看護師のホワイトデー「もらって困る物」「正直いらない物」あるある5選
ホワイトデーは、バレンタインのお返しがもらえるので嬉しいですよね。
けれど、なかには看護師の皆さんから不評なお返しがあります。
皆さんは、気持ちだけでも嬉しいから、と言いたいところですが、思わず「……」となってしまったことはありますか?
贈る側は「喜ばれる」と思って選んだのでしょうが、控室の様子や看護師の心の内はわからず。いまいちズレてしまっている物をチョイスして、困らせていることあります。
この記事では、看護師の皆さんがホワイトデーにもらって困る物、正直いらない物を、体験談とともに紹介します!
看護師の皆さんは「わかる、それは困るんだよね」と共感できるのではないでしょうか。贈る側は、ぜひ参考にしてみてください!
→もらって嬉しい物あるあるは、コチラの記事をチェック。
もらって困る物あるある1◆生の菓子
生ケーキ、和菓子など。なるべくその場、その日のうちに食べないといけない生菓子をいただくと、正直困ってしまうという看護師が多数。
さらに、切り分けが必要な生ケーキ、ロールケーキ、羊羹などは不評です。
生ケーキ、切り分けは誰が?
- Uさん 20代後半 地域密着型総合病院外来勤務
- ホワイトデーに、生のホールケーキをいただいたことがありました。切り分けが必要な生ケーキは、本当に面倒くさいです。
誰かが包丁で切り分けなきゃいけないのですが、控室に流れる「誰が切り分ける?(新人やれ)」という空気も苦手。
しかも、持ち帰れないので食べて帰らないといけないので。
足がはやい和菓子
- Sさん 30代前半 混合外科病棟勤務
- ホワイトデーはいくつもお菓子をいただきます。だから、その日に食べないと痛むものは、避けてほしいなと思いますね。
和菓子は好きなのですが、食べたいクッキーなどがあっても優先的に和菓子を食べなくてはいけないので、気分ではない時はちょっとしんどくて。
和菓子の差し入れは、できればホワイトデーではない別の日にお願いしたいです……。
見た目としては、生ケーキはテンション上がります。けれど、それはお店や自宅で食べるとき。職場ではちょっと困ってしまいますよね。
また、ケーキも和菓子など、その日に食べないといけない生の菓子は不人気。
わがまま言うつもりはありませんが、ホワイトデーのスイーツは「個包装」「日持ちする」「持ち帰れる」のがベストですよね!
もらって困る物あるある2◆フルーツ
お中元、お歳暮など、お世話になっている目上の方への贈答品としても人気の高級フルーツ。
金額も値が張り、味は格別。
けれど、「ここは病院なんです……」と迷惑がっている看護師が多数。
食べるまでの手間
- Sさん 40代前半 透析病院勤務
- ホワイトデーに果物をいただいたことがあります。贈ってくださった方からすると「お菓子よりはヘルシーだから」というチョイスだったのかもしれませんが、けっこう困り物。
洗わないといけないし、カットが必要なものもあるしで。バタバタしている病院には不向きなんですよね。
誰が持ち帰るか気を遣いがち
- Bさん 20代 急性期病棟勤務
- 高級フルーツのかご盛りをいただいたことがあったのですが、その場で食べられず。誰が持って帰るかで気を遣ったので、困りました……。
熟すタイミングや鮮度が命のフルーツ。選んでくれた人は、その日にお店に足を運び、高い金額を支払ったことでしょう。
けれど、看護師の現場はバタバタして余裕がありません。フルーツは難しい!
もらって困る物あるある3◆ハンドクリーム
「ハンドクリームは、女性はみんな好きだし必需品」
そんな風に思って、無難だとホワイトデーのお返しや、ちょっとしたギフトに贈りがちのハンドクリーム。
でも、意外と人気がないんですよね……。
家にたくさんある
- Tさん 20代前半 整形外科勤務
- ハンドクリームは、異動する方や退職時の送別のプレゼントでももらうことが多くて、正直余っています。
物なら、意外とリップクリームはもらったことないので、透明なリップクリームとかの方が嬉しいかな。
香りがNG
- Hさん 30代 回復期病棟勤務
- ニオイが結構キツイハンドクリームは、正直、使えないです。好みもあるし、香りがあるものは仕事中にはNGですし。
いただくなら無香料がいいです!
