こんにちは!
看護師さんならきっと誰もが一度は悩んだことはあるのではないでしょうか?
「職場を退職したい、辞めたいけれどなかなか辞めさせてもらえない」
という問題。
昨今の医療現場は、慢性的な人材不足が叫ばれており
退職したいと申し出ても引き留めにあってしまってなかなか辞められない。
そんな状況にある看護師さんが少なくありません。
そんな看護師さんのために、
今日はできるだけ円満に退職ができる方法を5つ紹介したいと思います。
1 まずは退職する時期を明確に決める、強い意思をもつ
実はこのことが、退職を進める上で一番大切かもしれません。
「もう今の職場を辞めたい!」
そう思っているのであれば明確に退職の時期を自分の中でまず決めましょう。
ぼんやりといつか辞めたいなぁと思っているだけでは、なかなか実行できません。
辞めたいという気持ちがありながらも、ずるずると居続けてしまって後で後悔している。
そんな看護師さんも少なくはありません。
辞めたいという気持ちがあるのであれば、
退職する時期を自分で決めて強い意思をもち、
その時期を目標に退職できるように動いていきましょう。
2 引き留めづらい退職理由を考える
退職理由が「なんとなく」や「疲れている」だと引き留められやすいです。
そのため退職を申し出る前に引き留めづらい理由を事前に考えておきましょう。
定番ですが
- 「結婚のために引越しをする」
- 「既に転職先が決まっている」
- 「留学をする」
などの理由は引き留められにくいです。
私も、留学のためといって退職を切り出したところ、師長さんに応援してもらえて
円満に退職することができました。
「私にはそんな理由が何もない」そんな看護師さんにおすすめなのが
スキルアップ、キャリアチェンジのために退職したいという理由です。
例えば、小児科がない病院に勤めているのであれば小児科のある病院で働きたい。
もしくは小児科専門の子ども病院で働きたいなど。
その他にも、
訪問看護に進みたい、
3次救急をやりたい、
老人ホームや老健などの老年期看護を極めたい
など今の職場では経験することが難しいことを理由として伝えると
スムーズに退職理由として受け入れてもらえやすいです。
3 周りから少しづつ固めていく
これは、職場の人間関係やパワーバランス次第にはなります。
少しづつ「退職したい意向」を匂わせておく作戦です。
例えば、いきなり師長さんに伝えるのではなく、
主任さんやリーダークラスの方にいつ頃に退職したいかを相談しておいたり、
それとなく今後のキャリアについて話しておいたり。
この人は辞めることを考えているんだなとわかってもらえた方が話がスムーズに進むことがあります。
この場合は、誰に伝えるのかが非常に重要になってきます。
職場の関係性によっては逆に誤解が生じてトラブルになることもあり得るので、よく状況を見て判断してくださいね。
4 早めの時期から交渉をする、タイミング
伝える時期については、職場毎に差があるため一概には言えませんが、
師長さんとの面談があるタイミングなどで早めの時期から退職の意向を伝えておくことが重要です。
大学病院等は、早めの意向調査があったりするので1年前から伝えておかなくてはいけないという職場もあったりします。
切り出し方や、タイミングが難しかったりしますが
評価の面談など2人きりになれる、静かに落ち着いて話せるときに話をしてみるといいでしょう。
また実際に同じ職場で、すでに退職された方にいつ頃退職の意向を伝えたのか?
いつ頃伝えるのがベストか?
など相談してみるのもいいかもしれませんね。
5 伝え方を工夫する
自分の中で辞めることに迷いがあったり、迷惑がかかるのに辞めていいのかな?
と考えていると相手にも伝わり強く引き留められる結果になってしまうことが多いです。
辞めると決めたのであれば、強く辞める意思をもって伝えましょう。
あなたが辞めることで確かに現場は人手が少なくなるので大変になるかもしれません。
それでも現場はなんとか回ります。
後から「本当は辞めたかった」と恨み言をいっても辞めない選択をしたのは自分です。
組織はあなたの人生の責任をとってくれません。
しっかり、そしてはっきりと自分の意思を伝えましょう。
なかなか退職できず、自分が思っていた退職時期より半年ほど遅くなってしまったことがありました。
今思うと、自分自身がしっかり辞めると決心できていなかったのかなと思います。
しっかり退職することや、退職する時期を決められてないと、どうしても引き留められやすいです。
後ろ髪引かれる思いになってしまうこともあるかと思いますが、
辞めると決めたのであればハッキリと意思表示をして退職の段取りを進めていきましょう。
ぜひ今日紹介した5つの方法も参考にしていただければと思います。