然的に早寝・早起きの習慣が身に付きやすいです。さらに、騒音に悩まされることがないとなると、睡眠の質もアップ！

コンクリートジャングルの都心に住んでいて、環境面で疲れている人にとってはもってこいの環境なのでは。

心身ともに健康的になっていきそうですよね。

→続いて、メリット4～6は「コチラの記事」へ。