使うたびに顔が浮かびがち
- Yさん 50代前半 健診センター勤務
- ハンドクリームは、使うたびにくださった方の顔を思い出してしまうんです。
使い終わるまでわりとずっと気になるし、気を遣ってしまいます。できれば、みんなで分けれて、食べればなくなるお菓子などのほうが嬉しいです。
ホワイトデーのお返しとして、男性からすると良い選択だと思ったハンドクリームが、実は不人気。かなしいですね。
やっぱり、王道なものをチョイスするほうが無難です!
もらって困る物あるある4◆ハンカチ
ハンカチも、看護師からすると「もらうと困る物」。
え?ハンカチなんていくつあってもいいんじゃないの?と思うかもしれません。しかしながら、ずっと形に残る物って、ホワイトデーのお返しとしては難しいんです。
趣味じゃない
- Tさん 20代前半 整形外科勤務
- ハンカチは、ほぼ使わなくなるのでできればもらいたくないです。
もちろんデザインが可愛いかったり好きなブランドのものだと嬉しいんですが。趣味じゃない物の方が多いんですよね。
看護師みんな、それぞれ色々な好みがあるので、ハンカチは難しいと思います。
ホワイトデーのお返しは、食べ物などの消え物がいい気がしますね。
永遠に残る
- Aさん 20代 急性期病棟勤務
- 私は、ハンカチはずっと残るから要らないです。形として残るものは、恋人からや、家族からならいいのですが。
見るたびに、職場でのツライ記憶まで思い出してしまうので、ハンカチをはじめ、形に残るものはあまり欲しくないです。
万人受けすると思って選んだデザインであっても、ほんとうにハンカチは難しいです。
「このフリルが甘すぎて私じゃない」「色が好きじゃない」「柄がダサい」「このブランド学生っぽくて無理」など、それぞれに好みがあるのです。
また、アイロンが不要なタオルハンカチしか使わない、という人もいたりして、女性のハンカチ事情は多種多様。
ホワイトデーのお返しとしては、避けたほうが無難です。
もらって困る物あるある5◆コンビニで調達
ホワイトデーのお返しで、明らかに病院のコンビニで買ってきた物をいただいた時。
(忘れてた?)(私たちへのホワイトデーに手間をかけたくないと思った?)など余計な思いが頭をよぎりがち。
「ありがとうございます」とお礼を言いつつ、素直に喜べずちょっと困ってしまいますよね。
独身の医師がやりがち
- Sさん 30代前半 混合外科病棟勤務
- 時間がなくて病院のコンビニで買ったんだろうなとわかるホワイトデーのお返しは、完全にアウトですね(笑)。
これは独身医師に多いです。結婚している医師は奥さんがちゃんと用意されるので。
忙しい中でも、買いに行ってくれたのはとても嬉しいのですが、せめて院外で買ってきて欲しいと思ってしまいます。
ホワイトデーのお返しに内心ワクワクしていた分、「えー!何それ!」となってしまうんですよね。
院内のコンビニで売っているホワイトデーギフトだと、あきらかに皆気付いてしまいます。
贈り物は、相手を思って選んでくれたかが大切ですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
看護師の皆さんがもらって困る、ホワイトデーあるある5選を紹介しました。
皆さんは、「なんでこれなの?」という困った贈り物をいただいたことはありますか?
選んでくれた気持ちを考えるとありがたいのに、控室で面倒なことになったり、使えない物だと困ってしまいますよね。
この記事で紹介した物は、多くの看護師にとっては「わかる!」と共感できる物だったのではないでしょうか。一方、「私はそれ嬉しいよ!」という物もあったかもしれません。
人によっては好みはそれぞれ。「へー、いらないと思っている人はこう思っているんだ」と他人を理解するきっかけにしたり、贈る側の方もぜひ参考にしてみてください。
お仕事の休憩中や通勤時間に、この記事がちょっとした息抜きになれば幸いです!
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スーパーナース編集部
看護師の働き方を支援して30年の株式会社スーパーナース。
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